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設計事務所の広告手法10選!失敗しない運用方・・・
2022.07.06
TRASPコラム
設計事務所
更新日:2023.05.17
公開日:2022.06.15
建築業界では、昔からの取引先や訪問営業などをとおして顧客を開拓することが一般的でした。
しかし現代社会では多くの人がインターネットで情報を検索しているため、建築設計事務所でもホームページを使ったWeb集客が主流になりつつあります。Webは自身のデザインやコンセプトを視覚的に瞬時に伝えることができ、365日24時間働いてくれるため時間・費用をかけずに集客できます。
なかでも視覚的なアプローチに特化したSNSは、建築設計事務所で活用しない手はないといえるでしょう。
本記事では建築設計事務所とSNSの相性が良い理由をピックアップし、媒体別に特徴や活用方法をまとめました。多くの設計事務所をWebで支援してきたTRASPが、SNSを活用するメリットや集客で成功するためのコツをお教えします。
目次
SNSの集客方法は大きく分類すると、アカウントを運用する「SNS運用」と広告を出稿する「SNS広告」の2種類です。
一見、SNSと設計事務所ではつながりが見えませんが、ターゲットに向けた認知拡大や顧客の購買心理を考えると、とても相性が良いといえます。特に住宅購入では第三者の意見が重視されやすいため、SNSを活用した口コミ対策は購買意欲の向上に効果的です。
SNS運用・広告について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
設計事務所では顧客のメインターゲットが住宅の購入を考えている30〜40代となり、SNSを活用しているユーザー層と合致します。そのため見込み顧客が集まる市場で効率良く認知を集めることが可能です。
広報活動や宣伝といえば、多くの設計事務所がチラシやDMなど昔ながらの手法を活用しているケースが多いでしょう。しかしこれらの手法では年齢層を細かく限定できず、幅広い地域に配布しなければいけません。
またターゲットの年齢層がズレていればそもそも問い合わせにはつながらないため、結果的に多くの費用や時間がかかってしまいます。
対してSNSであれば媒体ごとの利用データからユーザー層を把握できます。
したがってアプローチの確実性が高く、多くのユーザーがいるSNSを活用しない手はないといえるでしょう。
近年はインターネットが普及したことで、誰もが容易に情報収集できる時代です。
なかでもSNSは第三者の意見や口コミを調査しやすく、商品の購入前や検討段階で活用される傾向があります。
実際に上記の画像を見ていただくと、生活者の63%が商品購入前にSNS を参考にしていることがわかります。
UGCとは
ユーザーが作成したコンテンツのことを指し、口コミをはじめSNSに投稿されたコメントのこと
特に住宅購入のように高額な買い物は口コミが重視されやすく、一度マイナスイメージをもたれた場合は簡単には払拭できないといえるでしょう。そのためSNS上で口コミ対策をすることで自社への信頼につながり、顧客の購買心理を高められます。
TRASPではWebサイト制作を主軸とし、SNSの運用も行っております。せっかくの事業やサービスも見られないので意味がありません、作成させて頂いたWEBサイトと連動し、見込み顧客の獲得に繋がるよう作成致します。
SNS運用について
SNSはほかのサービス以上にユーザーとの距離を縮めやすく、設計事務所では以下のメリットがあります。
SNSはリツイート・共有機能が備わっており、一つの投稿をきっかけに多くのユーザーへ拡散されやすいことが特徴です。
例えば同じWeb集客でもホームページを活用する場合、単体では拡散力が高いとはいえません。
基本的にGoogleやYahoo! JAPANなどの検索エンジンで「検索され」「見つけてもらう」必要があり、そもそも自社を知らないユーザーには情報を届けられないでしょう。
しかしSNSでは関連のあるアカウントや投稿が表示される機能があるため、たとえば自社を知らなくても「住宅に興味をもって普段からSNSでリサーチしているユーザー」「自社周辺の地域で工務店や設計事務所のアカウントをフォローしているユーザー」などであれば、画面上に自社の投稿が関連のあるアカウントとして表示されます。また、一度フォローしてもらえれば、継続して投稿を見てもらうことができるため、ファン育成にも効果的なのです。
デザイン性が評価される設計事務所では、いかに自社が設計した住宅の魅力やコンセプトを伝えられるかが集客のカギとなります。
しかしテキストがメインの媒体では情報量が限定され、魅力を上手に伝えることは難しいといえるでしょう。顧客目線で考えても、設計のイメージがわかなければ問い合わせにはつながりません。
対してSNSでは画像を主体としたInstagramやテキストと画像を組み合わせられるTwitter、そして動画がメインのYouTubeなど、投稿するコンテンツの種類が豊富です。
そのため実際に建設した内装の動画やCGを活用した設計写真などを投稿することで、魅力・コンセプトを具体的に伝えられます。
SNS(Social Networking Service)は日本語で「会員制交流サイト」といい、オンライン上でユーザー同士が交流するためのサービスです。そのためSNS上ではコミュニケーションを取りやすく、顧客のニーズ把握や分析も可能となります。
例えば、
ことは多く、普段は聞けない顧客の本音を知れるでしょう。
多くの人にとって住宅は人生で一度の買い物となり、少なからず不安や悩みは抱えています。
したがってSNSでコミュニケーションを取ることで不安感を払拭でき、問い合わせのハードルを下げることに効果的です。
ここでは設計事務所のSNS集客方法について、媒体別に解説していきます。
Instagramは設計事務所と最も相性が良く、SNS集客では最初に取り組むことをおすすめします。
Instagramの特徴はこちら。
