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SEOよりも効果が見込めるMEOとは?集客に向いている業種と向かない業種も解説

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コロナウイルスの影響で、「食べログ」といった店舗検索用のポータルサービスから離脱する店舗が増えています。「コロナウイルスのせいで集客にお金を掛けていられないのに、ポータルサイトにいつまでも店舗情報を掲載できない」というのが中小規模の店舗の本音でしょう。

 

MEOは、お金を掛けたくないけど確実に集客をしたい店舗にとって大きなチャンスとなる手法です。「Googleマップ」やGoogleの検索エンジン上位に自分の店舗が上位表示されるようになれば、ポータルサービスを利用するより効率的に集客できるようになる可能性が高いのでぜひ活用してみましょう。

 

今回は集客に悩みを抱えている店舗様向けにMEOとは何か、そして期待できる5つの効果や向いている業種、向いていない業種などを解説していきます。

店舗に優しい集客手法!MEOとは

 

MEOとは、「Map Engine Optimization」の略です。日本語に訳すと、「Googleマップの検索エンジンに対し、最適化を行っていくこと」となります。

 

実店舗がある場合、法人はGoogleマップへ店舗に関する情報を掲載することが可能です。登録を行うには「Googleマイビジネス」というマップ掲載用のサービスへ申し込み、認証を済ませる必要があります。

 

Googleマイビジネスへの登録は、無料です。つまり企業としては、ポータルサイトに登録する際とは違い無料で集客できるのが大きなメリットとなります。

 

またSEOとは違い、MEOは比較的歴史が浅いです。ですから「SEO対策したが、競合が多すぎて自分の店舗サイトを上位へ挙げられなかった」という店舗でも、MEOについて理解を深め対策を実行することで短期間で自店舗の情報を上位へ掲載されるように改善ができるのも特徴です。

 

SEOよりも効果的!MEOで期待できる5つの効果

 

MEOを行うと、主に次の5つの効果が期待できます。

 

・SEO対策より効果が出やすく、通常の検索エンジンにも表示される可能性がある
・リアルタイムで店舗検索をしているユーザーを、効率よく集客できる
・集客プロセスを、スムーズに進められる
・ホームページとの連携も可能
・ユーザーの口コミにより、店舗の評判が高まる

 

SEO対策より効果が出やすく、通常の検索エンジンにも表示される可能性がある

MEOの大きな特徴は、Googleマップにも通常の検索エンジンにも自社の情報を掲載できる点です。

Googleマイビジネスに登録した店舗情報が上位に掲載されるようになれば、当然Googleマップユーザーの目を引きます。そしてそれだけでなく、通常の検索エンジンにも影響を与えます。

 

地域情報を調べているユーザーに、Googleは適した情報を提示できるように検索エンジンを改善してきました。

代表的なのが、「ベニスアップデート」です。ベニスアップデートによりモバイル端末の位置情報を利用して、地域に関するワードを入れていなくても周辺地域の店舗情報が表示されるようになりました。

そしてその流れで、Googleマップの周辺店舗に関する情報も通常の検索エンジンに表示されるようになっています。

 

Googleマップの情報は通常の検索結果一覧(スニペット)よりも上位に表示され、しかも画像や関連情報なども盛り込まれていて目立ちます。リッチな情報が表示されるので、ユーザーの目は明らかにGoogleマップのほうへ向くでしょう。

つまりMEO対策は、間接的にSEO対策にもなっているのです。

 

先ほども言いましたが、すでにSEO対策においては競合がたくさんひしめいている状況ですが、MEO対策については実施していない店舗も多いです。早めにMEO対策を実行すれば、多店舗に対して大きな差を付けられます。

またSEO対策を施したホームページが上位に表示されるようになるまでには、半年や1年などかなり長い期間が掛かります。1位や2位などかなりの高順位を獲得しようと思うと、労力も半端ではありません。

 

その点MEO対策はすぐに成果が出ますし、必ずしも1位や2位になる必要はありません。検索エンジンから結果として表示されたGoogleマップ情報にアクセスした場合、ユーザーはスムーズに複数店舗の比較が可能です。検索エンジンに自店舗のGoogleマップ情報が表示されていなくても、上位10位ほどに入ればユーザーの目に留まり来店数が増える可能性が高まります。

