制作ガイド
ホームページ制作のよくある失敗事例5選!プロ・・・
2020.08.29
TRASPコラム
制作ガイド
更新日:2023.04.05
公開日:2019.11.22
いざホームページを作ろうと思っても、何が必要なのか、どうしたらいいのか分からない方がほとんどだと思います。
今回はそういった方のために、ホームページを作成する際にしっかりと考えた方がいいポイント、最初に用意するものなどを簡単にご紹介していこうと思いますでの、是非サイトづくりの参考にしてください。
目次
まず、Webサイトをつくろうとしたきっかけや目的はなんでしょうか?
色々あるかと思いますが、サイトを制作する「目的」と「メインターゲット」は必ず事前に設定しておきましょう。
それらを設定することで訴求率が格段に変わり、導き出したい結果により近づきます。
ホームページを持つことがステータスだった時代は終わり、今やもっている事が当たり前になり、ただなんとなくサイトを作って持っているだけでは正直あまり効果は期待できません。
もっとつかえる「結果につながるサイト」を目指しましょう。
中には「ターゲットは全員!」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、中高生に響くもの、主婦層、男性、年配の方、企業向けではわかりやすい表現も好むイメージも当然異なりますよね?
主とするターゲット(顧客層)を設定することは、他を切り捨てることではなく、そのターゲット層に狙いを定めてより強く訴求することです。全てをターゲットにするとあれもこれもと分かりにくくなり、結局どの層にも響きにくいサイトとなってしまうので注意が必要です。
年齢層は?経済状況や生活段階(ライフステージ)や地域(エリア)、趣味は?など、アプローチしたいターゲットの架空の顧客像(ペルソナ)を具体的に想定して狙いを定めることで、打ち出す内容や必要なもの、サイトイメージが明確になり、届けたい相手に確実に情報を伝えやすくなります。
例えば、今の顧客層は20代の女性が中心だけど今後は30~40代の女性もターゲットにして行きたいなど、より具体的に伝えることで、「上品で落ち着いたサイトイメージ」に変更しましょうだったり、「もう少し価格帯の高いコースメニューをつくりましょう」など目指す方向や必要なものが見えてきます。
あなたのサービスや事業の方針や強みなどを考えてみましょう。
競合他社と違うところ、こだわっていること、ポリシーなどなんでもかまいません。
ホームページを訪れた方に知ってほしいことを洗い出しましょう。
例えば…
いかがでしょうか?
ただの紹介よりも特徴や強みを盛り込む方がより気になりませんか?
ターゲットにあわせた強みを打ち出し、もっと響くサイトをつくりましょう。
一般的に企業や店舗などでホームページを作成する際には、ランディングページ(LP)と呼ばれる1枚ものの長いページ以外は、複数のページから構成されます。
まずはホームページに最低限必要な一般的なページ構成をご紹介します。
その他、ご要望や必要に応じてページや機能を追加していき、ひとつのホームページが完成します。
※ランディングページ(LP)とは…
LPとはLanding Pageの略で本来は着地するページを意味し、ホームページの中でユーザーが最初に訪れたページのことを指します。検索サイトやリンクなどをたどって、あなたのサイトの「会社概要」に最初にアクセスした場合は会社概要がランディングページになります。
ですが、WEB業界で一般的に使われているランディングページは、広告などと連動して機能する「1ページで完結する縦長のチラシのようなページ」のことを指します。
主に商品やサービスを紹介・販売するために制作するもので、他ページへのリンクがなく、何度もスクロールしないと読み切れないほど縦に長く、電話やメールへの誘導が随所にある閲覧者の行動(購入や問い合わせ)を獲得することに特化していることが特徴です。
じゃあ、うちも成果が欲しいからLPかな?と思われるかもしれませんが、広告などと連動させて多くの方に閲覧してもらえてはじめて成果が見込めるものですので、継続して流入を確保できるかどうかも考慮してみてください。
□ サイトの目的
□ メインターゲット
□ タイトル・説明文
□ ページ数・構成
□ 設置したい機能やシステム
□ SEOキーワードの選定
□ 制作会社の選定
□ サーバー(一般的に制作会社が用意します)
□ ドメイン(ホームページのURL・web上の住所)
□ メールアドレス
□ ロゴデータ(あれば)
□ 掲載したいコンテンツ/テキスト
├ ホームページのタイトル
├ コンセプト・強みなどの紹介文
├ 業務・サービス・メニューの内容と説明文
├ 概要(住所・電話番号・営業時間・定休日など)
└ その他、掲載したい内容や欲しい機能(あれば)
□ 写真やイラストなどの素材
□ 商品カタログや会社パンフレット(あれば)
□ 参考にしたいまたは差別化をしたい参考サイト(あれば)
□ ホームページを閲覧できる環境(パソコン・ブラウザ・メール)
そこまでできたら、次はどこに頼むかを決めるだけです。
制作会社によってサービス内容や業界への理解度や特化度、制作方針など様々ですが、「うちに任せていただけたら何もしなくていいですよ」という業者さんは要注意かもしれません。
確かに全てお任せで完成するなら楽だと思われるかもしれませんが、ほんとうにそれで大丈夫ですか?
出来上がってきたら、業務内容さえ間違っていて修正するには別途費用が必要と言われたという話もよく伺います。
ホームページの「全てお任せ」は、例えるならまだ現物のない服を言い値で買うようなものです。仕上がりの色も素材も思っていたものとは全然違うかもしれません。
その会社が作った既製品のホームページで会社名だけ変えているのかもしれません。
よほど信頼している相手でない限りは全てお任せはおすすめしません。
いいホームページは依頼者(クライアント)の協力なしには作ることはできません。
しっかりと話を聞いてヒアリングした上で、オーダーメイドであなたにぴったりあったサイトをつくる制作会社をおすすめします。
知り合いに頼んで安くしてもらったから修正や変更を依頼しにくい、その人と交友がなくなってどうしたらいいか分からないという話も伺います。ホームページは作ったら終わりではありません。その後の対応やサポートも含め、しっかり対応してくれるかどうか見極めてからお願いしましょう。