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更新日:2023.03.16
公開日:2020.08.29
ひと昔前までは、ホームページ制作はデザインも含め一貫して行うことがほとんどでした。今でもコーダーとデザイナーをひとりが兼務して行うホームページ制作会社はありますが、一定レベルのホームページ制作会社になると分業化され、そしてデザイナーとして活躍する女性が目立つようになります。
ホームページ制作の現場で、女性が活躍するようになったことには理由があります。この記事では女性デザイナーによるホームページ制作が喜ばれる理由を詳しくお伝えし、実際に女性デザイナーが制作したホームページの実績を紹介します。
目次
ホームページを女性デザイナーが担当すると、女性の気持ちを理解したホームページ制作が可能になりますが、その理由を解説します。
ホームページを制作するときには、「対象ターゲット」に「起こしてほしいアクション」を定める必要があります。そしてその対象ターゲットが女性であった場合、女性の気持ちを理解したホームページを制作しなければなりません。
しかし男性と女性には「性差」があります。男性、女性と単純に分けて考えることに抵抗を覚える方もいるかもしれませんが、これは生物学的な分類である以上、避けて通ることはできません。もちろん個人差はありますが、男性と女性の思考の傾向や色やモノに対する嗜好(しこう)性には、性差があることは歴然とした事実です。
男性が考える「女性にとっていいもの」と、女性自身が考える「女性にとっていいもの」は異なります。ターゲットが女性であるなら、女性デザイナーがホームページ制作に深く関わることには、大きなメリットがあるのです。
たとえばダイエットや美容について、「女性はみんなモデルのようにほっそりした体系になりたいと思っている」と思い込んでいませんか?あるいは20〜30代の独身女性は、みんなオフィスでバリバリ仕事をしていて、インスタ映えするレストランで食を楽しみスマホで最新情報をチェックしていると決めつけていないでしょうか。
そのようなステレオタイプの視点でターゲットを絞り込むことは、決して間違いではありませんが、実際の女性自身は「私はあてはまらない」と思っていることが多いものです。たとえばインスタの利用率は20〜30代で男女合わせても約53%。つまりその年代の半数近くはインスタを利用していません。
男性視点のステレオタイプの視点から脱却できることは、女性デザイナーがホームページを制作するメリットのひとつです。
ホームページ制作に女性デザイナーを採用することは、女性の観点からホームページへの集客を狙えることもポイントです。女性視点を取り入れることが、集客にどのように影響するのかを紹介します。
男女比が半々であることから、消費行動を起こすのも50%ずつであると思われていますが、実際に消費の決定権を持つのは女性であることが多いのをご存じでしょうか。一説によると、消費の最終決定の8割を女性が握っているそうです。
このことから考えると、集客を考えるうえで女性視点は欠かせないということになります。それは女性を対象としたエステや美容院といったマーケットだけに限らず、女性が最終判断を下すと考えられている家や子どもの教育、外食などについても、女性視点を取り入れないと集客に結びつかないということです。
自社の商品やサービスの購入を最終的に決定するのが女性である場合には、ホームページを制作するときに女性視点を取り入れることは大きなメリットになるでしょう。
男性と女性の消費行動には大きな違いがあることも、マーケティングではよく知られています。よくいわれるのは、「男性はスペックを知りたがり、女性はメリットを知りたがる」ということです。
男性はモノを購入するときには、そのような性能や機能が備わっているのかを、詳しく比較したうえで選びます。しかし女性はそうではなく、それが自分にどのような「価値」を与えるのかを重視します。
そのためたとえば工務店のホームページを作るときに、家を建てる工法や使用する材料について男性視点で熱く語っても、購入決定権のある女性には響きません。女性はその家を購入したあとに、どんな素敵な生活が待っているのかというメリットを知りたいためです。女性の興味・関心を引くためには、新しく建てた家のイメージ写真をふんだんに取り入れるほうが効果があります。
