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プログラミング初心者がアプリ開発するために必要なこと【開発ツール10選も】

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「プログラミングをやったことがないが、興味が出てきたのでアプリ開発をしてみたい」という方も多いはずです。現在ではコード記述が上手くなくてもアプリ開発が簡単に実現するツールも増加しており、プログラミング初心者がアプリ開発へ新規参入しやすい環境ができ上がっています。

 

ただしアプリ開発においては目的を明確にして、アプリを提供するOSや言語などを決める必要があります。初心者としては事前に必要なことを理解しておけば失敗も減るはずです。

 

今回はプログラミング初心者でアプリ開発を目指している方へ向けて、アプリ開発の手法や用意すべきもの、そして開発成功のポイントやおすすめツールなどをご紹介していきます。

 

 

アプリストアで配布するタイプだけではない!アプリの種類は大きく分けて3つ

【開発ツール10選も】プログラミング初心者がアプリ開発するために必要なこと

 

一般的にアプリと聞くと、「GooglePlay」や「AppStore」などで配布されているものを思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。しかし実際にはアプリには3つのタイプがあり、アプリストアで配布しないタイプもあります。

 

・Webアプリ(PWA)

・ネイティブアプリ(スマホアプリ)

・ハイブリッドアプリ

 

 

Webアプリ(PWA)

「Webアプリ」は私たちが普段閲覧しているWebサイトの延長線上にあるアプリです。Googleといった検索エンジンに掲載して利用するため、アプリストアで配布はしません。

 

 

昔のWebサイトと言えば「ただ活字や画像などの情報を目で追っていくだけ」のタイプが一般的でしたが、最近では

 

・カートに商品を入れて決済を行う

・高度なアニメーションが表示される

・サービスの予約ができる

 

といったさまざまな機能が使えるようになっています。そしてただページを読むだけに限らずユーザーがいろいろな機能を通してアクションができるWebサイトはWebアプリと呼ばれます。

 

WebアプリはWebサイトの一種なので、「Google Chrome」や「Microsoft Edge」といった各ブラウザーで起動します。つまりネイティブアプリと違ってOSに依存しないため、幅広いユーザーへ簡単に対応できるのがメリットです。またWebサイトでもあるので、「SEO(検索エンジン最適化)」を行えば長期間無料で集客が可能なのもポイントになります。

 

ただしWebアプリはオフラインで使えない、スマホといった閲覧している端末の機能を活用するのが難しいといったデメリットがあります。最近では「PWA」と呼ばれるオフラインでも利用できる、それでいてプッシュ通知といった端末機能を活用できる最新のWebアプリが登場しています。しかしブラウザーの対応がまちまちであり、普及には時間が掛かるでしょう。

 

ネイティブアプリ(スマホアプリ)

ネイティブアプリは、私たちが普段スマホアプリと呼んでいるタイプのアプリです。検索エンジンに掲載するのではなく、専用のアプリストアで配布して集客を行っていきます(広告としてアプリインストール情報を検索エンジンへ掲載することは可能になっています)。

 

スマホへダウンロード後インストールして使うため、オフラインでもある程度動作します。またGPSやBluetoothなどを利用してユーザーの検出を行うといった、端末の機能を活かした開発ができるのもメリットです。最初からスマホで動作させることを目的に制作されているため、動作も早いのもポイントです。

 

ただしネイティブアプリを制作する際は、OSがAndroidかiOSかで用意すべき環境が変わってきます。たとえば「Android OS用に制作したアプリをそのままiOSへ流用する」といった作業は難しく、アプリストアを実際に見てみると片方のアプリストアに絞ってアプリを提供している方もいらっしゃいます。

 

ネイティブアプリをAndroidとiOS両方でリリースしたいときは、手間が掛かってしまうのは大きなネックです。またアプリストアリリースに関して審査が発生するので、リリース開始に時間が掛かってしまうのもデメリットです。

 

 

ハイブリッドアプリ

ハイブリッドは「雑種」といった意味を持つ単語です。そこから転じてハイブリッドアプリは、「Webアプリとネイティブアプリ両方の特性を持ったアプリ」を指します。

 

基本は「HTML」や「CSS」といった、Webアプリに使われる言語を用いて制作を行っていきます。ただし「Ruby」といったプログラミング言語を埋め込んで、ネイティブアプリと同じように端末の機能へアクセスして活用ができるようになるのがポイントです。

 

