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ホームページを制作する目的とは

制作ガイド

更新日:2023.03.30
公開日:2021.02.03

 

ホームページの制作で最も大切なことは、目的を明確にすることです。

まず、ホームページを制作したいと思った要因は何か挙げてみてください。

企業の場合、企業の認知拡大や販売促進などのためにホームページの制作を考える方が多いのではないでしょうか。

 

しかし、そこで何となくホームページを作って成果が出るほどホームページは簡単なものではありません。

そのホームページで何を行いたいのかを明確にすることが大切なのです!

今回は、ホームページを制作する目的についてご紹介します。

 

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なぜ目的設定が必要なのか

目的を具体的に設定せずにホームページの制作を行うと様々な問題が起こる場合があります。

 

1、誰に向けて、何を提供している企業か不明になる

目的を具体的にせずホームページ制作を進めてしまうと、良いと思った内容全て追加してしまいたくなります。

すると、誰に向けての内容なのか、本来何をホームページの訪問者に伝えたいのかが見えなくなってしまいます。そして結果的に何を提供している企業か分からない、ということになってしまうのです。

 

誰にどのような内容を伝えたいのか、明確な目的を決めてそこから必要な内容を準備することが大切です。

 

 

2、制作会社と相互伝達できず理想のホームページにならない

目的が決まっていないということは、意思がないと同じこととなります。

そのため、制作を依頼された会社側も明確な目的がない場合、どう進めるべきか分からないため制作をすることが困難となります。

 

写真を選んだり、ホームページの雰囲気を決めることや、誰に向けてのホームページなのかを定めることなどは、先の目的が決まっていないと困難です。また、内容を考えることや、ホームページ全体のレイアウト、キーワードの設定なども、結果的にそのホームページにどのような成果を求めるのかが重要となってきます。これら全てが曖昧なままだと制作会社も困惑してしまいます。

 

先述したように、何となくホームページを作って成果が出るほどホームページは簡単なものではありません。しっかりとした目的を制作会社に伝達する必要があります。

 

 

3、内容が定まらず訪問者に届けたい情報が届かない

具体的な目的が決まっていないと、思いつきで何でも内容を追加してしまいます。

 

必要な内容の場合は追加しても問題ないですが、目的が決まっていないと必要のない内容も増やしてしまいがちです。

そして、ホームページ全体の構成がバラバラになってしまいます。

 

目的から逆算を行って必要な内容をあるべきところに設定して導くことが大切です。

 

 

4、成果を得るための分析や改善など適切な施策が考えられなくなる

ホームページは制作をして公開しているだけでは成果を得ることは難しいです。

制作後にアクセス解析や訪問者の傾向分析を行い、ホームページの改良をしていくことが重要です。

 

しかし、目的もなく制作したホームページでは、内容がバラバラで目的も定まっていないため十分な分析も出来ず、明確な方針が立てられないという悪循環に陥ってしまう可能性もあります。

 

公開後のホームページの改良の見方からも、最初に定める目的の設定は影響してきます!

 

 

ホームページを制作する目的とは

ホームページを作成する目的は様々あります。

 

1、企業や店の認知拡大のため

企業や店の存在を多くの方に知ってもらうため、最低限の情報を伝えることを目的としたホームページです。

ほとんどの企業のホームページがこのタイプとなります。企業や店の名前、運営している人の情報、住所や連絡先、事業の内容などが公表されていることが多くなります。

 

 

2、販売促進・集客、お問合せ受付のため

先述の企業や店の認知拡大が、知ってもらうことを目的としているのに対して、販売促進・集客を目的とする際には、実際に問い合わせが来たり、商品やサービスなどを購入してもらったりと、訪問者からの電話やメールでの質問や問合せなど具体的な行動に繋がるように制作したホームページもあります。

 

既存の営業体制が、広告出稿から電話での問合せ受付という流れの企業は、このようなホームページを制作することで成果が出やすくなります。

 

 

3、パンフレットや資料、サンプルの請求のため

商品のパンフレットや資料、商品サンプルの請求を目的としたホームページとなります。

 

無料であったり割引価格で商品サンプルの申込みを行えるようにしたり、商品やサービスの販売を最終の目的としながら、初めて購入する訪問者の抵抗感を少なくするために、サンプル請求を目的としてホームページ制作をすることが多いです。先述の商品やサービスなどの販売のためのホームページと比較すると成果が出やすいと考えられます。

 

また、商品やサービス内容が多い企業や店の場合は、パンフレットや資料代わりとして、ホームページを使うこともあります。ホームページの訪問者が確認したり、営業手段としても使用することも可能です。

 

 

4、情報を提供するため

ホームページの訪問者に役立つ情報を載せる事を目的とします。

しかし、インターネット上には無料で見られる情報が多くあるため、ただ情報を提供するだけでは、商売に繋がることは少ないです。

 

 

5、リストを取得するため

メールマガジンに登録してもらったり、名前や住所などの連絡先を入力済みの方に資料を送ったり、前もってメールアドレスや申込者の情報を取得しておくためにホームページを制作する場合もあります。

 

 

6、求人のため

求人を目的としてホームページの制作を行う場合が増加しています。

販売促進・集客との大きな違いは、就職や転職希望者へ訴えるように制作することとなります。

必要となる内容が、認知拡大や販促・集客の際とは違ってきます。

 

 

ホームページの制作目的は詳細に計画することが重要

ホームページを制作する目的についていくつかご紹介してきました。

 

しかし、ご紹介したような企業の認知拡大や販売促進などの制作目的だけでは成果を出すことは困難となります。ホームページの制作目的とは、ホームページのデザインや内容、各種システムの仕様に関わってくるのです。そのため、ホームページを制作する前に、必ず目的を詳細に定める必要があります。

 

しかし、多くの企業では間違えたホームページの制作目的を定めている場合があります。まず、どのような顧客に向けたホームページなのかによって伝える内容は変わってきます。

 

例えば、競合他社よりも価格的に利点の大きな会社の場合は、自社の製品の価格の安さを見て興味を持たれたり、お問い合わせをしてくれたりすることなどが考えられます。この場合は、顧客は価格の安い商品を求めているということになります。そのため、ホームページの内容としては、価格の安さとその根拠について浮き出しにすることが効果的となってきます。

 

ページ内で価格の安さが特徴であることを大きく浮き出しにして、更にはトップページや訪問者が確認しやすいページなどにそのページへのリンクを載せることで、自然に訪問者をそのページへと誘導することが出来ます。

 

このように、ホームページの制作目的を詳細に計画することで、内容やデザインで確実に効果的なものを制作することが出来るのです!

 

まとめ

ホームページの作成において、制作する目的を明確にしておくことはとても重要となります。

 

今回ご紹介したように、企業の認知拡大のためにホームページを制作するのと、集客のためにホームページを制作するのとでは、アプローチの仕方やプランが大きく変化してくるためです。

 

そのため、ホームページの制作を考えている方は、目的を明確にさせてから取り組むことが大切です。また、ただ目標を明確にさせたからと言って成果を出すことは困難となります。

 

ホームページの制作目的とは、デザインや内容、各種システムの仕様に関わってくるため、制作する前に目的を詳細に計画することが最も重要となります。

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