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2023.03.01
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更新日:2023.02.08
公開日:2022.01.25
Webサイトを運営していると、
「Webサイトの検索順位が急に下がった」
「どのような要因によって検索順位が変動しているのかを知りたい」
と考えられている方も多いのではないでしょうか。
検索順位は検索エンジンの評価によって決まりますが、明確な評価基準は公表されておらず、具体的な理由を知ることは簡単ではありません。
そこで本記事ではSEOの順位が変動する理由、そして急下降する原因と対策方法を解説していきます。
さまざまなWebサイトのSEO対策を実施してきたTRASPが、順位変動の確認方法や順位を上げる方法についても解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
SEOの順位変動とは、検索結果の掲載順位が上昇したり下降したりと、さまざまな要因によって動くことをいいます。
そもそも世の中にはGoogleやYahoo! JAPANをはじめ、さまざまな検索エンジンが存在します。
それぞれの検索エンジンでは複数の要素からWebサイトを評価し、検索キーワードの関連度からランキング化して表示する仕組みです。
そのため検索エンジンによって順位が変動する理由は異なり、対策方法にも違いがあると認識しておきましょう。
本記事では主に、Googleの検索エンジンに関する変動について紹介していきます。
SEOの検索順位について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
SEOの順位が変動する理由には、検索アルゴリズムのアップデートやWebサイトの外部・内部要因が考えられます。
順位を確認しただけでは明確に理由を判断することは難しいため、本項目の内容に当てはめながら考えていきましょう。
ここでは、SEOの順位が変動する理由について詳しく解説していきます。
まず1つ目の理由は、検索アルゴリズムがアップデートされ、Webサイトの評価基準が変化することです。
検索アルゴリズムとは
検索エンジンがWebサイトを評価し、掲載順位を決めるためのプログラム
検索エンジンはWebサイトと検索キーワードとの関連度から掲載順位を決めていますが、インターネット上にあるすべてのWebサイトを評価することは簡単ではありません。
そこで独自の評価基準を設け、ユーザーへ効率良く質の高いコンテンツを提供する役目をもつのが検索アルゴリズムです。
検索アルゴリズムでは定期的にアップデートを行っており、なかでも年に数回はコアアップデートと呼ばれる大規模なアップデートを行います。
そのためコアアップデートによって評価基準が変化し、掲載順位が変動することは多いといえるでしょう。
検索アルゴリズムについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
2つ目の理由はWebサイトの外部要因となり、Webサイトへ直接的な原因はないものの、何かしらの要因によって順位が変動するケースです。
具体的には以下の理由が考えられます。
各々、解説していきます。
Webサイト全体の順位変動で考えられることが、低品質な被リンクの増加です。
被リンクとは
外部サイトから自サイトに向けて設置されたリンクのこと
被リンクは外部からの評価を判断する材料の一つであり、検索エンジンが重視している要素です。
そのため低品質な被リンクが増加するとSEOに悪影響となり、結果的に検索順位が下降する原因になります。
具体的には、以下のような被リンクが低品質と認識されます。
なかには悪質なWebサイトが他社サイトの評価を下げるために、意図して低品質な被リンクを設置している場合もあります。
したがって対策としては、自社で不正な被リンクを増やさないことはもちろんのこと、勝手に設置される被リンクをツールなどでチェックするようにしましょう。
被リンクについて詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
外部要因では、自サイトより他サイトの評価が向上したことも原因として考えられます。
検索エンジンでは日々インターネット上のWebサイトが評価されているため、他サイトの評価が高まることも少なくありません。特に検索アルゴリズムのアップデート後であれば、評価基準の変化にともなって他サイトに掲載順位が抜かれることもあるでしょう。
逆に自サイトの評価が高まり、他サイトよりも検索上位に表示されることも考えられます。
検索エンジンの評価基準は複数の項目がありますが、なかでもコンテンツの質は重視される要素です。
したがって他サイトに順位を抜かれないためには、まずは自サイトの質を高めることを意識しましょう。
最後に考えられる外部要因が、ユーザーの検索意図が変化したことで、検索結果に表示されるWebサイトが変わってしまう場合です。
検索エンジンはユーザーが検索するキーワードに対して、「検索意図を満たしている」と判断するWebサイトを上位に表示します。
そのため検索意図に変化があれば評価基準にも調整が入り、検索結果に違いが出ることもあるでしょう。
例として挙げるならば「コロナ」という検索キーワードが該当します。
仮に2015年に「コロナ」と検索した場合、基本的にはコロナビールやコロナと名称のつく企業などが上位に表示されていました。しかし現代では、ほとんどがコロナウイルスに関するWebサイトが表示されるでしょう。
このように話題性によっても表示される結果に変化があるため、検索意図は定期的に確認することが重要です。
SEOの外部対策について詳しく解説した記事がありますので、こちらも参考にしてください。
3つ目の理由はWebサイトの内部要因です。
Webサイト内の構造やコンテンツで何かしらの原因が理由となり、掲載順位へ影響を与えていると考えられます。
具体的には以下のような要因です。
各々、解説していきます。
内部要因として最も考えられる原因が、コンテンツの情報が古くなっている場合です。