ネイティブアプリと同じくアプリストアで配布が可能です。またネイティブアプリと違ってアプリを2つ別々に制作する必要はなく、ハイブリッドアプリを1つ制作すれば開発が完了します。このためコストを抑えて開発を行いたい企業でもハイブリッドアプリは活用されています。

 

メンテナンスの手間もネイティブアプリより削減されるので手間の掛からないアプリタイプです。

 

その代わり動作の点では、最初から各OSに最適化されているネイティブアプリに劣ります。たとえば高い処理能力を要求するゲームアプリの開発に、ハイブリッドアプリは不向きです。そこまでグラフィック描写を必要としないビジネス系アプリなどを制作する際は役立つでしょう。

 

 

コードを打たなくても開発はできる!アプリ開発を行う方法

【開発ツール10選も】プログラミング初心者がアプリ開発するために必要なこと

 

アプリ開発を行うにあたっては次のような方法があります。

 

・言語を一から覚えてフルスクラッチベースの開発を行う

・ローコード(LowCode)を活用して、コード記述を抑えながら開発する

・ノーコード(NOCode)を活用して、コード記述なしで開発する

 

 

言語を一から覚えてフルスクラッチベースの開発を行う

従来からあるアプリ開発方法です。指定の言語を一から覚えてコードを記述できるように学習を行い、一からコードを打ってアプリを開発する方法になります。

 

フルスクラッチベースの手法では、自分のコード記述スキルがそのままアプリの出来へ反映されます。自由度はかなり高く、アイデアがあれば今までなかったようなサービスをアプリへと落とし込み、シェアを獲得して有名になれる可能性もあるのがポイントです。

 

ただしアプリにおいてシェアを獲得するためには、競合の動向も把握しながらなるべく素早くアプリを開発する必要があります。フルスクラッチベースの開発の場合一からコードを打つので時間も掛かりますし、少しでもコーディングミスがあると開発が止まってしまいエラー解決に当たらなければなりません。記述を省略できる「ライブラリ」といったデータもありますが、記述量が多いことには変わりないので計画立てて長い目でアプリを開発していく必要があります。

 

ですから開発手法としては一番難易度が高いです。

 

 

ローコード(LowCode)を活用して、コード記述を抑えながら開発する

ローコード(LowCode)とは「少ないコード記述でアプリを開発できる技術」です。ローコードを駆使したアプリ開発は高速開発とも呼ばれていました。

 

フルスクラッチベースのアプリ開発と比較してコード記述量が大きく減少します。あらかじめ用意された機能を使いながらアプリを開発していき、必要なときだけコードを手打ちすればアプリができ上がるのがポイントです。

 

このためフルスクラッチベースのアプリ開発よりも開発期間が短縮され、競合よりスピーディーにアプリをリリースできる可能性が高まります。また複数のプログラミング言語を覚えなくてもアプリ開発が可能なため、導入のハードルが低いのもメリットです。

 

ただしまったくコードを覚えなくてよいわけではなく、必要なときに最低限のコードを打てるレベルのプログラミングスキルは必要です。ローコードを活用したアプリ開発は「プログラミングについて初心者ではなく、最低でも中級者レベルにまでは到達している」という方におすすめの開発手法です。

 

 

ノーコード(NoCode)を活用して、コード記述なしで開発する

ノーコードとは「まったくコードを打たずにアプリを開発できる技術」を指します。最近はノーコードで洗練されたアプリを開発する企業も増加しています。コードを打たなくてもアプリが開発できるツールは多く、さまざまなサービスが提供されているのもポイントです。

 

ツールの画面上から各機能をドラッグ&ドロップといったアクションで追加していけばアプリが完成します。ローコードよりさらに踏み込んで、すべて直感的な操作でアプリが制作できるようになっているのがメリットです。

 

ノーコードを使うと「プログラミング知識はまったくないが、アプリ開発に対して興味がある」という方でもプログラミング言語の詳しい学習をせずにすぐにアプリ開発に取り掛かれます。このためノーコードを活用したアプリ開発は、3つの手法の中で最もハードルの低い開発手法となります。またノーコードを使えばローコードよりさらに開発期間を短縮できるため、リリースを早めたい大手企業でも利用が広まっているのもポイントです。

 

ただし直感的に操作ができる便利さと自由度はトレードオフです。ノーコードではローコードよりアプリ開発の自由度が低くなってしまうため、「複数の画期的な新機能をアプリを通して提供したい」という方にはおすすめできません。今後ノーコード分野のツールが成長すれば、今より高度な開発もできるようになっていくでしょう。

