SEO対策

Googleに好かれるホームページ制作とは?・・・
2020.08.25
TRASPコラム
SEO対策
現在、どの企業も自社のホームページを持っている時代です。
自社のホームページを持っていれば、顧客の新規開拓、自社のブランディング、企業から顧客に向けたメッセージの発信、顧客からの声を集めるなど、さまざまな用途で使えます。
しかし、すべての企業ホームページが有効に機能しているかと言えば、そうとは言えない
現状があります。
特にSEOの面から見ると、ホームページをうまく使えていないことが多いです。
SEO対策をしっかり行い、ホームページを上位表示できれば集客やブランディングに役立つとわかっていても、やり方がわからない企業も多いようです。
そこで本記事では、SEOに有利なホームページを作るうえで必要なことについて紹介していきます。
自社のホームページを持っていても、上手く活かしきれていないと感じている人や、これからホームページ制作を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
目次
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で意味は検索エンジン最適化です。
検索エンジン最適化とは、ホームページを検索エンジンの検索結果に上位表示させることを目指すための施策のことです。
ホームページは、成約のための集客や自社のブランディングなどの目的を達成するために作ります。
この目的を達成するためには、質のいいホームページを用意するだけでは不十分です。
なぜなら、どんなにユーザーにとって有益なホームページであっても、ユーザーの目に触れる機会がなければ意味がありません。
ユーザーの目に触れる機会を増やすには、ユーザーが検索するキーワードに沿った検索結果に上位表示することが必須になります。
そのための方法がSEOなのです。
SEOを考えるとき、検索エンジンから評価されることを優先しがちですが、そればかりにとらわれると本質を見誤ります。
なぜなら、検索エンジンがホームページを評価するときはユーザーの満足度を何よりも重要視しているからです。
つまり、小手先のSEO対策に気を取られてユーザーの満足度を無視すれば、結果的に検索エンジンからの評価も得られないということです。
SEOとは、「ユーザーの満足度=検索エンジンからの評価」であることをおぼえておきましょう。
SEOに有利なホームページを制作するメリットは以下の通りです。
・コンテンツを定期的に追加していくことによってホームページが育っていくこと
・コンテンツとSEO対策が充実したホームページを用意できれば、その集客効果が長期間持続すること
・検索ユーザーに対して24時間365日アピールすることが可能であること
・一度上位表示していまえば、ほとんど費用がかからずに済むこと
デメリットは以下の通りです。
・即効性がないこと(効果があらわれるまで少なくとも半年はかかる)
・コンテンツを随時追加してホームページを育てていく必要があるので、手間がかかること
・ノウハウを得るまで時間がかかること
SEOはやればやるほど結果が出るものと言えます。しかし、結果が出るまである程度の時間がかかります。
そのため、結果が出ない初期の期間にいかに辛抱できるかがSEOを成功させるためのカギと言えるでしょう。
自社のホームページを上位表示させるためには、Googleとの関係性を理解しておく必要があります。
というもの、現代の検索エンジンは主にGoogleとYahoo!の2種類ありますが、Yahoo!はGoogleの機能を使っているため、SEO対策とはGoogle対策であると言えるからです。
検索エンジンのシェアの割合で見ても、Googleは約74%、Yahoo!は20%です。
この2大検索エンジン以外のものはわずか6%のシェアしかありません。
したがって、自社のホームページを検索エンジンに最適化させるということは、Googleの検索エンジンに最適化させることであるとおぼえておきましょう。
Googleは公式の「SEO基準書」を発表しています。
これからホームページ制作をはじめる場合は目を通しておくことをおすすめします。
SEOに有利なホームページを作る方法は大きく分けて以下の3つがあります。
・質の高いコンテンツを用意すること
・内部施策
・外部施策
質の高いコンテンツを掲載し、内部施策と外部施策を充実させることがSEOにおいての理想形です。
この項目で、詳しく説明していきます。
①コンテンツSEO
先ほども触れましたが、SEOで最も重要なことは質の高いコンテンツを用意することです。
コンテンツの質で上位表示を目指すことをコンテンツSEOと呼びます。
コンテンツSEOの重要性はますます高まりつつあるので、これからホームページを制作し、集客や自社のブランディングに役立てようと考えている人は、ぜひおぼえておきましょう。
コンテンツSEOは、ユーザーの心理状態に合ったコンテンツを用意することが重要です。このユーザーの心理状態の変化をカスタマージャーニーと呼びます。
カスタマージャーニーとは「認知→興味・関心→比較・検討→成約→リピート・ファン化」という一連の流れのことを言います。
