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ホームページ制作の見積もり相場を内訳10項目や計算方法から解説!

制作費用

更新日:2023.03.23
公開日:2021.12.10

ホームページ制作の見積もり相場を内訳10項目や計算方法から解説!

 

ホームページ制作やリニューアルを検討しているなかで、

 

「見積もりという言葉が頻繁に出てくるけど意味がわからない…」
「見積もりの内訳について知りたい…」

 

など、見積もりについて悩む方も多いのではないでしょうか。

 

そこで本記事では、ホームページ制作時の見積もりについて「10項目の内訳」を徹底解説していきます。

 

ホームページ制作で数多くの実績があるTRASPが、見積もりを安くするポイントや計算方法について解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!

 

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ホームページ制作の見積もりとは?

ホームページ制作の見積もりとは?

 

ホームページ制作における見積もりとは、ホームページの制作費用を事前に計算した書面のことをいいます。本契約を行う前に確認する書面となり、費用や内訳が適正であるかを確認することが目的です。

 

一般的に費用といえば「ホームページ制作50万円〜」のように表記されますが、いくつもの内訳の項目一つひとつに料金が設定されており、50万円は各項目の合計費用となっているのです。そのため、制作会社にもらう見積もり書には、内訳まで記されています。

 

したがって何の項目に対していくら払うのかを知るためにも、見積もりはホームページ制作で欠かせません。

 

ホームページ制作の料金相場について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

 

 

ホームページ制作の見積もり内訳10項目

ホームページ制作の見積もり内訳10項目

 

ホームページ制作の見積もりは、以下の10項目から成り立ちます。

  1. 企画費用
  2. サイト設計費用
  3. 進行管理費用
  4. システム構築費用
  5. SEO対策費用
  6. デザイン費用
  7. コーディング費用
  8. ライティング費用
  9. 撮影費用
  10. サーバー・ドメイン費用

ここでは各項目についての、具体的な内容や費用相場を解説していきます。

 

1.企画費用

企画費用とは、ホームページ全体の企画を考える費用のことです。

 

依頼した会社の現状分析から行い、コンセプトや方向性を決めることが目的となります。
ホームページ制作でまず最初におこなう重要な工程のため、企画をおろそかにすれば理想とするWebサイトは実現できません。

 

そのため制作会社とはしっかり話し合い、ホームページの軸を決めていきましょう。

 

2.サイト設計費用

サイト設計費用とはサイトマップやワイヤーフレームなど、ホームページ制作の設計を行うための費用です。

 

サイトマップはホームページの構成を示したものをいい、ワイヤーフレームはホームページの設計図のことをいいます。

 

制作会社によっては「進行管理費用」に含まれている場合もありますが、費用の相場は5〜20万円です。

 

制作するページ数によって価格が変動するため、少ないページであれば費用を抑えられます。

 

3.進行管理費用

進行管理費用はディレクション費用とも呼ばれ、ホームページ制作の進行を行う「Webディレクター」にかかる費用です。見積もりの金額の相場は、合計金額の10%〜20%

 

Webディレクターの仕事内容は多く、ホームページ制作には欠かせない存在となります。

Webディレクターの仕事内容

  • 進行管理
  • 定例ミーティング
  • 提案書作成
  • デザインコンセプトの提案
  • サーバー構成所

進行管理をはじめ、依頼主とやり取りを行うのも基本的にWebディレクターの仕事です。定期的なミーティングを行うことも多いため、かかわることが多いと考えておきましょう。

 

また制作費用の大枠をしめることから費用を抑えようと考えがちですが、重要な項目のため費用は削減しないことをおすすめします。

 

むしろ進行管理費用がない契約の場合は、ホームページのクオリティが低くなやりすいため注意が必要です。

 

4.システム構築費用

システム構築費用は、ホームページに機能を実装するための費用です。

 

実装する機能例はこちら。

  • お問い合わせフォーム
  • 予約フォーム
  • 商品検索
  • SSL導入
  • カート機能
  • リダイレクト設定

多くの会社に必要なお問い合わせフォームなどのシステムであれば、導入費用の相場も10万円〜と比較的安い傾向にあります。

 