 

 

開発環境は必須!アプリの開発に必要なものをご紹介

【開発ツール10選も】プログラミング初心者がアプリ開発するために必要なこと

 

アプリ開発をする前に、次のようなものを準備する必要があります。

 

・パソコン

・開発環境

・アプリストアのアカウント

 

 

パソコン

簡単なアプリの開発であれば、スマホや安価なタブレットなどでできるかもしれません。しかしアプリ開発においてはコードを何度も読み込んだりといったさまざまな工程がかかわってくるため、それなりにスペックの高いモデルを購入して利用したほうが安心できます。

 

必要なパソコンのスペックは、利用する開発環境によって変わります。ただしスムーズに処理を行いながらアプリ開発を行いたい場合は、1GBや2GBといったメモリ(RAM)しか積んでいないパソコンを使うのは難しいでしょう。最低でも4GB、できれば8GB以上のメモリは欲しいところです。

 

またデータ処理を行う「CPU」も、低消費電力を重視したモデルと処理を重視したモデルの2種類があります。複雑な処理の必要なアプリを開発する場合は、処理を重視したモデルのほうが快適に作業できるので有利です。たとえば「Intel」製のCPUでは、「Atom」や「Celeron」といった消費電力性重視モデルよりも、「Core」といった処理重視のCPUを選んで購入したほうがよいでしょう。

 

グラフィック描写に重い処理が必要な場合は、画像の処理を担当する「GPU」についても確認する必要があります。

 

ちなみに「iOS用のアプリを開発したい」という方は、WindowsではなくMac搭載のパソコンが必須になるので注意しましょう。iOSといったApple端末で動作するアプリを制作するには、Macでしか使えない「Xcode」という開発環境をインストールして利用する必要があるからです。

 

 

開発環境

開発環境というのは、アプリを開発するために必要なパソコン上でコードが動作する環境を指します。

 

・基本的なアプリの構築

・実機での検証

・デバッグを行ってエラー部分を解消する

 

といった機能を備えています。

 

フルスクラッチベースでスマホアプリ開発を行いたい場合は、

 

・Android Studio

・Xcode

 

という代表的な2つのネイティブアプリ開発環境を押さえておく必要があります。

 

「Android Studio」はGoogleの公式アプリ開発環境で、MacでもWindowsパソコンでも動作する汎用性の高い環境です。昔は「Java」という言語でAndroidアプリを作成していましたが、現在はAndroid Studioを活用しながら「Kotlin」という新言語で開発を行う方も増加しています。

 

対して「Xcode」はAppleの公式アプリ開発環境で、「Apple Watch」といったApple端末上で動作するアプリをまとめて制作可能です。従来は「Objective-C」という言語でApple端末用のアプリを作るのが主流でしたが、最近は「Swift」という記述が簡単な新言語が利用されるパターンが増えています。

 

他にも「Java Development Kit (JDK)」といった開発環境が必要になる可能性があります。利用する必要のある言語に合わせて開発環境を用意しましょう。

 

ちなみにアプリ開発ツールを使ってアプリ制作を行う場合は、Webブラウザー上で開発環境を利用しながら作業ができるので開発環境に関して意識する場面は少ないでしょう。

 

 

サーバーやアプリストアのアカウント

アプリを開発した後は実際にターゲットユーザーへリリースする作業が必要です。学習の一環としてアプリを開発し、自分の端末上のみで動作確認を行うだけの方もいらっしゃるかもしれません。しかし本格的にアプリを活用して稼ぎたい方はその先のことまで考える必要があります。

 

Webアプリをユーザーへ見つけてもらうには、検索エンジンへWebアプリを掲載できるように「Webサーバー」を用意しましょう。Webサーバーは「Xserver」といったレンタルサーバーを借りれば用意できます。またツールによっては画面上からWebアプリを作って、そのまま公開できるケースもあります(Wixなど)。

 

公開した後はユーザーの行動を分析して、Webアプリのアップデートを行う必要もあるので注意してください。またSEO対策を行って掲載順位を上げられるように工夫する必要もあります。

 

ネイティブアプリやハイブリッドアプリなどをアプリストア上で公開したい場合は、Google PlayやAppStoreといったアプリストア用のアカウントを作成する必要があります。作成にあたってはコストも掛かるので、公式サイトで費用を確認してみてください。

 

