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プログラミング業界のトレンド!今需要が多い「ノーコード(NoCode)」とは?

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今までのプログラミング業界では、「一からコードを入力してサービスを制作する」のが当たり前でした。しかし最近では従来のプログラミング作業を効率化する「ノーコード(NoCode)」に関係するサービスがもてはやされています。

 

ノーコード(NoCode)は企業のWebサービス・アプリ開発のハードルを下げられる画期的な技術であり、プログラミング市場を盛り上げている要員になっています。ただしできないこともあるので、利用する際は注意点も含めて内容を理解しておくと役立つでしょう。

 

今回はノーコード(NoCode)について基礎から詳しく知りたい方向けにその概要や注目の背景、メリットや課題、市場状況などさまざまな観点から解説を行っていきます。

 

目次

コード記述なしでサービスを制作できる!ノーコード(NoCode)とは何か

プログラミング業界のトレンド!今需要が多い「ノーコード(NoCode)」とは?

 

ノーコード(NoCode)とは、「プログラミングにおいてコード記述を行わずにサービスを開発する」ことです。

 

私たちが普段使っているWebサービスやアプリなどには必ず「ソースコード」が存在しています。たとえば「Google Chrome」といったWebブラウザーで「F12」キーを押してみてください。パソコンの右側に半角英数字の文字列が大量に出てくるはずです。これがソースコードです。

 

コンピューターはソースコードをまず読みこみ、内容に応じてWebサイトを出力したりデータを送信したりといった反応を返します。私たちが見ているWebサービスやアプリの正体がソースコードだと言い換えてもよいでしょう。従来はこのソースコードを半角英数字ベースで記述してWebサービスやアプリ開発を行うのが一般的でした。それだけに

 

・ライブラリといった時間短縮ツールはあるが、開発に時間が掛かる

・開発における人材が限られており、人的コストを含めてさまざまなコストが発生する

 

といったネックがあります。大企業はともかく中小企業は、コスト面からもソースコードを一から記述してWebサービスやアプリなどを制作するのは難しい状況でした。

 

ノーコード(NoCode)はソースコード記述における従来の課題を解決できる仕組みです。たとえばチャットボットの場合、

 

1.ツールにアカウントを登録する

2.用意されたパーツを画面上で組み合わせてシナリオを作成

3.完成したチャットボットを提携先サービスと連携させる

 

といった手順でサービスを制作可能です。制作に関してソースコードの記述は必要ありません。Webサービス上で操作をするだけでサービスが完成するのがポイントです。

 

ソースコードの記述にタッチしないでよいノーコード(NoCode)は、プログラミング業界を大きく変えました。今では中小企業もノーコード(NoCode)ツールを活用して、さまざまなサービスやアプリを提供しています。

 

 

【企業側と開発者側それぞれで比較】ノーコード(NoCode)はなぜいま注目されているのか

プログラミング業界のトレンド!今需要が多い「ノーコード(NoCode)」とは?

 

ここからはノーコード(NoCode)が注目されている背景を、企業と開発者サイドそれぞれに分けて解説していきます。

 

企業側がノーコード(NoCode)に注目する理由

ノーコード(NoCode)は中小企業のWebサービスやアプリ開発をサポートしてくれるツールですが、以外にも大企業での活用が進んでいます。

 

予算を確保しやすく大規模のサービスをコード記述で開発しているイメージも大きい大企業ですが、実際には

 

・プログラミングを一から行うと大規模なだけに余計時間が掛かる

・プログラミングを行うスキルのある開発者リソースが不足している

 

といった課題を抱えているのが現状です。

 

そこでノーコード(NoCode)を活用して、

 

・リスクの高い市場で開発時間を短縮してスピーディーにサービス投入が可能

・市民開発者が社内で発生するのでプロダクト作成のリソースが増加する

 

といったメリットを受けようと各企業が導入の取組を行っているのがポイントです。

 

ノーコード(NoCode)を活用すれば開発時間を短縮できるので、従来通りコードベースで開発を進めている競合に開発スピードで差を付けて優位に立てるのがメリットになってきます。また市民開発者といってコード記述スキルがなくてもサービス開発のできる人員が増え、プロダクトを作成する際リソースに余裕を持ってプロジェクトを進められるのもメリットです。