しかし専門的な機能になると数十万〜数百万という価格帯になるため、導入前には依頼する制作会社に確認しましょう。

 

システムの構築費用は、機能を求めない場合は不要な項目となります。そのため本当に導入すべきかを判断することが重要となります。

 

5.SEO対策費用

SEO対策費用は検索エンジンに向けた対策を行い、ホームページのアクセス増加を目的とした費用です。

 

対策内容はホームページのアクセス解析や競合サイト分析、キーワード設計、リスティング広告など、Webマーケティング全般。
なぜなら、Webマーケティングの施策は全体の関わりが大切だからです。キーワードだけを対策しても、結果は出ないのです。

 

費用はホームページの規模や対策するキーワード、広告入稿の有無によって価格が大きく変わると認識しておきましょう。
特にリスティング広告などは費用をかければキリがないため、アクセス数やコンバージョンを見ながら、計画を練りましょう。

 

また、例えば「Webマーケティング」という検索数の多いキーワードは検索上位の表示が難しく、対策費用も高くなりますが「Webマーケティング 転職 未経験 20代」のように検索数が少ないキーワードであれば、検索上位に表示させやすく、対策費用も比較的少額です。

 

SEO対策は月額制の場合も多いため、毎月費用が発生する点には注意をしましょう。

 

6.デザイン費用

デザイン費用はホームページ全体のデザイン制作や、動作に関する作業の費用です。

 

Webデザイナーが担当するため、有名なデザイナーであれば費用は高く設定されています。

 

デザイン費用の内訳はこちら。

  • トップページのデザイン
  • 下層ページのデザイン
  • UI/UXの設計・実装

基本的にページ単位で費用が発生する仕組みとなり、トップページのデザインで相場が5〜10万円、下層ページになると費用も少額になります。

 

また依頼内容によっては会社のロゴやイラストなどの画像を制作する場合もありますが、別途でデザイン費用が必要です。

 

7.コーディング費用

コーディング費用はHTML・CSS・JavaScriptなどのプログラミング言語を活用し、ホームページのコーディングを行う費用です。

 

扱う言語やページ枚数によって費用が変動し、トップページのコーディングの相場で1〜5万円となります。
下層ページであればトップページの半額程度が目安となるでしょう。

 

また、サイトを作り込めば作り込むほど費用は高くなっていきます。

 

さらに近年では、スマホの利用者が増えていることからスマホ版に合わせて表示させる「レスポンシブデザイン」が一般的です。
費用は無料のものから、コーディング費用の2倍までと幅が広いため、制作会社に確認しましょう。

 

8.ライティング費用

ライティング費用は、ホームページ内の原稿を執筆する際にかかる費用です。

 

商品を販売するホームページであれば商品説明欄、採用サイトであれば会社紹介など、まとまった文字を記載する箇所のほか、トップページや広告に掲載するキャッチコピーも該当します。
なぜなら、短い言葉で強い印象を残すキャッチコピーは、一目で会社の魅力を伝えるために非常に重要となるからです。

 

またコンテンツとして本格的な記事を制作する場合には、SEOに特化したプロのライターへの依頼も行います。

 

相場は1ページ1万円〜となり、実績のあるライターほど文字単価が高くなるため5〜10万円が必要です。

 

制作会社によっては社内でライティングスキルやコピーライター実績のある人材がいるなど、ライターの外注がなかったり、デザイン・コーディング費用に含まれたりすることがあります。どれだけ力を入れるか次第で予算が変わるでしょう。

 

9.撮影費用

撮影費用は、ホームページに掲載する写真や動画の撮影を依頼する場合に発生する費用です。

 

撮影を行うページこちら。

  • 企業や店舗の内観・外観写真
  • 代表のあいさつ
  • スタッフの紹介ページ
  • サービス・商品の紹介ページ

span class=”ed_bold”>相場は1日2万円〜となり、ドローンなど特殊な機材を活用したり加工や編集を行う場合は別途で費用が発生します。

 

