ホームページ制作
スマホアプリで簡単更新!パソコンに向かう時間・・・
2019.05.13
TRASPコラム
ホームページ制作
最近ではよく見るようになってきたhttpsに対応したWEBサイト。
ただまだまだhttpのままで、httpsに対応していないWEBサイトも多くあるのが現状ではあります。
ただURLが少し変わるだけでしょ??と思われているかたもいらっしゃると思いますが、httpsへの対応はとっても大事なことなんです!
ではなぜ重要なのか?や対応しないことへのリスクなどを説明していこうと思います。
目次
HTTPとは「Hypertext Transfer Protocol」の略であり、WEBサーバとWEBクライアントの間でデータの送受信をする際に用いられるプロトコル(通信規約)のことを指します。
WEBサーバー上には多くのサイトがあり、各々のサイトで使われているたくさんのコードや画像などのデータが保存されています。
ただPCやスマホなどデバイスの違い、MacやWindowsといったOSの違い、ChromeかFirefoxといったブラウザの違いなど閲覧する環境は多岐にわたり、その環境の違いごとに独自のルールを定義してしまうとアクセスする環境によっては閲覧が不能になってしまうと行ったことが生じてしまいます。
そういったことを防止するため、全世界共通で統一のルールを作りましょうと言うことでできたのがHTTPということです。
HTTPはわかりましたがHTTPSはなんなのか?違いは“S”がついているという違いくらいですが、その“S”がとっても大切なのです。
HTTPSとは「Hypertext Transfer Protocol Secure」の略になります。
HTTPとは違い、Secureが追加されたことによりWEBサーバとWEBクライアント間のやりとりをセキュア(暗号化)の状態で通信を行うことを指します。
またHTTPSではSSL(Secure Socket Layer)というプロトコルが使用されており、HTTPSに対応することをSSL化と呼ばれることもあります。
こちらはブラウザのChromeでサイトを開けば簡単に見分けることが可能です。
下記の写真のようにHTTPSに対応をしているとURLを入力するボックスの左端に南京錠のマークが表示されたり、“保護された通信”というように表示されます。
一方、HTTPSに対応しておらずHTTPのままのサイトはURLの左端に“保護されていません”と表示されます。
これまでSSLは主にはショッピングページやお問い合わせフォームまたはログインページなどの、個人情報を扱う可能性の高いページなどを主な対象として用いられてきました。
ところが近年は、一部のページだけでなくWEBサイト全体をHTTPS化(SSL化)する「常時SSL」化が主流となりつつあります。
その理由としては様々なものがありますが、主にはGoogleがWEBサイトのHTTPS化(SSL化)を推進したり、個人情報を扱うサイトが非常に増えてきたことによるセキュリティ面の強化が主になります。
まずGoogleがHTTPのページよりもHTTPSのページを優先的に登録する仕組みを導入したことを発表しました。
そのため常時HTTPS化(常時SSL化)にしっかり対応することで、Googleからのサイトとしての評価が高まり、検索順位で有利にたてより上位表示が望めると言われていたりします。
次にセキュリティ面の強化という観点から見てみると、なりすましの防止やパケット改ざんの防止や盗聴などのリスクに備えることができると言われています。
昨今、家や会社だけでなくスマートフォンやタブレットなどの普及もあり、カフェなどの飲食店や空港や駅などの公共施設などあらゆる公共の場所で、公衆無線LANを利用できるようになってきています。
大変便利にはなった反面、こういった公衆無線LANはセキュリティ面で不安があるためサイト側でよりしっかりとセキュリティ対策を行う必要があると言えるかもしれません。
このようにセキュリティー面はもちろんですが、検索順位という部分に関しましても、常時HTTPS化(常時SSL化)はもはや必須の対応と言えるのではないでしょうか?
また今後は他サイトについてもますます導入していくものと思われます。
すでに多くのサイトが取り入れておりますが、まだ取り入れていないサイトもまだまだありますので、早め早めの対応で他サイトに一歩差をつけあなたのサイト価値をより高めてみませんか?
今回はHTTPとHTTPSのそれぞれの説明と導入することの重要性を簡単に説明させていただきましたが、次の機会には導入の手順などより実践的なことを、できる限り簡単にご説明をしていこうかと考えております。
2019.11.12