 

 

開発者側がノーコード(NoCode)に注目する理由

今まで開発者と言うと、ソースコードを理解した上で直接記述してサービスを制作できるエンジニアやプログラマーなどを指していました。開発者は集まりを形成して、新プロジェクトの作成などを行っている場合があります。

 

しかし開発者の数には限界があり、アイデアを出してサービスを制作する際に支障が出てくるケースもありました。ノーコード(NoCode)を活用すれば市民開発者が増加して、「アイデアを持っているけど形にできない」としてプログラミング業界にかかわってこなかった人材が確保できるようになります。結果的に人材が多様化して新しいサービスが想像されて利用できるようになる土壌が形成されるのがポイントです。

 

 

利用ハードルが低い!ノーコード(NoCode)で開発を行うメリットとは

プログラミング業界のトレンド!今需要が多い「ノーコード(NoCode)」とは?

 

ノーコード(NoCode)で開発を行うと次のようなメリットがあります。

 

・直感的な操作が可能で初心者でも気軽に参入できる

・開発におけるコストが削減されて開発スピードがアップする

・無料でも利用可能で気軽に使える

 

 

直感的な操作が可能で初心者でも気軽に参入できる

ノーコード(NoCode)ではソースコードの直接的な記述が必要ありません。

 

・用意された選択肢からブロック状に内容を積み上げる

・既存のデータを取り込んでソースコード化する

・APIを活用して外部ツールと連携させる

 

といった手法でWebサービスやアプリの開発が進められます。すべての操作は基本的にWebブラウザーといったサービス上で直接行えるので、手間が掛からないのもポイントです。

 

ソースコードを直接記述してWebサービスやアプリを制作するのは、初心者にとってハードルが高いです。まず使用するプログラミング言語を学習して知識や技術を身に付け、その上で開発に応用するスキルが必要ですがリソースの育成には時間が掛かってしまいます。

 

ノーコード(NoCode)では「マウスをドラッグ&ドロップ」といったパソコン初心者でもできる簡単な操作のみでWebサービスやアプリが完成します。初心者でも気軽に参入できるので、「今まで開発者がおらずWebサービスやアプリを制作できなかった」という企業でも気軽に導入して利用可能です。

 

 

開発におけるコストが削減されて開発スピードがアップする

Webサービスやアプリは、計画的に開発した上で更新を行えば総合的に企業コストが削減され、新規顧客やリピーターの増加も狙える優秀なツールです。コロナウイルスで実店舗を通じた集客が難しい状況が続く中、ECサイトやECアプリを活用して集客力を維持しようとする企業も増加しました。

 

ただしWebサービスやアプリの開発には時間が掛かります。

 

1.なぜWebサービスやアプリを制作するのか目的を考える

2.制作したいWebサービスやアプリを制作するのに必要なリソースを集める

3.検証を行いながらWebサービスやアプリ開発を行う

4.アップデートを行いサービスの質を維持する

 

といった工程が必要であり、特にノーコード(NoCode)が存在していなかった時代には2以降の工程を実行するのに高いハードルを必要としていました。

 

ノーコード(NoCode)を利用すれば、

 

・2の工程でWebサービスやアプリのアイデアがあるリソースをすぐ集められる

・3の工程で検証作業も含めてスピーディーに開発を実行できる

・4の工程でもアップデートといった作業が簡単に終わる

 

といったメリットを受けられます。1の工程に時間を掛けて目的がぶれないように注意すれば、2以降のプロセスが高速化する分次々に新しいWebサービスやアプリを開発可能です。

 

また開発コストも削減しやすくなり、「試しにPoC(概念検証)用のWebサービスやアプリをその場で作ってみる」といった作業も実現します。新しいアイデアを素早く検証してサービスリリースまで持っていければ、競合にアイデアをサービスとして実現される前にシェア獲得が可能です。

 

 

無料でも利用可能で気軽に使える

ノーコード(NoCode)のツール導入に掛かるコストが高ければ、いくら実用性が高くても使えません。しかし ノーコード(NoCode)のツールはお試しとして無料で提供されているパターンも多く、気軽に導入可能です。

 

Webサービスやアプリに関するツールは、デモ動画を見たりWeb上の情報を調べたりしただけでは使うときの実感が得られにくいです。基本情報を収集した上で実際にどうやって動作するのか検証できれば、ツールの選定が確実になりますしスムーズになります。

 

利用に関する技術的なハードルだけでなくコスト的なハードルも低いので、アイデアをまずは形にしたい方へピッタリです。

 

 

自由度やツールの特性に注意!ノーコード(NoCode)の課題

プログラミング業界のトレンド!今需要が多い「ノーコード(NoCode)」とは?

