TRASPコラム

Web担当者が知っておくべきホームページリニューアルのポイントを解説

ホームページ制作

 

現在あるホームページをリニューアルすることになったときには、ホームページが新しくなることへの期待とともに、Web担当者としては「失敗したらどうしよう」と不安を感じるのではないでしょうか。コストをかけてリニューアルする以上、今よりも成果の出るホームページにならなければ意味がありません。

 

そこでこの記事では、リニューアルを成功させるために、現状分析の仕方から仕様書の策定方法、制作会社の選び方までWeb担当者が知っておくべきポイントを紹介していきます。

 

現状分析とリニューアルコンセプトの策定

 

ホームページのリニューアルをするときに、Web担当者がまず取りかからなければならないのは現在のホームページの現状分析とリニューアルコンセプトの策定です。

 

現在のホームページの現状分析をする

リニューアルを検討しているということは、今のホームページになにか問題を感じているということでしょう。そのためまずは既存ホームページのなにが問題なのかを仮定し、リニューアルで改善につなげるための現状分析をします。

 

ユーザビリティに問題があるのかコンテンツの構成に問題があるのか、デザインの印象が悪いのかなどについては、可能であれば実際に使用してるユーザーにヒアリングを行いユーザー視点で考えられる問題点を洗い出します。

 

一方内部の問題を分析するにはGoogle Analyticsなどのアクセス解析を活用し、セッション数や離脱率、コンバージョン率などを確認し、どのような問題が発生しているのかを分析しましょう。もし現在のホームページにアクセス解析が導入されていない場合にはすぐさま設置し、1カ月だけでもデータを取って分析することをおすすめします。

 

 

リニューアルコンセプトを策定する

現状分析と同時に、リニューアルコンセプトを策定します。ホームページを作る目的が認知度をアップする「ブランディング」なのか、資料請求や会員の獲得など潜在顧客の掘り起こしなのか、それとも商品やサービスの販売なのか。そしてその行動を起こしてほしい相手は誰なのかが決まっていないと、リニューアルしても効果は出ません。

 

現在のホームページがコンセプトに合致しているかは、非常にいい分析データになります。ターゲットとしたユーザーが、ねらい通りに流入しているかを調べましょう。現在のホームページにどのような検索キーワードでユーザーが流入しているのかをチェックすれば、ホームページのコンセプトとユーザーのニーズにズレがないかを把握できます。Google Analyticsと同時に、Search Consoleのデータも分析するのがおすすめです。

 

 

リニューアルのゴール設定

 

現状把握とコンセプトの策定が済んだら、リニューアルのゴールを設定しましょう。

 

ゴール設定が必要な理由

リニューアルの「ゴールを設定する」とは、ユーザーに起こしてほしいアクションを具体的に決めることです。リニューアルする目的が資料請求の数を増やすことであるなら「お問い合わせボタンを押す」、商品の購入数を増やすことなら「決済画面に進む」など、目的とアクションを明確に結びつけてゴールとして設定します。

 

リニューアルをしたからといって、すぐに目標が達成されるとは限りません。リニューアル後も修正と検証を繰り返していく必要があります。そのためにはゴールを設定しておかなければ、その時点で上手くいっているのかいっていないのか判断できません。

 

どんな施策であっても、効果検証は重要です。適切なゴールを設定することは、リニューアル成功の大切なポイントです。

 

 

ゴールには定点観測可能な数値目標を定める

ゴールとするアクションを決めたら、そのアクションを計測できる数値として指標を立てます。資料請求や会員登録であるなら月に100件、商品については1日10件など具体的な数字を決めましょう。

 

数値目標を定めることで、その目標数を達成するために必要なセッション数などもおのずとはじき出されてきます。たとえば資料請求のコンバージョン率が1%であるなら、100件の資料請求を獲得するには10,000セッション必要なことが分かります。

 

目標を達成させるためには、Web担当者は少なくともセッション数とコンバージョン数の両方の数値を定点観測し、効果検証を行わなくてはなりません。

 

このように目標を達成するためには、リニューアル後のホームページの成果を確認できる観測可能な数値目標を定めることがポイントです。

 

 

ホームページ制作業者の選定

 

リニューアル後のホームページのコンセプトや目標、ゴールまでが具体的に定まったら、Web担当者としての次の仕事はホームページ制作業者を選定することです。ホームページ制作業者はどのように選べばいいのでしょうか。

 

「コスト重視」で決めると失敗する

ホームページのリニューアルは、数万円で対応してくれる格安の業者から、数十万円、場合によっては数百万円を提示している業者もあります。多くのWeb担当者の方は、「できるだけコストを抑えたい」と考えて、格安の業者を選びがちです。

 

ホームページは高くても安くても、仕上がりにさほど違いはないと思うかもしれません。確かに格安ホームページ会社で作る10万円のホームページと、一般のホームページ業者で作る30万円のホームページは、表面上は20万円の差を感じないこともあるでしょう。

 

それなら少しでも安いほうをと思ってしまうのも、無理のないことです。しかし見た目はそれほど変わりがなくても、その中身が実はまったく異なるとなった場合はどうでしょうか。

 