ちなみにアプリ内でアイテムやコンテンツに課金ができる形式を取ると、アプリ内課金を利用する必要が出てくるのでアプリストアに手数料を請求されてしまいます。収益を本格的に考える場合は、アプリ内広告といった手数料を取られない手法も検討しながらアプリ開発を行ってみてください。また「ASO(アプリストア最適化)」を行ってアプリの掲載順位を上げられるように工夫する必要もあります。

 

 

OSごとにも異なる!アプリ開発用の言語の種類

【開発ツール10選も】プログラミング初心者がアプリ開発するために必要なこと

 

ここからはアプリ開発に必要な代表的言語の種類を解説していきます。

 

・Java

・Kotlin

・Objective-C

・Swift

・JavaScript

 

 

Java

Javaは初リリースから長い年月の経過している、年季の入った言語です。昔のAndroidアプリはほとんどがJavaで制作されていました。Android開発公式の推奨言語でもあったからです。

 

高度なプログラミングを行うことが可能で、アップデートされても旧バージョンとの互換性が確保されているのもポイントです。「20年前に打ったコードを流用する」といった作業もできます。

 

既存Androidアプリのメンテナンスにおいても役立つので、将来的にエンジニアやとして活躍したい方は覚えておくと活躍の幅が広がります。

 

 

Kotlin

Javaに代わってAndroid公式のアプリ開発推奨言語に抜擢されました。新言語というだけあり、簡単な記述でコードを打てるように工夫されているのが特徴です。

 

Javaだと冗長になって複雑になっていた部分が、Kotlinだと簡潔になって見やすくなります。このため将来的なアプリのメンテナンスまで考えてアプリ開発を行う際は、Kotlinベースでアプリを開発できるとよいでしょう。

 

またJavaとの互換性もあるので、Javaのコードを活用してKotlinでプログラミングすることも可能です。Androidアプリ市場へ参入したい方は両方覚えておくと強みになります。

 

 

Objective-C

従来のiOSアプリ開発などに用いられていた言語です。AndroidでいうJavaに当たる言語になっています。

 

このため記述量は増加してしまう分、既存のiOSアプリに多く利用されているのでメンテナンスを行いたいときは役立ちます。すでに推奨言語はSwiftに移っていますが、iOSアプリのエンジニアを目指している場合はObjective-Cも余力があれば覚えておくとよいでしょう。

 

 

Swift

AppleがObjective-Cに代わって利用を推奨している言語です。さまざまなApple端末に簡潔なコードで対応できるのが特徴であり、長ったらしい記述が不要なので可視性が高いです。

 

また動作も快適であり、処理の必要なiOSアプリを開発したい際にも役立つ言語になっています。プログラミング初心者はまず取り組みやすいSwiftからiOSアプリスクラッチを開始してみましょう。

 

 

JavaScript

Webアプリを制作する場合に必要となる言語です。

 

ユーザーから見える「フロントエンド」を管理するための言語であり、画面上でユーザーが操作を行う際にコードが読み込まれて実行されます。Webアプリを制作する際は「HTML」や「CSS」といったマークアップ言語で内容を作った上で、JavaScriptといった言語で動きを付けてWebアプリ化していく作業が必要です。

 

学習もしやすいので、まずはJavaScriptを使ったWebアプリからアプリ開発を始めるのもよいでしょう。

 

 

フルスクラッチなどをしたい方は注意!言語の習得にかかる時間の目安

【開発ツール10選も】プログラミング初心者がアプリ開発するために必要なこと

 

ノーコードでアプリ開発を行う場合は、特に言語の習得にあたって気にすることは少ないでしょう。しかし

 

・ローコードを使いながら要所で自分のオリジナル機能をコード追加したい

・フルスクラッチベースでほとんど自分でコードを打ってアプリを制作したい

 

といった希望がある場合は言語習得に時間が掛かるので注意です。特にフルスクラッチベースの場合、コードの基礎から応用までを一通り学習しないといけないので時間だけでなくコストも掛かってしまう点は覚悟しておきましょう。

 

プログラミングのフルスクラッチ能力を身に付けるためには、個人差はありますが平均で200~250時間ほどの学習時間が必要とされています。1日2時間で100~125日、5時間で40~50日ほど時間を割かないといけません。コロナ禍の影響で以前より時間を確保しやすくなった方も多いでしょうが、それでも継続する力が必要です。

 