 

リアルタイムで店舗検索をしているユーザーを、効率よく集客できる

スマホで店舗情報を検索しているユーザーは、「今すぐ店舗へ行って用事を済ませたい」

と思っている場合が多いです。店舗へ行きたいと思っているタイミングで上手く店舗情報を表示し、集客できるかが店舗経営成功の鍵の一つを握っています。

 

リスティング広告やホームページのスニペットが検索結果に表示されても、基本文字表示だけで目立ちません。しかしMEO対策をしてGoogleマップを活用して集客できるようになれば、目立つ格好で自社情報を宣伝し、集客へつなげられます。

 

リアルタイムで視認性の高い宣伝を行うためにも、Googleマップの活用は有効です。

 

集客プロセスを、スムーズに進められる

Googleマップ上で集客工程をスムーズに進められるのも、MEOを実行するメリットです。

Googleマップではただ店舗の情報を見るだけでなく、他にもさまざまなアクションを取れるようになっています。たとえば来店候補の店舗から現在地までの距離をマップで表示したり、電話番号をタップして直接予約をしたりできるようになっているのがポイントです。

 

つまりユーザーは情報を調べるだけでなく、スムーズにそのままアクションを取ってストレスなく来店できます。無理のない導線が用意できるので、店舗にとっても効率のよい集客が実現します。

 

ホームページとの連携も可能

Googleマップには、ホームページのリンクを掲載できます。地味に思えるかもしれませんが、以外にも役立つ機能です。

 

SEO対策によりGoogleマップで店舗情報を上位掲載できるようになれば、たくさんのユーザーが自店舗の情報を閲覧してくれます。その中にホームページへのリンクがあれば、気になるユーザーは追加でチェックしてくれるはずです。

 

Googleマップが優れた情報掲載ツールであっても、限界はあります。キャンペーンの告知や最新情報の掲載などは、自由に内容を掲載できるホームページで行ったほうがよいでしょう。

 

Googleマップだけでなく、ホームページも持っていると情報提示の面でメリットが大きくなります。そしてGoogleマップからホームページへ流入する導線が上手く働けば、ホームページもPV増加といったSEOにプラスになる好影響を受けるでしょう。

 

ユーザーの口コミにより、店舗の評判が高まる

SNSの発達も影響し、「UGC(ユーザーが発信するコンテンツ)」はユーザーが商品やサービスを検討する際の情報源として重みをもち始めています。口コミもUGCの一つとして重要視されており、

 

・サービス登録を検討する際は、Twitterで関連の口コミを確認する

・ECサイトで商品を購入するときは、実際に購入したユーザーの口コミをページから確認する

 

といった流れも今では一般的です。

 

Googleマップへ掲載される店舗情報には、口コミも含まれます。そして口コミはGoogleマップで検索結果を表示する際、各店舗情報を評価する指標として使われます。

 

Googleマップで自店舗の情報が上位掲載されるようにするためには、口コミの活用が重要です。よい評価にも悪い評価にも、リプライを返して真摯に対応できるよう心掛けましょう。口コミ情報をもとに店舗のサービス自体に改善を行っていければ、よい口コミがどんどん増えていくはずです。

 

そしてよい口コミが多ければ、「この店舗は他の店舗よりよい評判が多くて信頼できそうだから、来店してみよう」というユーザーを多く集客できるようになるでしょう。

 

MEO集客に向いている業種

 

ここからは、MEOの集客に向いている業種をご紹介していきます。

 

・飲食店

・美容室・サロン

・不動産

 

飲食店

その場ですぐ情報を調べて足を運びたいジャンルの代表格と言えば、やはり飲食店です。スマホで食べたいジャンルのお店を探し、直行する方も多いでしょう。

 

食べログやぐるなびなどの飲食店用ポータルサイトが多く出回っている中、中小規模の店舗がポータルサイトで集客を行うのは難しい状況です。また自社サイトを用意しても、ポータルサイトばかりが上位に出てしまうのでSEOも正直効果が薄いです。

 

MEOを行ってGoogleマップ上で集客できるようにすれば、ポータルサイトへの依存をなくせます。結果的に

 

・ポータルサイトへやむなく情報を掲載する

・上手く効果が出ずに、コストが無駄に掛かる

 