 

ノーコード(NoCode)はあくまでWebサービスやアプリを開発する手法の一つであり、完ぺきではありません。また気軽に導入できるからといって目的を考えないでとりあえず導入するのはNGです。

 

・定型的なプラットフォーム上で動作するので自由度が低い

・開発ツールの特性に開発するサービスが左右されてしまう

・目的を考えないで導入してしまうと意味のあるサービスを制作できない

 

 

定型的なプラットフォーム上で動作するので自由度が低い

ノーコード(NoCode)はあらかじめ動作内容が決定しているプラットフォーム上でサービスを動作させます。たとえばホームページを制作する場合

 

・変則的なアニメーションを組み合わせたい

・独自の決済機能を搭載したい

 

といった希望が発生する可能性があります。しかしノーコード(NoCode)を活用してホームページを制作している場合、すべての希望がかなわず目的通りのホームページを用意できないときもあるのがネックです。

 

初心者からすればできることは多様的で実現できない機能は少ないです。ただし最初からプログラミング知識や技術のある方が開発時間短縮といった目的でノーコード(NoCode)ツールを利用する場合、「ここにソースコードを入力すれば簡単に実現できるのに」といったもどかしい場面がいくつか出てくる可能性がある点は頭に入れておきましょう。

 

 

開発ツールの特性に開発するサービスが左右されてしまう

ノーコード(NoCode)で制作できるサービスは、制作に利用するツールである程度内容が決定します。ノーコード(NoCode)ツールには違いがありますがそれを知らずに適当に導入してしまうと、思った通りに動かせずに活用できない危険がある点に注意しましょう。

 

またノーコード(NoCode)での開発は簡単ですがどのツールも独自の便利機能を搭載しています。つまり使い方をツールごとに覚える時間は多少なりとも発生するので、実際に使いながらまずは簡単なサービスをチュートリアル形式で作ってみましょう。一度ツールを決定してルールを策定した後またツールを変更するのは非効率な面もあるので、じっくりツール同士をトライアルして最も導入に適したものを選ぶのも重要です。

 

 

目的を考えないで導入してしまうと意味のあるサービスを制作できない

ノーコード(NoCode)を使おうと他の手法を使おうと、開発においては必ずあらかじめサービスを作る目的を考える工程が必要です。ノーコード(NoCode)は導入ハードルが低いので、ついついとりあえず導入しようと思いがちになります。

 

しかしノーコード(NoCode)において目的を考えずにサービス開発を行うと、結局形になる役立つサービスが作れずに市場投入に失敗してしまう可能性が高まります。サービス開発においては事前検証を行った上で市場に投入してよいか判断して、本格的に開発を行い問題がないか確認するプロセスが必須です。目的が決定してしないと事前検証も問題の洗い出しも難しくなってしまいます。

 

ノーコード(NoCode)だからこそ目的を考える時間はじっくり取っておきましょう。むしろ「ノーコード(NoCode)で開発する分目的を明確にしてアイデアを形にできるか検証できる時間を取りやすい」と考えて開発を行ったほうが失敗は少ないです。

 

ノーコード(NoCode)が目的に適していない場合は、

 

・ローコード(LowCode)でソースコード記述を挟みながら作業を簡略化する

・フルスクラッチで多少時間が掛かってもまったく新しいサービスを作る

 

といった手法導入も検討しましょう。

 

 

コロナ禍でも成長率は高め!ノーコード(NoCode)の市場動向

プログラミング業界のトレンド!今需要が多い「ノーコード(NoCode)」とは?