またすでに写真を持っている場合は素材写真として提供が可能なため、費用を抑えられる項目です。

 

10.サーバー・ドメイン費用

サーバー・ドメイン費用とは、ホームページを新規で制作したりリニューアルする場合に発生する費用です。

サーバーとは

インターネット上のホームページデータを保管する場所、ユーザーが検索した際に該当するページを表示する

ドメインとは

URLの1要素となり、ホームページの住所を表すもの

サーバー・ドメインはホームページを公開する際に必要な維持費用となり、月額か年額で費用が発生し続けます

 

制作会社がサーバー・ドメインを管理している場合もあれば、依頼主が自ら契約する場合もあります。自ら契約する場合には見積もりから除外できる項目のため、事前に確認しましょう。

 

維持・管理・運用費について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

 

 

ホームページ制作の見積もり計算方法3パターン

ホームページ制作の見積もり計算方法3パターン

 

見積もりの総額費用は3パターンの算出方法があるため、制作会社によって異なります。

算出方法

  1. 項目別の計算
  2. ページ別の計算
  3. 工数別の起算

方法ごとに特徴があり、優劣は存在しません。

 

また細かい金額を決めるのは制作会社となるため、複数の会社や算出方法で比べることが最適な費用の選び方といえるでしょう。

 

1.項目別の計算

項目別の計算は、見積もりに記載されている項目ごとに単価が決められている場合の算出方法です。

 

項目別の単価を合計することで、総額費用が算出できます。

項目別の計算例

  • サイト設計費用:10万円
  • SEO対策費用:10万円
  • デザイン費用:5万円
  • 総額費用:25万円

見積もりを確認するだけで費用を判断できる点が、項目別のメリットです。

 

ただし作業に対する費用が決められているため、後から追加作業を行う場合は再度見積もりを行う必要があります

 

そのため事前に作業内容やボリュームを確認し、追加作業が発生しないように意識しましょう。

 

2.ページ別の計算

ページ別の計算は、制作するページごとに単価が決められている場合の算出方法です。

 

項目別と同じく、ページごとの単価を合計することで総額費用が算出できます。

ページ別の計算例

  • 1ページあたり3万円
  • 10ページ制作
  • 総額費用:30万円

ページ別では「1ページあたり◯万円」のほかにも、「5ページまでが◯万円」などのケースもあります。

 

特徴も項目別の計算と同じため、事前に作業内容は確認しましょう。

 

3.工数別の計算

工数別の計算は、働くスタッフの単価と作業にかかる工数を導き出し「工数×単価」から算出する方法です。

 

ほかの計算方法と違い、各項目の単価が決められているわけではありません。

工数別の計算例

  • スタッフ単価:1日5万円(1人あたり)
  • 作業にかかる工数:20人日
  • 100万円(総額費用)=5万円(スタッフ単価)×20人日(作業にかかる工数)

工数別の計算は作業にかかる日数で算出するため、後から追加作業を行う場合でも柔軟に対応できます

 

ただし項目ごとの費用が不明確な状態となり、何に対していくら払っているのかをわかりづらい点がデメリットといえるでしょう。

 

ホームページ制作の見積もりで注意するべきポイント

ホームページ制作の見積もりで注意するべきポイント

 

ホームページ制作の見積もりでよくある失敗が、しっかりと内容を確認しなかったことで、後にたくさんの追加作業が発生することです。

 

また価格だけで判断したところ、想像より低いクオリティになってしまうこともあります。

 

ここでは、ホームページ制作の見積もりで注意するべきポイントについて、詳しく解説していきます。

 

具体的な提案内容を確認する

ホームページ制作の見積書では、具体的な提案内容を確認することが重要です。

 

一般的な見積書には、各項目名と費用の数字しか記載されていません。そのため提案内容まで把握し、項目の作業内容やボリュームを知る必要があります

 