ホームページを作るときには、ターゲットにあわせた細かな設定や、検索上位に表示させるためのSEO対策など見えない部分に注力しなければなりません。そしてそういった目に見えない、評価されない部分に料金の差が出ることが多々あります。コストを重視した結果、リニューアルしたのに成果が出ないことにならないよう、コストだけでホームページ業者を選ぶことは避けましょう。

 

 

サポート体制の整った業者を選ぶ

ホームページは、リニューアルしたことだけに満足していては期待した結果は得られません。そこからホームページを更新し、データを分析して効果検証を重ねていくことが重要です。

 

そのためリニューアルが終わったからといいって、とたんに連絡が取れなくなるような業者はあてになりません。リニューアル後もビジネスパートナーとして、結果が出るまでサポートしてくれる体制が整った業者を見つけることがポイントです。

 

またホームページ制作業者は人の出入りが激しいため、制作を受け持っていた担当者が辞めたとたん話が通じなくなることもよくあります。ホームページ制作会社を選ぶときには、担当者が辞めても変わらず同じサポートが受けられるのかを必ず確認するようにしてください。

 

 

ホームページリニューアルの内容をまとめた仕様書を策定

 

ホームページリニューアルの概要が固まったら、「仕様書」を策定します。仕様書はなにか事情がない限りは発注者側が作成するため、Web担当者として最初の大きな山場になるでしょう。仕様書はどのようなものを作成するといいのかを説明します。

 

仕様書に書くべき内容とは

一般的に仕様書は、以下の内容を含めて作成します。

 

・企画概要

ホームページをリニューアルする目的やターゲット、そしてコンセプトを誰が読んでも分かるように記載します。現在のホームページの課題やリニューアル後の目標指標なども記載すると、目指すところがクリアになります。

 

・サイトマップ

ホームページにどのようなページが必要なのかを書き出し、コンテンツごとにまとめ、階層分けしていきます。エクセルやパワーポイントで作成するといいでしょう。可能であれば、「商品説明ページの購入ボタン→カート→カートの確認→レジに進む→決済」などのように、どのように画面が遷移していくのかまで決めておくとスムーズです。

 

・ワイヤーフレーム

ワイヤーフレームは、ホームページのレイアウトを決める設計図のようなものです。一般的にはトップページと、レイアウトの異なる下層ページをどのようなデザインにするか考えます。難しければ1カラムにするのかタイル型にするのかなどの、大まかな希望を伝えるだけでも構いません。参考にしたいホームページがあれば、あわせて伝えるのがポイントです。

 

・スケジュール(納期)

ホームページのリニューアルをいつまでに終えたいのかは、20XX年X月X日と日付まで明確に伝えましょう。リニューアルの完成といっても、「作業終了」を完成とするのか、「テスト期間終了」を完成とするのか、ホームページ制作会社とズレがあることも考えられます。何月何日の時点でどこまで進んでいてほしいのか、大まかなロードマップもあわせて提示し、担当者とすり合わせるといいでしょう。

 

 

仕様書を作成するときの注意点

Web担当者として仕様書を作成するときには、表現の中に「あいまいさ」を残さないことがポイントです。

 

仕様書は、依頼主と受注側のホームページ制作業者が共通認識を持ち、考えが食い違うことなく同じ方向を向いてリニューアルを進めるために大切なものです。そのため誰が読んでも同じように解釈できることが非常に重要になります。

 

またせっかく仕様書を作って制作を進めても、最後にホームページをチェックする決裁者が「気に入らない」という理由で、進路変更や最悪は作り直しになることもホームページ制作会社の現場ではよくあります。仕様書を作成するときには、ホームページ制作業者に出す前に、必ず決裁者の承諾を得るようにしてください。

 

 

ホームページ制作会社が提供しているヒアリングシートを使う

 

仕様書を作成すると聞いて、気が重くなったWeb担当者の方もいるのではないでしょうか。もしコンセプトや仕様書の制作で行き詰まったときには、ホームページ制作業者の担当者に相談するようにしましょう。

 

ホームページのリニューアルは、Web担当者と制作業者の担当者がパートナーとなって、一緒に考えることで成功します。相談に応じてくれないような制作会社は、いい会社ではありません。

 

またホームページ制作会社の中には、ヒアリングシートをきちんと用意しているところもあります。コンセプトや仕様書をどうすればいいのか分からないという方は、ヒアリングシートを埋めて送るだけで制作会社が形にしてくれます。

 

自分だけで進める自信がない方は、そういったサービスを提供している会社に依頼するのがおすすめです。

 

ヒアリングシートを見てみる

 

 

ホームページのリニューアルは制作会社選びが重要

 

Web担当者としてホームページのリニューアルに携わるには、現在のホームページの分析やコンセプトの策定、目標の設定、仕様書の作成と、次々とこなしていかなければなりません。とくに初めてのリニューアルとなる場合には、不安で押しつぶされそうになることもあるでしょう。

 

そのようなときに、プロの視点で一緒に考え、適切なアドバイスをくれるパートナーがいると心強くて安心です。ホームページ制作会社を選ぶときには、リニューアル中も、そしてリニューアルが済んだあとも、しっかりとサポートしてくれるところを選ぶようにしてください。

2020.08.29

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