 

ノーコード(NoCode)の市場動向については、調査会社大手の「IDC Japan」が参考になるデータを発表しています。

 

IDC Japanの発表した国内アプリケーションPaaS市場についての調査結果では、2019年の市場規模は306億6600万円となり、2020年の市場規模は346億5800万円になると予想されています。新型コロナウイルスの影響で市場が影響を受け成長率は一時的に減衰するものの、収束後はさらにPaaS市場が活況を帯びると予測されているのもポイントです。2019年から2024年の年間平均成長率は17.7%となっており、高い成長率を維持していくでしょう。

 

 

IDC JapanではPaaS市場において、ノーコード(NoCode)やローコード(LowCode)が市場をけん引していく1つの技術になると推測しています。規模にかかわらずさまざまな企業が導入を始めているノーコード(NoCode)やローコード(LowCode)技術は今後成熟していき、今まで開発が難しかった内容が実現できるようになればさらにシェアが増加するでしょう。「ノーコード(NoCode)といった技術はまだ成長の途中」と見ている方もおり、今後ノーコード(NoCode)技術を提供している企業の動向にも注目が集まります。

 

現在「オンラインにしたかったがオフラインのままである」という部分はビジネスにおいて複数存在します。ノーコード(NoCode)を市民開発者として現場の近くにいる人間が利用し課題解決を図れるサービスを制作できる流れを作れれば、最終的にあらゆる部分がデジタル化して「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の促進にもつながる可能性がある点にも注目です。ノーコード(NoCode)によりDXが日本全体で実現すれば、日本の市場競争力は他国と比較しても引けを取らないレベルにまで成長する可能性が高まります。

 

・コード不要でスピーディーで低コストのシステムアップデートを行える

・内部を可視化しやすいのでシステムのブラックボックス化を防げる

・自発的に企業がシステム開発にかかわれるようになり開発企業とよい関係を構築しやすい

 

といった特徴も、ノーコード(NoCode)がDXを後押しする要因になりそうです。

 

また世界的に見ると、大手企業がノーコード(NoCode)市場にプラットフォーマーとして参入しているのもポイントです。

 

たとえば「Microsoft」はノーコード(NoCode)開発プラットフォーム「PowerApps」を提供しており、シェアを次々と獲得しています。またGoogleは「AppSheet」という

ノーコード(NoCode)に関係する企業を買収しており、今後ノーコード参入に力を入れると公式発表しています。「Amazon」といったライバル企業もこの流れに続く可能性が高いです。

 

ノーコード(NoCode)サービスの提供を推し進めれば、大手企業にとっても今まで開発に携わってこなかった新規ユーザーを獲得して収益を成長させられるチャンスができます。また大手企業だけでなく中小企業のノーコード(NoCode)プラットフォーム参入も促進されれば、さまざまなニーズをさまざまなノーコード(NoCode)サービスが叶えられる多様性の高い市場が醸成していくでしょう。

 

 

どちらで開発する?ノーコード(NoCode) vs コーディングサービス比較

プログラミング業界のトレンド!今需要が多い「ノーコード(NoCode)」とは?

 

ここからは代表的なサービスをご紹介しながら、ノーコードサービスとコーディングサービスを比較していきます。

 

ノーコード(NoCode)におけるおすすめサービス

「ソースコードを打たずにサービスが制作できる」といった特徴を踏まえていればノーコード(NoCode)ツールとして扱われるので、ノーコード(NoCode)ツールにはさまざまな種類があります。

・スマホアプリ開発に利用されるもの

・ホームページ構築に利用されるもの

 

 

スマホアプリ開発に利用されるもの

スマホアプリの開発に利用されるサービスには、

・Bubble

・Glide

・Adalo

 

といった種類があります。

 

「Bubble」はUIも分かりやすく、拡張機能にも優れているサービスです。Webアプリを開発するのに特化してますが、ネイティブアプリへの変換も可能になっています。

 

「Glide」は Googleスプレッドシートのデータを基にしてアプリを制作可能なツールです。こちらは新世代のWebアプリと言われている「PWA」の制作に向いているツールですが、制作物のアプリストアリリースもできます。

 

また「Adalo」は、最初からネイティブアプリの開発に向いているツールです。テンプレートも多くネイティブアプリ開発初心者でも制作に利用しやすいのが特徴になっています。

 

・WebアプリとしてサービスをリリースしたいときはBubble

・PWAに挑戦したい方はGlide

・ネイティブアプリのリリースを最初から目的としている場合はAdalo

 

