その他業種
製造業のホームページ制作で参考にしたいWeb・・・
2021.11.05
TRASPコラム
その他業種
公開日:2023.08.10
ようやく新型コロナウイルスが落ち着いてきましたが、仕事が取れない・・・とお悩みの金属加工会社の経営者は少なくないでしょう。
金属加工はものづくりに欠かせませんが、自社だけで受注するのは難しく、集客が課題だといえます。
下請けやマッチングサイトに頼っている状況から抜け出したい!という金属加工業の会社さまにおすすめの集客方法があります。本記事では、金属加工業が集客できない原因を分析し、おすすめの集客方法をご紹介。
金属加工業をはじめ、中小企業の集客プロ集団であるTRASPが、参考になる成功事例を挙げながら集客成功のコツを考えていきます。
目次
金属加工業の集客できない原因は、主に次の3つ。
新規顧客へのアプローチが減少
ホームページが古い
ターゲットが明確になっていない
金属加工業の顧客は主に企業、つまりBtoBのビジネスになるでしょう。
企業を相手にした営業といえば「訪問営業」や、電話でアポを取ってから「対面営業」をするのが主流。
ほかには展示会へ出店し、技術や商品を実際に見て、手に取ってもらうことも効果的でしたね。加工可能な素材、サイズを知ってもらい、自社にはこういった設備があって何ができる・・・というのを丁寧に説明できたのです。
しかしコロナ禍で対面での営業が著しく減少してしまい、ここ数年は展示会も開催されませんでした。したがって新規顧客へのアプローチができなくなり、製造業界では業績が悪化した企業も多いでしょう。そこで対面営業に取って代わったのがオンライン営業。
コロナが落ち着いた現在でも、以前に戻ることはなく、この先もオンラインでの営業活動は継続すると予想されます。
ではどうすれば良いのか?それは、
顧客があなたの会社に金属加工を依頼することによって、どのようなメリットがあるのかを明確に示すこと
対面でくり返してきた丁寧で長いセールストークを簡略化し、顧客が「自社が求めていた商品はこれだ!」とわかるように、ホームページで情報を伝えましょう。
といった、顧客が手にするメリットを明確に示すこと。
また、旋盤・フライス加工、製缶、熱処理、研磨、表面処理、鍛造金型製作など、できる加工を明確にわかりやすく書きましょう。会社の「得意」が一目でわかるため、顧客はあなたの会社を選びやすくなります。
製造業界ではホームページを活用していない企業も多いでしょう。
しかし企業・個人問わずオンラインが主流になりつつある現代で集客をしようとすれば、Webの活用は必須です。
ポータルサイトに登録している金属加工業も多いですが、手数料が高いことがデメリット。
そこで自社サイトつまり、ホームページの活用がおすすめです。
スマートフォンが普及した今、企業も個人も困ったらインターネットで検索するのが当たり前です。
「急ぎでこういう部品を作ってくれる工場はないだろうか」
「自社の製品の強度を高めてくれる部品がほしい」
といったニーズをもつ方は、個人・法人問わず、まずネットで「金属加工 特急」「金属加工 特注」などと調べるでしょう。また大阪市の企業なら「金属加工 大阪市」と近くにある金属加工会社を探しているケースも多いです。
そこで自社のサイトがヒットすれば、お問い合わせ・受注につながる可能性があります。
しかし、ホームページが古いままになっていませんか?
ホームページは会社の名刺代わりです。名刺が古かったり、使いにくかったりすれば会社の信用性をなくしてしまいますよね。したがって集客にはホームページをリニューアルすることが効果的だといえます。
ターゲットが明確化できなければ、集客にはつながりません。
なぜなら方向性が定められないと、自社にとって効果的な施策を見出せないため。マーケティングではターゲットが多すぎたり、明確ではない施策はかならず失敗します。
あなたの会社のターゲットは誰でしょうか?