プロフィールページを表示すると、投稿した写真・コンテンツが一覧で表示されます。
そのため視覚的にアプローチしやすく、過去事例などを掲載することで、自社イメージを魅力的に伝えられる点が特徴です。
また短尺動画のストーリーズ機能やライブ配信など、多機能な面も集客ツールとして活用可能。設計事務所では活用が必須ともいえる媒体です。
Pinterestはインターネット上にある画像をブックマークできる画像収集サービスです。
Pinterestの特徴はこちら。
一般的なSNSでは過去や現在の出来事を投稿する傾向にありますが、Pinterestでは趣味や興味を持った画像をブックマークし、将来の行動につながりやすい点が特徴。
例えば、
のように、ユーザーが行動する際の材料として使われます。
そのため即効性はないものの、認知拡大や将来的な顧客獲得に効果的です。
Facebookは世界的に利用ユーザーが多く、ビジネスシーンに適したSNS媒体です。
Facebookの特徴はこちら。
実名登録制ということもあり、基本的にはリアルの場に近いコミュニティ形成となります。
そのため家族や友人の投稿が表示されやすく、他媒体よりも拡散性は低いといえるでしょう。
ただし細かいユーザー情報から詳細なターゲティングが可能となり、SNS広告として活用する際は大きな成果を望める点が強みです。
YouTubeは動画投稿をメインとしたSNSとなり、近年では企業マーケティングで注目を集めている媒体です。
YouTubeの特徴はこちら。
新型コロナウイルスの影響もあり、需要が高く市場は拡大し続けている点が特徴。
また他媒体と比べて企業の参入も少なく、比較的チャンスが多いSNSといえるでしょう。
しかし動画制作には時間や費用がかかるため、簡単にはコンテンツを量産できない点がデメリットです。
設計事務所では完成した住宅の様子や設計の流れなど、顧客が普段見られない内容が興味付けに効果的。動画はテキストや画像よりも圧倒的に情報量が多いため、より成約につながりやすいマーケティング方法といえます。
TikTokは短尺の動画投稿となり、若者を中心に利用ユーザー層が増えている媒体です。
TikTokの特徴はこちら。
短尺のためYouTubeとは異なり、同じユーザーに複数回閲覧されやすいSNSです。
またユーザーに適した動画をランダムで表示するため、運用初期でも再生回数を伸ばしやすい点が強みになります。
YouTubeほど本格的な動画制作も求められないため、比較的取り組みやすい媒体といえるでしょう。
SNS集客の成功には、媒体選びやコンテンツの投稿頻度など、細かい点を意識することが重要です。
ここでは4つの手順からSNS集客のコツを紹介していきます。
SNSは多種多様な目的で活用できるため、運用する前に明確なゴールを決めることが重要です。
仮に目的が曖昧な状態で運用をはじめると、選定する媒体を間違えたり、配信内容がブレたりする可能性があるため注意をしましょう。
運用目的の例
また運用目的を明確にしたうえで、SNSの特徴から媒体を選定していきます。
媒体選びの例
上記は一例のため、自社の魅力をしっかりと伝えられる訴求方法から考えるようにしましょう。
SNS運用を行う際は、定期的に更新することが重要です。
例えば3ヶ月のなかで12回投稿するとしたとき、
上記の2択であれば、確実に後者のほうがユーザーの反応を得られるでしょう。
なぜなら更新頻度が空いてしまう場合や不定期な場合、ユーザーは興味・関心が薄まってしまうからです。また最終的にはアカウントの存在を忘れられやすく、いざ「問い合わせをしたい」とユーザーが考えたとき、候補にはあがりません。
対して「毎週土曜日の19時更新」と定めておくと、ユーザーの興味を維持したまま情報を届けられます。
そのためコメントや質問も多くなり、結果的に購買意欲の向上につながるでしょう。
SNS集客の効果を高めるためには、かならずWebサイトもあわせて運用しましょう。
なぜならSNSは認知拡大に適しているものの、問い合わせにつなげる訴求力は弱いためです。
たしかに気軽に閲覧されやすい点はSNSの強みとなりますが、どの媒体においても基本的に掲載できる情報量には限界があります。
仮に無理に詰め込んだとしても、
など、ユーザーの利便性は損なわれてしまうでしょう。
対してWebサイトであればSNSよりも画面が大きく、投稿内容は自由に設定できます。
そのためSNSで自社を知ってもらい、その後Webサイトで詳細な情報を届けるといった導線が集客には効果的です。
設計事務所のホームページ集客については、以下をご覧ください。
TRASPは建設業界のホームページ制作に強いWeb制作会社です。
工務店や建築事務所の実績が豊富で、集客導線を意識した設計から支援しておりますので、ホームページの作成・リニューアルはお任せください。
ホームページ制作について
購買心理に直結するSNSでは、コンテンツ投稿以外にも口コミを増やすことが欠かせません。
一朝一夕で完成するものではないため、長期的に取り組み続けることを意識しましょう。
具体的な対策方法はこちら。
またSNS上ではネガティブな口コミが掲載される可能性もあります。
しかしマイナスに捉えるのではなく、可能であれば「改善する旨」を返信するなど、真摯な対応をとりましょう。
しっかりと対応することで、あとから閲覧したユーザーにも好印象を与えられます。
本記事では設計事務所とSNSの相性が良い理由をピックアップし、媒体別に特徴や活用方法を解説してきました。
SNSは活用目的によって媒体を選択でき、利用ユーザーとの関係作りや認知拡大に適した方法です。
また口コミはサービス選びに直結するため、対策することで高い集客効果を得られるでしょう。
ただしSNS単体では問い合わせへの訴求が弱いため、Webサイトと併用することで、さらに成果を高めることが重要です。
TRASPは建築業界のホームページ制作を得意としたWeb制作会社です。
SNS運用とあわせて施策を考えることも可能なため、戦略立案からWeb集客のプロにお任せください。