例えば、認知のためのコンテンツで商品を知ってもらい、興味・関心のためのコンテンツでニーズを喚起し、比較・検討のコンテンツで他社の商品より優れた部分をアピールし、成約のためのコンテンツで商品購入のダメ押しをするといったイメージです。
また、それぞれのコンテンツにリンクを貼って連動することで、コンテンツ同士が情報を補完し合えるメリットもあります。
コンテンツの質と量の充実度が増すほどこの効果は大きくなり、集客から成約までの流れをフォローできるようになります。
コンテンツを作成するときはキーワード選定が重要になります。
先述のとおり、質のいいホームページとコンテンツを用意しても、ユーザーの目に触れなければ意味がありません。
そのため、自社の商品に興味を持ってくれそうなターゲットが検索しそうなキーワードを選んでコンテンツを作成する必要があります。
ただ、ターゲットが検索しそうなキーワードは、同業他社も上位表示を目指していることが多いです。
ホームページ運営をはじめたばかりのときは、ある程度の検索数が見込めて、強いライバルがいないキーワードを選んで上位表示を目指すことをおすすめします。
②タイトル、メタディスクリプションを魅力的なものにする
SEOの内部施策で最も重要なものにタイトルとメタディスクリプションがあります。
ちなみに、メタディスクリプションとは検索画面でタイトルの下に表示されるホームページの概要がわかる文章のことです。
タイトルとメタディスクリプションは、ユーザーにとっても、検索エンジンにとっても非常に重要なものになります。
なぜなら、両者ともタイトルとメタディスクリプションを見て、このホームページがどのような内容なのかを判断するからです。そのため、一目見ただけで内容が把握でき、検索ユーザーの興味を引くような文章で書く必要があります。
なかなか上位表示されないホームページを手直しする場合も、まずはタイトルとメタディスクリプションに問題はないか?を考えるほどです。
実際、タイトルとメタディスクリプションを変更しただけで検索順位が上昇した例はいくらでもあります。
タイトルを書籍の背表紙、メタディスクリプションを書籍のオビの文章と捉えて考えてみれば、その重要性を実感できるでしょう。
③SEOに有利な外部リンクを取得する
SEOの外部施策として、質の高い外部リンクを取得することも重要です。
質の高い外部リンクとは、検索エンジンから評価されている信頼性の高いホームページからのリンクのことを指します。
質の高い外部リンクを取得できれば、自社のホームページの信頼性を証明することができるので検索エンジンからの評価も上がります。
ただ、外部リンクは狙って取得できるものではありません。
本来、外部リンクは、他社のホームページから自社のコンテンツを評価されて、引用や参照されるときに貼られるものです。
したがって、外部リンクはあくまでも他者の働きかけがあって得られるものであり、信頼性や有益性が高いコンテンツを追加していくことでしか得ることができないことをおぼえておきましょう。
以前はリンクの質に関係なく、できるだけ数多くの外部リンクを集めることで検索エンジンから評価されていましたが、現在は自社のホームページに質の低い外部リンクが貼られているとペナルティを受けることがあるので気を付けましょう。
ホームページを制作し、コンテンツを追加していく一連の流れをすべて自社で行えば、コストパフォーマンスがいいのは言うまでもありません。
しかし、ホームページを上位表示させるためのSEO対策を実践する場合、初心者には取っつきにくいものが多いです。
ノウハウのない初心者が一からSEOに強いホームページを用意し、SEOに強いコンテンツを用意することは並大抵のことではありません。
先述のとおり、ホームページが上位表示されるようになるまでには手間がかかりますし、ホームページを運営できる人材を確保する必要もあります。
しかも、その作業を自社が手掛ける本業と並行して行う必要があるのです。
最初にかかるコストを考えて、ホームページ運営をはじめること自体をためらってしまう企業も少なくありません。
このようなときは、ホームページ制作会社に依頼することが有効な方法です。
ホームページ制作会社であれば、SEOの知見を豊富に持っているため効果的な施策を施してくれますし、ホームページの立ち上げから定期的なコンテンツの提供まで幅広くフォローしてくれるでしょう。
自社の状況に合ったサービスを提供してくれるホームページ制作会社を利用すれば、SEOでの集客を外注し、自社は本業に専念できる環境を整えることができます。
現在は、集客や自社のブランディング、顧客とのコミュニケーションを取るためのツールとして、SEOに有利なホームページを持つことが企業にとって必須になっています。
この流れに乗ることができない企業は、他社との競争に勝つことがむずかしいと言えるでしょう。
しかし、SEO対策は初心者には取っつきにくいうえに、効果もすぐには実感できません。
このような場合は、プロにまかせるのが一番です。プロにまかせれば自社の本業に影響なく、ホームページを運営することができます。
もちろん、プロのホームページ制作会社にまかせても結果が出るまで最短で半年ほどかかりますが、軌道に乗ってしまえば、あとはコンテンツを追加していくだけです。
はじめるなら早いほうがいいのは言うまでもありません。
現時点でSEOに有利なホームページを必要としているなら、一度相談してみてはいかがでしょうか。
2020.08.13