からあげ専門店やバナナジュース専門店など飲食業界をみるとわかりやすいですが、現代では「なんでも屋」より「専門店」にシフトしてきています。「なんでもできる金属加工」と言われてもなんだかよくわかりませんが、「〇〇の部品ならウチ!」と言うことで、「これは自社が求めていた会社だ」と思ってもらえるでしょう。
したがって本当に集客したいターゲットを絞り込み、その人に刺さる内容の施策を行う必要があるのです。
金属加工業におすすめの集客方法は、次の5つです。
集客するにはホームページが重要だと前述しましたが、アクセス数を増やすにはSEO対策が必須です。
SEO対策とは、例えばGoogleやYahoo!JAPANなどのブラウザで「金属加工 大阪市」と検索したときに、自社ホームページを検索結果の上位に表示させること。
現在国内で使われている検索エンジンの大半はGoogleのプラットフォームのため、SEO対策=Googleから評価してもらうことだといえます。
SEO対策にはさまざまな種類があります。
どれか1つだけを対策しても意味がなく、やれることはすべてやるのがSEO対策。
自社ですべて行うにはスキルも工数もかかるため、制作会社に外注するのがおすすめです。
TRASPは金属加工業をはじめ建設・製造業のSEO対策に強いホームページ制作会社です。
ホームページの新規制作・リニューアルをはじめ、プロのSEOライターが在籍している専属のチームが集客につながりやすいキーワード対策を行います。お問い合わせは無料です。SEOで上位表示をさせたい金属加工会社の方はぜひ一度ご相談ください。
お問い合わせはこちら
MEO対策とは、Googleマップの情報(Googleビジネスプロフィール(旧称:Googleマイビジネス))を充実させる方法。自社の近くで金属加工会社を探しているお客さまに見つけてもらいやすくなるため、地域に密着した金属加工業とは相性が良く、今後問い合わせを増やすには欠かせない施策です。
金属加工業にMEOが良い理由
SEO対策と比べてMEO対策は取り組んでいる企業が少なく、あまり重要視されていない傾向にあります。
そのため早期に取り組むことで競合他社をリードし、強力な集客ツールとして活用できるでしょう。
前述したようにホームページのアクセス数を増やすためには入り口を増やす必要があり、一番手っ取り早い方法がWeb広告です。
金属加工業におすすめの広告種類
国内のSNS利用者は2022年末時点で8割を超え、ほとんどの人が何らかのSNSを利用しています。
ホームページへの流入を増やすうえでも、SNSの運用は効果的だといえるでしょう。
Twitter、Facebook、YouTube、TikTokとさまざまなSNSがありますが、金属加工業におすすめなのはInstagram。
金属加工業にインスタがおすすめの理由
金属加工実績や設備の様子などをアップすることで“どのような技術なのか”が視覚的にわかるため、訪問した企業担当者の印象に残ります。自社が得意とする加工など「自社に合ったハッシュタグ」を選定し投稿に付けることで、そのタグで検索するユーザーの目に留まりやすくなり、結果的に自社の求めるターゲット(見込み顧客)に見つけてもらいやすくなるでしょう。
ブログ集客とは自社ホームページのコラムやオウンドメディアを通じて人を集め、お問い合わせや契約につなげる施策です。
ブログはコンテンツマーケティングと呼ばれ、多くの企業が取り組んでいる施策のひとつ。
情報はチラシや訪問営業などで一方的に「与えられるもの」ではなくインターネットを活用し「自分で探すもの」という考え方に代わってきている現代では、主流の集客方法となっています。
例えば
「自社の技術で生産効率が20%もアップした自動車部品メーカー」
といった実績をブログに書けば、大阪市で金属加工業を検討している企業から見つけてもらえます。
(顧客の機密情報に関わるため、かならず許可は貰ってから掲載しましょう)
「金属の性質とは?種類と分類をわかりやすく解説」
といった知識を発信することで、自社に合った金属部品を探している企業からの信頼を得られるでしょう。
このように自社が求めるターゲットにアプローチでき、成約につながりやすいお客さまを効率的に集められるのです。
