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採用担当者必見!求人ホームページ制作で会社の魅力を伝える方法

制作ガイド

更新日:2023.04.02
公開日:2020.09.15

 

コロナ禍において雇用情勢が激動するなか、少数精鋭で粒がそろった人材を採用したいと考えるのであれば、採用に特化した求人ホームページの制作が効果的です。しかし通常の企業ホームページと求人ホームページには、どのような違いがあるのかがよく分からない人もいるのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、求人ホームページが必要とされる理由、そしてどのような考えのもと制作をすすめるといいのかを解説します。

 

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求人ホームページを制作する上での考え方

 

企業サイトとは別に求人ホームページを制作することには、どのような意味があるのかをまず考えてみましょう。

 

景気が上向き、売り手市場が続いていましたが、コロナ禍により雇用情勢も一変しています。新卒採用を見送る大手企業も増え、経営状況が悪化するなか有効求人倍率も低下しました。

 

これからどう状況が変化するのか分からないなか採用活動を行うのであれば、大量一括採用ではなく、少数精鋭で粒をそろえたいと考える企業も多いのではないでしょうか。そのためにはできるだけ効率よく、かつ優秀な人材を見つける方法を考える必要があります。その手段のひとつが「求人ホームページ」です。

 

求人ホームページは、単純にエントリー数を増やすことを目的とはしていません。むしろエントリー数は絞り、しかし応募者のクオリティーを上げることを重視しています。

 

求人ホームページで自社のことを応募者によく知ってもらい、マッチすると思う人材にだけ応募してもらえれば、選考にかける時間や採用コストを抑えつつ、優秀な人材の獲得が可能になるのです。

 

就活・転職サイトや企業サイトとの違いは?

 

人材雇用を考えたとき、就活・転職サイトを活用する、企業サイトに採用ページを作成するのと、求人ホームページを制作するのとではどのような違いがあるのでしょうか。

 

就活・転職サイトよりも自由度が高い

就活・転職サイトを活用するのは、もはや人材獲得には欠かせない手段になったと言えます。実際に多くの企業が、そのようなサイトを利用しているのではないでしょうか。

 

就活・転職サイトは求職者も多く利用するため、エントリー数を増やすのには適していると考えられます。しかし企業側としては、他社との差別化がしづらいことが問題です。

 

それは就活・転職サイトは、掲載できる情報があらかじめ決められていて、テンプレートに沿って内容を埋めていくことしかできず、また文字数にも制限があるため自由度が非常に低いためです。

 

求人ホームページであれば、自社のカラーを前面に押し出したコンテンツを自由に制作して求職者にアピールできます。自由度の高さは、自社で求人ホームページを制作するメリットのひとつです。

 

企業サイトと求人ホームページでは訴求先が異なる

コーポレートサイトを制作するときに、あわせて採用ページを設けている企業は多く見られます。1ページだけ作っておいて、採用年度や募集内容だけをその都度変えて運用している企業も多いのではないでしょうか。

 

しかし企業サイトと求人ホームページでは、訴求先が異なるため、効率的な採用活動は行えません。一般的に企業サイトは、その企業の概要や事業内容について知りたいと思っている人に情報を届けるためのものであり、求職者に訴求する内容とはなっていないことがほとんどです。

 

採用を目的とするのであれば、事業内容についても、その企業で働きたいと思える魅力を伝える内容にしなければなりません。企業サイトと採用サイトでは、そもそものターゲットが異なるため、分けて制作するほうが効果的です。

 

求人ホームページは求職者が企業カラーを知るためのもの

 

インターネットが普及したことにより、人が購買行動を起こすときに、「検索・比較・検討」が入ったことは知られていますが、これはなにかモノを購入するときに限ったことではありません。旅行に行くとき、論文を書くとき、料理をするときでさえ、とにかくまずは「ググる」というのは、もはや当たり前の行動になりました。

 

そしてそれは、就職先を検討するときも同じです。応募を検討する企業がどんな企業なのかを必ずと言っていいほどインターネットで検索し、他社と比較し、検討します。企業規模はどれくらいなのか、どのような事業を行っているのか、支店や支所はどこにあるのかといった内容は、企業のコーポレートサイトでも調べることが可能なためです。

 

しかし求職者が本当に知りたいのは、そのような内容ではないことがほとんどです。もちろん基本情報を知っておく必要はありますが、それよりももっと「働きやすさ」や「企業のカラー」など、企業サイトでは読み取れないような情報を欲していると考えられます。