仮に具体的な提案内容を知らないままだと後から追加作業が発生することも多く、見積もり以上の請求となる可能性があるため注意をしましょう。

 

なかにはホームページ制作後の修正は、一切受け付けていない制作会社もあります。

 

また要望の食い違いも起こりやすいため、どのようなホームページができあがるのかを自分自身でしっかりイメージすることが大切です。

 

見積もりの価格だけで判断しない

ホームページ制作において、総額費用は重要な判断材料になります。そのため見積もりの価格だけで依頼先を決める方もいらっしゃいますが、価格だけでは判断をしないようにしましょう

 

なぜなら「価格が安い・値下げをする」が優良なホームページ制作会社とは限らないためです。

 

むしろ極端に安い金額や、大幅な値下げを行っている制作会社は怪しいといえます。
なぜなら、まだ駆け出しの制作会社で、できるだけ多くの実績を積みたいだけのために相場より大幅に安い金額で低クオリティな制作をしている可能性もあるからです。
もし、すでに多くの実績を残している優良な制作会社であれば、大幅な値下げを行うことは少ないでしょう。

 

したがって見積もりの価格だけで選定するのではなく、制作会社の実績や相性など、トータル的に判断することが重要です。

 

ホームページ制作の見積もりを安くする3つのポイント

ホームページ制作の見積もりを安くする3つのポイント

 

ホームページの見積もり費用は、下記の3つのポイントをおさえておけば安くできます。

  1. ページ数を最小限にまとめる
  2. デザインの素材を用意しておく
  3. 不要な項目を除外する

こちらでは、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

1.ページ数を最小限にまとめる

ホームページ制作費用の見積もりは、ページ数が多ければ多いほど金額も高くなります。
そのため、可能な限りページをまとめて最小限のページ数におさえることで、費用を安くできます。

 

たとえば、会社情報のページ。
以下の情報を掲載するページを分けずに一ページにまとめることで、見積もり金額を安くできます。

 

  • 代表の挨拶
  • 沿革
  • 企業理念
  • 会社情報
  • アクセス

 

ただし、SEO対策を活用するような集客につながるページの場合は、慎重に判断するようにしましょう。

2.デザインの素材を用意しておく

デザインに必要になる以下のものをあらかじめ用意しておくと、費用を安くすることができます。

  • 写真
  • イラスト
  • 画像
  • ロゴ
  • テキスト

 

デザイン費用は見積もりのなかでも費用が高くなりやすいため、可能な部分は自社で対応することをおすすめします。
少しでも費用を安くするためには、積極的に協力することが重要なポイントに。

3.不要な項目を除外する

ホームページ制作の見積もりを安くするためには、不要な項目を依頼から除外しましょう。

 

たとえば、ホームページの更新作業を簡単にできる投稿機能(CMS)の導入や、問い合わせフォームの実装などにかかる「システム構築費用」という項目がありますが、何でもかんでも機能を追加することはおすすめしません。

 

もちろんセキュリティ対応やリダイレクト設定など、運用に必要な機能は重要です。しかし機能として活かしきれないものであれば、システム開発が必要になるため、わざわざ依頼するのは無駄な費用といえます。

 

また「サーバー・ドメイン費用」も、業者に依頼せず自社で管理すれば依頼内容から除外できるでしょう。

 

このように不要な項目を除外するだけで、数万〜数十万の費用が削減できます。ホームページの目的を明確化しておくと本当に必要な機能の取捨選択が行えるため、事前に準備をすることが大切です。

 

クオリティやアフターフォローの面では不安要素もありますが、制作会社ではなく、個人・フリーランスへの依頼も費用を抑えるために有効です。メリットやデメリットについてはこちらの記事をご覧ください。

 

まとめ

本記事では、ホームページ制作の見積もりについて10項目の内訳を徹底解説してきました。

 

情報量が多いため、実際に見積もりを受けるタイミングで再度確認しましょう

 

また依頼をするにあたっておすすめのホームページ制作会社を知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

 

 

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