を選ぶとよいでしょう。

 

 

ホームページ構築に利用されるもの

ホームページ構築に利用されるサービスとしては、

 

・STUDIO

・Wix

・shopify

 

などがあります。

 

「STUDIO」は大手Web開発企業も利用しており、プロトタイプデザインの制作も可能なノーコード(NoCode)ツールです。また「Wix」は世界中で1億人以上が利用しており、ドラッグ&ドロップなどの直感的操作でWordのようにホームページを制作できるツールです。

 

「shopify」はカナダ発のECサイトプラットフォームであり、オリジナルのECサイトを簡単に自力で用意できます。コロナ禍で利用者が急増しているのもポイントです。

 

・ノーコード(NoCode)で自由度の高いホームページを構築したかったらSTUDIO

・シンプルに必要な機能をまとめたホームページを簡単に作りたかったらWix

・決済機能までこだわってオリジナルのECサイトを用意したかったらshopify

 

を選んでみましょう。

 

 

コーディングにおけるおすすめサービス

ノーコード(NoCode)ではなくローコード(LowCode)やフルスクラッチなどに使えるおすすめのサービスは次の通りです。

 

ローコード(LowCode)系

ローコード(LowCode)は次のようなサービスで利用できます。

 

・Kintone

・Mendix

・OutSystems

 

積極的に働き方改革を行っている「サイボウズ」の「Kintone」は、日報といった社内で使う実用性のあるアプリの開発が可能です。アプリに蓄積されたデータの活用も可能であり、サービス連携性にも優れています。

 

また「Mendix」は機能が難しいアプリの実装にも使える便利なツールです。サポートも充実しており使いやすいのも特徴になっています。

 

「OutSystems」はカスタムコードの拡張機能が搭載されており、大規模のアプリ開発にも向いているツールです。「Intel」といった大手企業も導入している信頼性の高いツールになっています。

 

・社内アプリの作成をする場合はKintone

・複雑なアプリを開発したい場合はMendix

・規模の大きいアプリを短時間で開発したい場合はOutSystems

 

を選んでみましょう。

 

 

フルスクラッチ系

フルスクラッチ、またはそれに近い形でサービス開発をしたい場合は次のようなツール(Xcode)が適しています。

 

・Visual Studio

・ Android Studio

・Xcode

 

「Visual Studio」はMicrosoft社が提供している代表的な開発環境です。Webアプリやクラウドサービス、ネイティブアプリまで作れる優れものになっています。

 

「Android Studio」はAndroid向けのアプリを制作できるツールであり、Google Playで配布するアプリを制作したい方は導入したほうがよいでしょう。ただしパソコンの容量をかなり消費するので注意してください。

 

「Xcode」は「Apple」が提供している開発環境であり、「iOS」向けにアプリを作る目的ある場合は必須と言ってよいでしょう。「Swift」といった最新のAppleプログラミング言語も活用しながらアプリを作成可能です。

 

・いろいろなサービスをフルスクラッチしたい場合はVisual Studio

・Androidアプリでシェアを獲得したい場合はAndroid Studio

・Apple端末のシェアを獲得したい場合はXcode

 

と選択してみてください。

 

開発自由度よりも開発スピードや開発の簡単さを選ぶならば ノーコード(NoCode)、スピードや簡単さよりも自由度を選ぶならばローコード(LowCode)やフルスクラッチ用のツールを使いましょう。自社の目的によって使うべきタイプは変化します。

 

 

ノーコード(NoCode)でエンジニアやプログラマーは不要になるのか?生き残る条件とは

プログラミング業界のトレンド!今需要が多い「ノーコード(NoCode)」とは?