ブログが増えれば増えるほどGoogleやYahoo!JAPANなどの検索サイトでヒットする確率が上がり、多くの人に認知してもらえます。ブログの1記事1記事が集客してくれるため自社サイトの流入が増え、SEOの効果も高まるでしょう。ブログは最終的に“集客を自動化できるツール”として活躍していくのです。
建築用高機能塗料の開発・製造を行うプレマテックス株式会社が運営するプレマスタイル(https://premastyle.jp/)では、塗料メーカーならではの知識を活かした役立つ記事が豊富に発信されています。
「塗料メーカーが教える外壁塗装の「塗料」徹底解説」
「【塗料メーカーが解説】塗料の促進耐候性試験・耐用年数・耐候性とは」
このように専門的な知識発信はSEO対策に効果的です。金属加工を考えているお客さまがほしい情報を、金属加工業というプロの視点で解説すると、自社への信頼獲得につなげられるでしょう。
1年間でアクセス数を約600%増やし、月の問い合わせ数を4件から42件にまでアップさせたオウンドメディアがあります。
行った施策は以下の通り。
すると1,800以上のキーワードでトップ表示を実現しました。
実はこのオウンドメディア、当社TRASPが運営する「TRASPコラム(https://trasp-inc.com/blog/)」。
TRASPが得意とする「工務店」「建設業界」を中心とした、Web制作、マーケティング、SEOに関するキーワードを中心にコンテンツを作成。
「リフォーム ブログ 集客」
「解体業者 ホームページ」
「解体業 集客」
「建設業 SEO」
といった競合が多いキーワードでも、1位を獲得。Web制作会社が多い大阪地域にも関わらず「大阪のエリアキーワード」でも100以上のキーワードでトップ表示しています。
トップ表示が実現できるのは、400 社以上にわたる Web 制作実績と SEO 運用によるデータと知識を蓄積しているから。社内担当者のチェックはもちろん、細かいレギュレーションが決められているので品質が安定しています。
地域でナンバーワンのお店になりたい!Webで集客したい!という金属加工業さまはお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら
埼玉県で外壁・屋根塗装を手がける、株式会社リプロスは、Instagramで採用活動を行い、塗装会社ながら4500人を超えるフォローを獲得しています。
求人募集・営業・事務員・職人とメニューごとにストーリーが分類されており、社員旅行で撮影された風景・社内の様子など、会社の雰囲気が伝わるコンテンツを投稿。アットホームで働きやすい印象を与えており、インスタをうまく採用活動に活かしている事例ですね。
大阪の日本ツクリダス株式会社は、インターネット集客で顧客をほぼ1社から400社に増やした町工場。
こちらの会社は創業当時からネット集客をしているのだそう。ホームページを見てみると、
「特急対応得意です!切削加工おまかせを!」
との文字。自社の得意なことがわかりやすいですね。
さらに、「お急ぎの加工、まずはご連絡ください!!」や「お問い合わせはこちら」、「加工の見積を依頼!」といったバナーやボタンがあちこちにあり、どのページを見ていてもかならず目に入るようになっています。
金属加工を依頼される顧客は、「こんな部品を作ってくれる工場があるだろうか」「とりあえず試作だけでもやってもらえないだろうか」と自社で何かしら悩みを抱えていることが多いため、お問い合わせのしやすさは、受注に直結します。
日本ツクリダス株式会社のホームページは顧客の疑問や悩みに先回りし、取りこぼしのない構成になっており、成功事例として非常に参考になるでしょう。
当社で実際にコラム運用を実施中の建設会社さまの事例を公開します。
まずは建設会社さまの規模感として
建設業の利益率は20%前後なので、1件獲得することで『30万円』が利益として残る計算になります。
現在、ご契約いただいているプランが月20万円なので1件獲得できればプラマイゼロ。
月に2件獲得できれば20万円の利益、目標の月5件獲得できれば100万円の利益になるので、まずは【月5件のお問合せを目標】に運用を行いました。
結果
施策前と比較して、ホームページの
2ヶ月目でビュー数が約2倍、ユーザー数が約2倍に。
このままコラム運用を継続することで半年後には2〜3倍になり、「ビュー数が700〜900アクセス」「ユーザ数が100〜150人」は確実に見込めるでしょう。
