ホームページの制作料金について〜制作会社が語る費用について〜
その他コラム
更新日:2021.03.12
公開日:2020.05.19
ホームページを始めて作る方や今使っているものを新しく作り変えたいと思っている方は制作業者を探してみると思いますが、料金はピンキリで、【30万円程度~100万円を超えるところもあり】料金にバラツキがあります。なぜこんなにも料金が異なるのか、、そんな風に思ったことはありませんか。
作成する際の費用は、目的や課題によって、ページ数やデザイン性、機能が異なるので、費用に大きく差が出てしまいます。
今回は、ホームページ作成の料金別でどんな特徴があるのか、ご説明させて頂きます。
目次
ホームページの作成費用
モノやサービスには【原価】というものがありますが、それはホームページを制作(生産)している人がいますので、ホームページに関しても存在します。
ただ、ホームページの場合は、大量にモノを仕入れ、加工したり生産する業態ではありませんので、制作者の技術料金や【人件費】などが原価の大半を占めています。
・10万円以下
作成費用が「10万円以下」の場合には、自分で作成するタイプのホームページが多く、作成する環境のみ業者が提供し、あとは自分で作成していくパターンがほとんどです。原稿や画像素材、加工、レイアウト等は自分で考えなければならないので、見た目としてはチープ感がどうしてもでてしまう可能性が高くなります。
原稿や画像素材、レイアウトも全て自分で行える、または、見た目上のチープ感があまり気にならない方、あまりお金をかけずにホームページを作成したいという方にはおすすめです。
・20万円以下
作成の費用が「20万円以下」の場合では、テンプレート(ひな型)タイプが多く使われています。もともと決められているデザインに自社のロゴや画像、原稿を差し替えて作成するパターンが多くなっているので、デザインは少し違和感がでてしまったり、他社のレイアウトとほぼ同じになってしまう可能性が高くなります。
個人事業主としてこれから開業される方、とりあえずでホームページを作ろうと考えている方にはおすすめです。
・30万円~100万円程度
一般的にホームページを作成される方に一番多くなっている価格帯が「30万円~100万円程度」のオリジナルタイプとなっています。特徴は、デザインをオリジナルで作成しますので、依頼者の内容やご要望に沿いながら作成をします。
また、テンプレート(ひな形)タイプとは違い、全てオリジナルですので、クオリティや品質面に関しては綺麗に作成することができます。会社案内などのホームページの場合には、会社それぞれの業務内容や商品・サービスなどを紹介するのがほとんどで、デザインやページ、機能などの要望に応じて作成されます。
・100万円~
作成費用が「100万円以上」かかる場合に多いのは問題解決タイプです。
問題解決型の特徴は、単純に綺麗なホームページを作成するよりは、具体的に集客や売上を伸ばすために作成するなど、明確な目的や課題を解決のために活用される場合がほとんどで、企画や提案、設計・構成、コンサルティング等も行ってくれるのが特徴となっています。
ホームページの制作依頼
・制作会社が大規模
人件費や工数によりますが、100万円以上の費用がかかることがほとんどです。規模が大きいと人件費や設備費が高い傾向にあり、価格が高くなりがちです。ですが、人がたくさんいるため、制作の進捗状況が遅れてしまうリスクは少なくなります。
・制作会社が中小規模
ページ数や工数によりますが、30万円~100万円前後で対応してくれるところがほとんどです。中には30万円以下で制作をしてくれる良心的な会社もあります。
中小規模の制作会社では、融通がききやすく、柔軟に対応してくれるところも多くあります。また、親身に対応してくれるという点に関しても依頼者側には大きなメリットといえます。
・制作を下請けなどに任せている
中には、外注制作をしているところがあります。下請けに完全に任せているケースです。このような場合は、マージン料が発生します。会社によって違いは出ますが、マージン料は約15~約40%程度となっています。マージンがある分、料金が高額になることがありますので、そこは気をつけるようにしてください。
・個人事業主に頼んだ際の料金相場
個人事業主に依頼した場合の料金の相場としては、「10~20万円前後」となっています。
ですが、信頼関係を構築していないと行き違いとなり、トラブルに発展してしまう可能性は拭いきれません。そのため、依頼する際にはしっかりと話し合ってから依頼するようにしましょう。
予算を決める前に制作目的を確認しよう
予算を決める前に制作する目的をはっきりとさせておきましょう。目的をしっかりと持つことで、予算が削れる部分があったり、逆に力を入れる必要がある箇所が見えてきたりします。
・名刺代わり
最近は特に名刺代わりにホームページを作りたい、という方もいらっしゃいます。その理由なら、デザインに力を入れてWebサイトに訪れた人が印象に残るようにすると良いでしょう。また、名前や住所など顧客にとって必要な情報を明記しておくようにしておきましょう。
一方で、検索エンジンからの流入を期待する必要がないのであれば、SEO対策などインターネット上から集客する施策には力を入れなくてもいいかもしれません。
・売上
ホームページから売上を獲得することを目的にしている場合には、様々なことに費用をかけるというケースが多いです。
たとえば、売上を上げるためには、Webサイトの見栄えを気にする必要があります。理由としては、見栄えが良いと信頼性が高くなり、購入への不安を少なくできるからです。デザインに関しても高品質にする必要があるため、制作会社に作成してもらうと良いです。売上を上げようと思うと、検索エンジンからの流入を狙うことにもなりますので、コンテンツ制作などにも力を入れるようにしましょう。
維持費も含めて考える
予算の計画をたてる際にどうしても初期費用のみに重点を置いてしまいがちですが、維持していくためには、維持費がかかってきます。
ホームページを維持するために必要な費用
簡単にご紹介すると下記のような費用となります。
・ドメインやサーバー契約の費用
ホームページには、◯◯.comのようなドメインが必要となっています。種類によって費用が変わってきますが、毎年数十円~数万円程度の経費がかかります。更新をしていかなければドメインの使用ができなくなるので、維持するためには必ずかかるお金となります。
・広告費用
商品(自社アイテム)などをホームページで売る場合、閲覧数が低いとにはたくさんの人に見てもらえないので、実際に広告を利用する方もたくさんいらっしゃいます。
・更新費用
更新費用も維持していくのに必要となる費用のひとつです。ほとんどのホームページがコラムページなどを作成していて、随時記事の更新しています。すべての更新作業(記事の作成等)を自分で行えるという方は予算計画にとして考える必要はないですが、記事を書くことが難しい人、記事を書く時間のない人は、制作会社に更新を依頼している方も少なくありません。制作会社に依頼すると、SEO対策を意識した記事を執筆してくれますので、たくさんの人に見てもらえる可能性のあるコンテンツを次々に公開していくことができるようになります。
・運用費用
予算内に運用費も忘れずに入れておくと良いでしょう。コンバージョンを得るためには、Web制作の知識以外にもSEOの知識も必要不可欠です。このすべてに対応すること難しい方は、ホームページ自体の運用を任せているという方もいらっしゃいます。運用を依頼すれば、記事の制作のみならず、コンテンツの管理や上位表示のための提案をしてもらえます。
そのほか追加料金についても考えておこう
維持費以外にも追加料金も予算として考えておくようにしましょう。
例えば、「デザインを大幅に変更したい」となった場合、修正費用をお支払いしなければならない場合がほとんどです。予算の中に追加料金を含めていないと想定外の出費となり、負担となってしまう可能性があるので、初期費用や維持費とは別で支払いできる金額も予算の中に含めておき、制作会社に依頼するのがおすすめです。
ホームページ作成について料金別でみてもたくさんのタイプがあることが理解頂けましたでしょうか。
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