このように最終的な購入決定権が女性にあるホームページで集客を考えるのであれば、女性デザイナーを採用し、女性の視点を取り入れることは大切です。
女性の心をくすぐるかわいくてキレイなホームページが作れることも、女性デザイナーを採用するメリットです。こちらも詳しく説明します。
女性はスペックではなくメリットを重視すると紹介しましたが、女性はさらにイメージと直感で購買行動を起こすことも知られています。
男性が商品を選ぶとき、商品を綿密に比較して「この商品はここが優れていた」と判断して購入するのに対して、女性はまず全体をイメージとして捉え、「これを自分の部屋に置いたらどうなるか?」「これを使っている自分は楽しくなるか?」といったことを考えるのです。
そのためホームページを制作するときも、そういった女性の心理を理解したうえで、「見てハッピーになれる」を意識しなければなりません。女性デザイナーが、「イメージがいい」と感じることは、女性視点での集客を考えるうえで、とても大切なことなのです。
ホームページを制作するときには、ターゲットに合わせた色やデザインの選定がとても大切になります。男性は安易に、女性だからピンク系の色が好きだろうと思いがちですが、それほど単純なことではありません。
同じピンクでも、パステルピンクとスモーキーなくすんだピンクではターゲットとなる属性が大きく異なります。また業界や商材の価格帯によってはピンクがかえってイメージを損なう場合もあるでしょう。
ホームページでは、ボタンの色ひとつでターゲットのアクションに差が出ます。こういった繊細な色の選定は、やはり性差があるため女性のことは女性に任せるほうがスムーズです。
女性心理を読むことが、ホームページ制作でも重要であることを紹介してきました。これまで説明してきたことから考えると、エステや美容室など明らかに女性をターゲットにしたホームページは、女性デザイナーが女性視点を取り入れて制作するのが効果的であるとわかります。
ホームページはお店の顔といわれますが、ホームページから初めてお店にコンタクトを取るユーザーにとっては、ホームページのイメージがそのままお店のイメージに直結します。女性ターゲットのお店であるなら、ホームページを訪問した女性の興味をしっかり引き、思わず予約を入れたくなるようなサイトを作り、実店舗のイメージアップも図りましょう。
TRASPの女性デザイナーが製作したホームページの実績を紹介します。女性デザイナーが製作すると、どのようなホームページになるのかの参考にしてみてください。
名古屋市瑞穂区にある「美容室adore」様のホームページです。大切な髪にダメージを与えずに思い通りのヘアスタイルを提供するために、素材は全て高品質なものを使用するなどこだわりのある美容室です。
ホームページもお店のコンセプトを損なわないよう、繊細で高級感を感じる落ち着いたデザインを意識しました。
山口県山口市のフェイシャル専門エステサロン「Forêt Coeur(フォレクール)」様のホームページです。お肌の透明感をプラスにつなげ、エイジングケアにも効果的なフェイシャルトリートメントはオールハンドにこだわって施術されます。
ホームページにはトーンを抑えたグリーンを基調色に採用し、甘すぎないピンク色のワイルドフラワーを補色として添えることでゆったりと落ち着いた女性のイメージを演出しました。
三重県名張市のネイル・脱毛・エステサロン「Vielba(ヴィエルバ)」様のホームページです。「頑張る女性に自分史上最高のキレイをお届けする」をテーマに、ハンド・フットのジェルネイルをはじめエアジェルやスカルプチュアなどさまざまな施術を行っています。
ホームページは控えめなピンクとグレー、そして差し色に少し濃いめのサーモンピンクを使用することでかわいさと大人っぽさを両立させることに成功しました。
TRASPのその他の制作実績は、こちらからご覧ください。「こんなデザインでホームページを作りたい」と思うものがございましたら、ぜひお知らせください。
【TRASPのホームページ制作実績】
女性がターゲットとなるホームページで集客を考えるのであれば、女性視点を取り入れたマーケティング戦略は大切です。そのためにホームページ制作のデザイナーに女性を選ぶことは、いい選択といえるでしょう。
TRASPでは、女性デザイナーが活躍しています。女性視点を取り入れた集客できるホームページ制作をご希望の場合には、ぜひご相談してください。