 

ノーコード(NoCode)の普及により心配されるのは、エンジニアやプログラマーの雇用です。現在「RPA(ロボットプログラムを使って業務を自動化するツール)」や「AI(人工知能)」などによって既存の雇用が置き換わってしまうのではないかという危惧が世間で大きくなっています。それと同じく、ノーコード(NoCode)といった簡単にサービス開発ができるプラットフォームがシェアを伸ばすと既存のエンジニアやプログラマーがどうなるのか心配する声もあるでしょう。

 

しかし結論としては、「エンジニアやプログラマーはなくなりません」。ノーコード(NoCode)についてある程度理解している方は、エンジニアやプログラマーの雇用がなくならない理由をすでに理解していると思います。

 

明確に雇用がなくならないと言える理由は次の通りです。

 

・ノーコード(NoCode)でできることに限りがあり、まだ他手法に需要がある

・IoTやAIといった知識や技術に詳しいエンジニアやプログラマー需要が増加している

・ノーコード(NoCode)プラットフォームを管理する人材が必要になる

 

 

ノーコード(NoCode)でできることに限りがあり、まだ他手法に需要がある

ノーコード(NoCode)でもある程度多機能なサービスを制作はできます。しかし使えば使うほど実装できる機能に対して限界も感じるのも事実です。

 

先ほど述べたように、目的によってはローコード(LowCode)を開発したハイブリッドな開発手法やフルスクラッチベースの難しい開発手法も求められています。企業としては複数の開発手法へ対応できるようにしておくと、さまざまなユーザーのニーズを叶えられるので有利です。そしてエンジニアやプログラマーは開発手法を多様化させたい企業からの需要が高まるでしょう。

 

 

IoTやAIといった知識や技術に詳しいエンジニアやプログラマー需要が増加している

現在の日本では、「IoT(モノのインターネット)」やAI、RPAといった最新ITへ対応できるエンジニアやプログラマーが不足しています。今後各最新技術が当たり前のものとして拡大していくことを考えると、新しいサービスを提供するために最新技術に詳しい人材は必要です。メンテナンスまでできるとさらによいでしょう。

 

最新技術を活用して何ができるか、そしてどうやってサービスを実現できるか論理的に考えた上で形にできるエンジニアやプログラマーは需要が確実に増加します。

 

 

ノーコード(NoCode)プラットフォームを管理する人材が必要になる

ノーコード(NoCode)プラットフォームを企業が提供できるのは、本来ソースコードの記述が必要な部分を直感的な操作で記述追加できるように紐づけを行って調整しているからです。たとえば「クリックで項目を追加」という操作では、選択された内容に応じてソースコードがその場に追加されて読み込まれるようになっています。

 

当然紐づけや調整はノーコード(NoCode)ではできません。根本的に一からプログラミングした上で、直感操作ができるようユーザーに見える部分(フロントエンド)と見えない部分(バックエンド)をコード操作する必要があります。エンジニアやプログラマーとして技術がないと不可能な作業です。

 

つまりノーコード(NoCode)プラットフォーマーが増加すればするほど、開発者としてよりエンジニアやプログラマーの需要が増加します。メンテナンスに関してもエンジニアやプログラマーの力が必要になるでしょう。

 

ノーコード(NoCode)が普及しても既存のエンジニアやプログラマーは必要ですが、今までのように同じ作業を繰り返すだけでは不十分なのも事実です。エンジニアやプログラマーのスキルの一つとして、最新情報を取り入れて自分でも使えるようにする努力は必要でしょう。最新技術で新しいサービスを想像できるレベルにまで達していれば、将来的に今よりも必要とされる場面が増えます。

 

またノーコード(NoCode)について詳しく理解しており、トラブルがあってもすぐ解決できる人材は開発の中心としてリーダーシップを取りやすくなります。他のコードに詳しくない市民開発者のサポートを行えるように、コミュニケーションスキルも身に付けておくと安心です。

 

 

まとめ

プログラミング業界のトレンド!今需要が多い「ノーコード(NoCode)」とは? 

 

今回はノーコード(NoCode)の概要や注目の背景、メリットや課題、市場状況などさまざまな観点から解説を行ってきました。

 

 

プログラミング初心者でも導入しやすいノーコード(NoCode)は、規模を問わずさまざまな企業がサービス開発に活用しています。開発者が増加して多様性が確保されると、今までにないサービスが登場してユーザーへ提供される可能性もあります。

 

ノーコード(NoCode)により雇用がなくなるのかと心配する声もあるかもしれませんが、最新ITへの対応も含めてまだ企業ではエンジニアやプログラマーの力が必要です。最新技術への対応を忘れずに、将来を考えて仕事をしてみてください。

 

2021.01.06

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