ノーコード開発の場合ツールの使い方を覚える必要はあります。しかし速い方は試作品を作って1日もせずに操作方法を理解できるでしょう。また細かい使い方を覚えて応用できるようになるのも、フルスクラッチよりそんなに時間は掛からないはずです。

 

今自分がプログラミングにどれだけ時間を掛けられるかで、開発手法を決めるのもよいでしょう。

 

 

目的や開発手法を明確に!初心者がアプリ開発を成功させる秘訣3つ

【開発ツール10選も】プログラミング初心者がアプリ開発するために必要なこと

 

初心者がアプリ開発を成功させてよいスタートを切るには、次のようなポイントを押さえる必要があります。

 

・なぜ、どんな目的でアプリを制作するのかを明確にする

・目的に合わせて対応するアプリ言語を選び、開発手法も決定する

・言語やツールに合わせたセミナーを受けたり学習を行う

 

 

なぜ、どんな目的でアプリを制作するのかを明確にする

プログラミングにおいて、とりあえずで新しいことを始めるのは危険です。目的がない状態でアプリ開発を始めてもどんな機能が必要か分かりませんし、開発手法も迷走する可能性があります。まずはなぜ、どんなアプリを作りたいと思ったのかを明確にしましょう。

 

ちなみに最初は、規模が小さくて作りやすい電卓といったアプリを開発してみるのがおすすめです。実際に制作しながらプログラミングの基礎を短時間で習得しやすいでしょう。

 

 

目的に合わせて対応するアプリ言語を選び、開発手法も決定する

次に目的に合わせて対応するアプリ開発言語を選びます。たとえば「Appleユーザー向けに新しいジャンルのゲームアプリを提供したい」という方は、Swiftを中心に学習を行っていく必要があります。機能がすでに多数のアプリで実装されているような基本的なものであれば開発用ツールを使い、オリジナリティが高ければフルスクラッチを検討してみましょう。

 

自分が取り組みやすい言語を選定するのも重要です。プログラミング初心者がJavaといった言語にいきなり手を付けるのはモチベーションの点から危険だからです。プログラミング言語の仕組みや構造などはある程度共通しているので、記述がシンプルで理解しやすい言語をまずは選んで基礎を身に付けてみましょう。

 

 

言語やツールに合わせたセミナーを受けたり学習を行う

開発手法まで決まった後は、学習を行いながらアプリ開発を進めていきます。言語やツールに関してセミナーやスクールが利用できるならば積極的に利用してみましょう。プロがプログラミングを効率よく実行するコツを凝縮して教えてくれます。

 

コロナ禍で直接セミナーやスクールを受けるのは難しい状況ですが、ウェビナーやオンラインスクールは盛んに開催されています。インターネット上で情報を見つけて、モチベーション維持のためにも講義を受けてみましょう。

 

学習のコツをつかんだ後は、自学しながらスキルを身に付けられるようになるとさらによいでしょう。

 

 

初心者でもとっつきやすい!アプリ開発が簡単にできるツール10選

【開発ツール10選も】プログラミング初心者がアプリ開発するために必要なこと

 

ここからはプログラミング初心者でもとっつきやすい、ノーコードベースでアプリを開発できるツールのおすすめを10個ご紹介していきます。

 

・Monaca

・ appypie

・ SmartAppsMobile

・ AppGyver

・GameSalad

・ShoutEm

・ Joint Apps

・MIT App Inventor2

・初心者でも簡単!無料のアプリ作成ツール『アプリビルダー』

・有料なだけに本格的なアプリ作成ツール『アプスタ』

 

 

 Monaca

次世代のアプリ開発プラットフォームをうたうツールです。クラウドベースで開発されているので、Webブラウザー上からすぐアプリ開発を始められます。

 

HTMLやCSS、JavaScriptといった各言語で

 

・デスクトップ

・モバイル

 

といった端末に左右されない自由なアプリ開発ができるのがメリットです。また「Vue.js」といった各ライブラリを活用して、アプリの機能を簡単に拡張できるのも特徴になっています。

 

 

 appypie

ネイティブアプリを開発したい方へおすすめできるツールです。

 

公式サイトのトップページではいきなり「アプリを作ってみよう」というメッセージとボタンが表示されるので驚くでしょうが、その場でアカウント登録してアプリを制作できるのがメリットになっています。またテンプレートからアプリのデザインを選べるので、スムーズに開発を進められるのも特徴です。「デザイン選びで困っている」という方は、appypieからテンプレートを選択してデザインの基本を決めてからアプリを制作してみましょう。