Webサイトを公開したばかりの頃であれば、リサーチしたての情報でユーザーにとっても価値のあるコンテンツといえます。しかしコンテンツの更新がなく数年間放置してしまえば、記載内容が古い情報になってしまうことが多いでしょう。
例えば「音楽 トレンド」という検索キーワードの場合、ユーザーの検索意図は「いま流行っている音楽を知りたい」です。そのため数年前の音楽情報では需要が低く、検索上位には表示されません。
このように検索意図によっても求められる情報の鮮度は異なりますが、基本的には最新の情報が記載されているほどコンテンツの質が高く、上位表示されやすいといえるでしょう。
検索順位では情報の鮮度だけでなく、コンテンツの信憑性も重要です。
具体的にはE-A-Tをもとに、コンテンツとサイト運営者の関連性が重視され、専門性や権威性が問われます。
E-A-T
E-A-Tとは上記3つの要素のことをいい、Googleが示すコンテンツの質を評価する基準です。
例えば「医療」に関連する検索キーワードの場合、素人が発信している情報では信憑性が低く、医者が携わっている情報のほうが評価を得ます。
特に現状では個人アカウントよりも企業アカウントのほうが評価されやすいといえるでしょう。
そのためできるだけ運営者情報を掲載するなど、情報の信憑性をしっかりと提示することが大切です。
SEOの順位が上がりやすいコンテンツについて解説した記事もあります。
Webサイトのユーザビリティが悪化したことも、順位変動の内部要因として考えられます。
なぜならインターネット社会の成長が早く、ユーザーの求めるコンテンツの在り方が複雑化しているからです。
実際2021年3月には「モバイルファーストインデックス」が導入され、すべてのWebサイトがモバイルページを軸に評価されるようになりました。
このように時代の流れとともに、ユーザー目線でサイトの扱いやすさも変化しています。
したがってコンテンツの内容はもちろんのこと、Webサイトの機能面やUI/UXなどのデザイン面も加味したうえで、Webサイトを更新することが重要です。
SEOの内部対策について詳しく解説した記事があります。
検索順位では緩やかに変動する場合もあれば、急激に変動する場合もあります。
なかでも急激に変動する際は、以下の原因が多いといえるでしょう。
各々、解説していきます。
前述のとおり検索アルゴリズムでは定期的なアップデートがあるため、評価基準の変更にともなって検索順位が下降してしまうこともあります。
実際に過去の例を挙げると、
などがあり、検索順位にも大きな影響を及ぼしています。
このように検索アルゴリズムは順位が急変動しやすいため、特にコアアップデートの情報は目を通すようにしましょう。
SEOに影響の強い設定を変更してしまうと、いままで蓄積されてきた評価が失われ、検索順位が急変動する原因となります。
例えば以下のような設定です。
特にSEOで評価を得るためには、長期的な対策が必要です。
そのため重要項目を変更する際は細心の注意を払い、できるだけ影響が少ないようにしましょう。
SEO対策について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
そもそもの原因とはいえますが、Webサイトの設定が間違っていれば検索エンジンから良い評価を得られず、検索上位に表示されることはありません。
例えば以下のような設定になります。
設定によってはインデックスされないような場合も存在するため、現状の問題点から原因を考え、早急に対処しましょう。
順位変動のなかでも特に注意すべきことが、Googleガイドラインの違反です。
多少の順位変動であれば問題ありませんが、なかにはインデックスから抹消されることや、検索結果の圏外になるようなペナルティも存在します。
気づいてからでは遅い場合もあるため、Googleのガイドラインはかならず一読し、違反行為とならないWebサイト運営を行いましょう。
SEOの掲載順位は日々更新されているため、Webページ一つひとつを把握することは大変です。
そのためここでは簡単に掲載順位や順位変動を確認する方法を紹介していきます。
順位変動の確認には、Googleが無料で提供している「Google Search Console」が活用できます。
Google Search ConsoleはWebサイトを管理するためのツールとなり、インデックス状況やWebページのエラー確認が可能です。
順位変動を確認するには、以下の流れで行いましょう。
順位変動の確認だけでなく、検索順位の詳細な情報を知りたい場合には、専用のチェックツールの活用もおすすめです。
ツールによっては自動計測の機能もあるため、コンテンツ量が多い方でも簡単に管理できます。
なかでもおすすめなツールが以下の2つです。
検索順位の上昇や維持には、検索エンジンの最適化を図るSEO対策が必須です。
なぜなら検索エンジンが各Webサイトを評価することで順位が決まるため、評価される内容を把握し実施する必要があるからです。
仮に広告などを使って上位に表示されたとしても、一時的な順位となり、費用の支払いをやめたとたんに順位が下がるのが一般的。SEO対策なしでは長期的に表示し続けることは難しいでしょう。
とはいえ、SEO対策で実施すべき項目は膨大で、専門的な知識や経験が欠かせません。
検索アルゴリズムの対応においても、最新情報を把握し続けるには労力が必要です。
したがって専門的なSEO対策の実施や最短で検索上位に表示させるために、プロへご相談ください。
TRASPはお客さまのWebサイトに合わせたSEO対策を行っておりますので、成果の見込める施策の実施が可能です。
SNS対策はこちら
また成功しやすいSEOとしてはコンテンツSEOがおすすめ。以下の記事も合わせてご覧ください。
本記事ではSEOの順位が変動する理由、そして急下降する原因と対策方法を解説してきました。
検索順位の変動理由として多いのは、検索アルゴリズムのアップデートです。
特に大規模なコアアップデートは順位への影響も大きく、どのWebサイトも対策が必須といえるでしょう。
また時代に合わせたコンテンツの改良や更新が欠かせないため、現在のトレンドやユーザーのニーズを意識することが重要です。
TRASPは最新のSEOを含め多くの知識と経験から、成果の見込めるSEO対策を実施しております。
無料相談も行っておりますので、まずはお気軽にお問合せください。