といった悪循環からも抜け出せるでしょう。

 

美容室・サロン

美容室やサロンも、飲食店と似た性質があります。「ホットペッパービューティー」といったポータルサイトが増え、今では美容室やサロンの情報を調べるとポータルサイトばかりが目に付くようになっています。

 

ユーザーから目立つように情報を提示できるMEOならば、ポータルサイトを気にせずに集客が可能です。

 

また美容室においては、料金の安さといった基準の他に立地を気にしている方が多いようです。位置情報をもとにユーザーから近い店舗を提示してくれるようにMEO対策を行うことで、ユーザーのニーズに合わせて自店舗の情報を表示できるようになります。

 

不動産会社

賃貸を探す場所として、不動産会社は重要な役割を持っています。そして不動産会社も飲食店や美容室・サロンと同じように、地域に根付いてネットワークを持っている場合が多いです。

 

不動産会社についてもベニスアップデートが強く関係しており、「不動産」と入力するだけで付近の不動産店舗が表示されるようになっています。飲食店のようにすぐその場で情報を検索したユーザーを集客するのは難しいかもしれませんが、「比較検討した結果、この不動産会社がGoogleマップ内で評判がよいから行ってみよう」と比較検討に大きな影響を与える可能性は高いです。

 

このようにMEO対策は、検討期間の長い商品やサービスを取り扱っている店舗にとっても有効な集客手法です。

 

MEO集客に向かない業種

 

MEO集客に向かない業種は、次のとおりです。

 

・関連ワードで、Googleマップのパネルが検索エンジンに表示されない業種

・そもそも実店舗を持たない業種

 

 

 

関連ワードで、Googleマップのパネルが検索エンジンに表示されない業種

自店舗に関連するワードで、Googleマップのパネルが検索エンジンに表示されない業種はMEO対策をしても効果が薄くなります。Googleマップ上で集客はできるかもしれませんが、やはりGoogleの検索エンジンに出るのと出ないのでは大きな差があるからです。

 

自分が対策したいワードで、実際にGoogle検索を行ってみてください。文字スニペットのみが表示されている場合、MEO対策を行うかもう一度検討してみましょう。

 

ただしGoogleはユーザーファーストの観点から、検索エンジンのアルゴリズムをアップデートしています。その中でローカル検索が強化され適用されるワードが広がる可能性もあるので、Googleの最新動向もチェックしてみてください。

 

そもそも実店舗を持たない業種

実店舗を持っていない企業がMEOを行っても、あまり意味はありません。MEOは「OtoO(オンラインからオフラインの集客を狙う手法)」の一つであり、最初からオンラインだけで経営しているような企業は集客ができないからです。

 

実店舗を持っていない場合は、実店舗マーケティングが始まった場合にMEO対策を検討してみましょう(実際DtoCモデルだった企業が、実店舗ビジネスを始める流れも出ているようです)。

 

コロナの今だからこそチャンス!MEOにいますぐ取り組むべき理由

 

コロナ禍は、実店舗を持つ企業の利益を大きく圧迫しています。緊急事態宣言が解除されたとはいえまたいつ再発令されるかは分からず、また消費者も生活スタイルを変化させているので今まで通りのマーケティングでは失敗する危険性もあります。

 

特に飲食店や宿泊施設などは、県外など遠方の顧客を呼びにくくなりました。コロナの中でも上手く生存を図るには、ECサイトなどを活用しながらWebでも利益を上げられるモデルを確立しつつ、店舗付近の方をリピーターとして集客できるかがポイントになってくるでしょう。

 

ユーザーの位置情報に合わせてGoogleマップの情報を表示できるMEO対策を行えば、付近の見込み客の集客へ大きな効果があるでしょう。「ポータルサイトやWebサイトにインターネット上の集客を頼り切っていた」という方にこそ、MEO対策をおすすめしたいです。

 

まとめ

今回はMEOとは何か、そして期待できる5つの効果や向いている業種、向いていない業種などを解説してきました。

 

MEOを実行すれば、SEOより短期間で高い集客効果を得られます。コロナ禍のコスト面の問題でポータルサイトから脱却している店舗が増加している今だからこそ、低コストで集客ができるMEOをおすすめしたいです。

2020.08.26

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