 

つまり求人ホームページは、求職者がどのようなことを知りたいと思っているのかを考えて制作する必要があるのです。

 

Webの特性を活かしてアピール・アプローチする

 

就活・採用サイトでは制限があってできないようなことも、自社の求人ホームページであれば可能になり、求職者に効果的にアピールやアプローチできることもポイントです。Webの特性を最大限に活かし、求人ホームページを制作するのがおすすめです。

 

多くの求職者が知りたいと思っているであろう、オフィスの普段の様子を動画に収める「社内ツアー」などは効果的です。出社から退社までのオフィスの様子を、ショートムービーを作成して紹介すると、社内の様子が簡単に分かります。

 

FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSを連携すれば、興味を持った求職者がフォローしてくれる可能性があります。情報を定期的に配信し、効果的に潜在層をファン化するSNSマーケティングの手法を採用に取り入れることで、より深い理解を持った層からの応募が期待できるかもしれません。

 

求人ホームページ制作で使用したい写真

 

求職者に効果的にアピールするためには、求人ホームページでの使用する写真選びは非常に重要になります。どのような点に注意して写真を選べばよいのかを紹介します。

 

求人ホームページでは写真選びが重要

スマートフォンひとつにしてもカメラの性能はあがり、人が写真を見る目は厳しくなってきています。Instagramなどでも「写真映え」を意識するように、ホームページを制作するときには写真選びは重要で、それは求人ホームページであっても同じです。

 

とくに求人ホームページにおいては、写真は求職者に対して企業の雰囲気やカルチャーを的確に伝えるという重要な役割があります。文章では伝わりにくいことも、写真ではひと目で伝わるため、競合との差別化を図りたいときにも写真は便利です。

 

求人ホームページの写真は、求職者にアピールする内容のものを選ぶようにしてください。

 

写真選びは採用したいターゲット層にあわせる

採用サイトでの写真選びは、採用したい人材のターゲット層にあわせて選ぶことも重要です。新卒採用と中途採用のサイトを分けて用意することは現実的ではありませんが、ページは明確に分けたうえで、適した写真を選ぶようにしましょう。

 

たとえば30〜40代の経験豊富なエンジニアを募集するページに、20代のフレッシュな写真を載せるのはミスマッチです。同様に若年層を採用したいと思っているのに、30〜40代の社員の写真ばかり載せてしまうと、「この企業で働いても同世代がいなくて楽しくないかも」と思われてしまう可能性があります。

 

求人ホームページの写真は、入社後自分がそこで一緒に働いていることがイメージできるよう、採用する職種の社員の写真を使うようにしてください。

 

役員や社員の紹介写真

企業の役員や社員の写真と一緒に、インタビュー記事を掲載するのもおすすめです。「生き様や性格は顔に出る」と言いますが、企業の役員の経歴や、どのような考えを持って仕事をしているのかを写真とともに掲載して伝えることはとても大切です。

 

とくに同じ現場で、同僚や上司として一緒に働くことになるかもしれない人物がどのような人なのかは、多くの求職者が知りたいと思うことではないでしょうか。面接で話せる相手は限られていることから、求人ホームページでどのような人が働いているのかを、写真で紹介するのは効果的です。

 

社内やオフィスの様子が伝わる写真

人物にあわせて、社内やオフィスの様子が伝わる写真も掲載しましょう。平日なら1日の3分の1、1週間で40時間近く過ごすオフィスがどのような場所なのかも、求職者は気になります。とくに若年層、なかでも女子は、古くて汚いオフィスでは働きたくないと考える人が多いため、オフィスの様子が分かることはかなりポイントが高いと考えられます。

 

そのため採用サイトでは、仕事の様子だけではなく、休憩室や社員食堂でのランチ風景などの写真も入れ込むのがおすすめです。就活・転職サイトやコーポレートサイトでは見られないような、日常のショットも取り込むようにしてください。

 

求人ホームページは求職者に訴求することがポイント

 

求人ホームページは、企業ページと異なり、事業紹介など一般的なことだけではなく、求職者が本当に知りたいと思っていることを訴求し、しっかり伝えることがポイントです。Webページの特性を活かし、就活・転職サイトや企業サイトではできないような自由度の高い内容にすることで、競合との差別化を図るようにしてください。

 

自社の魅力を動画や写真をふんだんに用いて効果的にアピールすることで、「この企業に入りたい」という動機付けができれば、求める人材にマッチする求職者からの応募が見込めるようになるでしょう。

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