 

 

 SmartAppsMobile

実店舗向けのアプリを制作できるツールです。Web版とアプリ版、両方で利用可能になっているのも特徴になっています。

 

・EC決済

・レストラン予約

・クーポン配布

 

といった機能を搭載したアプリを制作可能です。アプリストアへ申請代行も行ってくれるので、「審査が通るか心配」という方も安心して制作を進められるのもメリットになっています。

 

 

 AppGyver

開発者として売上が1000万ドル未満の場合、無料で利用できる便利なツールです。英語ベースなので英語に詳しいほうが操作上有利ですが、直感的に操作できるようになっているため何となくでも機能の理解はできます。

 

ドラッグ&ドロップを基本にサクサクアプリ開発を進めたい方へおすすめのツールです。公式では、「テレビにまで対応したアプリを制作可能」としています。幅広いプラットフォームでアプリを提供したい場合は検討してみましょう。

 

 

GameSalad

名前の通り、ゲームアプリの開発に向いているツールです。iOSやAndroid、Windowsなどに対応したアプリを制作できます。

 

海外では盛んに制作に用いられているツールでありますが、日本では海外と比較して使われていないので競合のゲームアプリと差別化を図れるかもしれません。簡単に多機能なゲームを制作できる機能が搭載されています。

 

 

ShoutEm

テンプレートを基に、画像や文章などを当て込み制作を行うのが基本となるツールです。日本語版サイトがあったようですが現在は閲覧できない状況になっており、英語版のみで利用できます。

 

・スタンプカード

・ポイントカード

 

といった機能も実装できるので、実店舗向けのアプリを提供したい方にもおすすめできます。「テンプレートに沿って今すぐアプリを完成させたい」という方は利用してみましょう。

 

 

Joint Apps

ブロックという単位を組み合わせてアプリを制作するツールです。タブレットを所有していると、制作とアプリ稼働を1台で済ませられるので便利です。

 

アプリを作る基本的な楽しみを提供するためのツールであり、アプリ開発の基礎を一から学んびたい方にはおすすめです。細かい機能は搭載できませんが、ブロックの積み重ねや定義などの作業の中でプログラミングの構造や仕組みを理解できます。

 

 

MIT App Inventor2

Android向けアプリの制作が簡単にできるツールです。iOSアプリへの対応も検討されています。

 

公式は日本語に対応していませんが、有志がサイトを立ち上げて日本人のサポートを行っているので安心して使えます。ただし公式サポートではないので過信は禁物です。

 

グラフィカルな画面から画像やボタン、通知機能などを選択して追加できるのでWebサービスを使い慣れている方はすぐ操作を覚えられるでしょう。

 

 

アプリビルダー

初心者でも簡単に利用できる無料のアプリ作成ツールです。

 

1.タイトルバーなどの色を決める

2.テンプレートを選択して必要なデータを入力する

 

という2ステップのみで簡単にアプリが作れます。

 

アプリの自由度は高くありませんが、広告を貼り付けることも可能です。「アフィリエイト目的でアプリを制作して、広告から収益を得たい」という方にはおすすめのツールになっています。

 

 

アプスタ

文具小売大手「キングジム」が提供しているというユニークなツールです。実店舗アプリの制作などに使える機能が搭載されているのがポイントです。初期費用 10万円といった費用が発生しますが、「プログラミングの基礎を理解しながら集客にアプリを使ってみたい」と思っている方にはおすすめできます。

 

・プッシュ通知

・クーポン

・スタンプカード

・EC

・フォトギャラリー

・コメント

セグメント配信

・集計、分析

 

といった複数の機能で本格的なアプリ集客を開始できるのがメリットです。

 

 

まとめ

【開発ツール10選も】プログラミング初心者がアプリ開発するために必要なこと

 

今回はアプリ開発の手法や用意すべきもの、そして開発成功のポイントやおすすめツールなどをご紹介してきました。

 

アプリを開発するためにはプログラミングができる開発環境、そして目的に応じた言語を用意する必要があります。初心者が一から開発環境を用意して言語を打つのは難しいので、まずは学習を行いながら基礎を身に付けていきましょう。

 

また「まずはコードに頼らずアプリを制作してみたい」という方は、今回ご紹介した10個のノーコードツールを使えば開発環境も言語の入力作業も必要ありません。余力があれば本格的なスクラッチによるアプリ開発にもチャレンジしてみてください。

 

 

2020.12.26

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