開業したばかりであれば、複数の集客施策を同時進行するのがおすすめ。
ホームページを作ったばかりではまだドメインパワーもなく、コンテンツも少ないでしょう。したがってWeb広告を出稿してアクセス数を増やす、SNSを露出を増やして認知度を高めるといった組み合わせが良いです。もちろんその間にもブログを更新してホームページを充実させていきましょう。
金属加工に限らず製造業界では常に人手が足りていないというところも多いでしょう。
自社で新しく広報担当者やWeb担当者を採用するにしてもコストがかかるため、思い切って外注しましょう。
TRASPにホームページ制作、リニューアルを依頼される建設業の多くは、集客やWebに詳しくない経営者・社長さまがほとんどです。施策を実行したものの、成果が出ず赤字になってしまうよりはプロに依頼してしまいましょう。
またTRASPでは採用サイトの制作も可能。ホームページ制作で求人ページを作り、集客と同時に優秀な人材を募集するという手もありますよ。
ブログは検索エンジンでヒットすれば一つひとつの記事が集客窓口となってくれます。また集客専門知識を発信して信頼性を高め、お問い合わせにつながりやすくなります。
しかしどのようなブログを書けば良いのか迷ってしまう方もいるでしょう。
そこでブログのテーマの決め方から、ブログが書ける3ステップを伝授します。
1.自身の強み、ターゲットを分析する
たとえヒットするブログを書いたとしても、その内容が自社の得意な加工内容とズレていたら、「お客さまはどんどん来るのに、受けられない…」といった状況に陥ってしまいます。
したがって集客ブログに書く内容は、
となります。
2.ラッコキーワードでどのような検索キーワードがあるのか調べる
キーワード調査は「ラッコキーワード」を活用します。
例えば「旋盤加工」と入れてみると、376ものキーワードがヒットします。
このように自社が得意とする加工で検索し、この中から、ブログとして書きたいキーワードを選びましょう。
3.Googleで検索し、上位サイトをチェックする
「旋盤加工」というキーワードを選んだとして、Google検索にかけてみると、
といった記事が上位に出てきます。上位記事はGoogleの信頼を獲得し、ユーザーからもたくさん読まれている記事ということになりますので、ユーザーのニーズとしては「旋盤加工とはどういった加工方法なのか知りたい」ということになるでしょう。
これらの記事から大きく外れないような内容でブログを書けば良いのです。
ホームページは作って公開しただけでは集客できず、SEO対策や更新作業が必要となります。そのためにはある程度の知識が必要となるため、不安な方は制作会社に運用をおまかせしましょう。
格安ホームページ会社では、作って終わりというところが多いです。
しかし運用していかなければホームページを作った意味がありません。
TRASPではホームページ制作・リニューアル後もアフターサービスが充実しています。
1例として、企業さまに合ったコラムをプロのSEOライターが代筆・代行いたします。貴社専用のお見積りを作成いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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金属加工業が集客できない原因は主に3つ。
まずはホームページを充実させることで集客の軸を作り、SEO対策やWeb広告、Instagram運用などで流入を増やしていくのがおすすめです。
またお問い合わせ獲得につなげるためには、ブログ記事を作成して金属加工業ならではの知識を発信していくことも効果的。役立つ記事で読者と信頼関係を築き、安定的に受注を獲得できる仕組みを作りましょう。ホームページ集客は一度仕組みを作ってしまえば、永久的に営業・集客をしてくれます。
TRASPでは金属加工業をはじめ、業種に特化したコラム運用サービスを展開中。
経験3年以上のSEO専任ライター、経験豊富な編集者5名と連携し制作を担当。累計400社以上のさまざまな業界から得た豊富な経験と、SEOコンサルティングに長く携わるメンバーが評価されるSEOコンテンツを作成します。お気軽にお問い合わせください。
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