制作会社

Web制作あるある失敗やトラブル10選!担当・・・
2023.07.12
TRASPコラム
制作会社
更新日:2023.07.14
公開日:2023.07.12
ホームページは「インターネット上の会社の玄関」といわれる大切な場所であるため、制作やリニューアルを検討している企業は絶対に失敗したくないですよね。
しかし、ホームページを制作・リニューアルするにあたって、制作会社選びを間違ってしまったことで、苦い経験をしたという企業がいるのも事実です。
そこで、建設業や工務店、美容院、サロンなどのさまざまな業種におけるホームページ制作の実績をもつTRASPが、クライアントさまから実際に聞いた「ひどい制作会社」の事例を紹介しながら原因と対策を解説。また、失敗しないためのホームページ制作会社の選び方をわかりやすくお伝えします。
目次
ひどいホームページ制作会社は、実在します。
というのも、当社にホームページのリニューアルを依頼されるクライアントさまのなかで、以前のホームページ制作に納得できず、またはWeb制作会社に不満をもち、リニューアルを要望された企業が非常に多いです。
「ひどいホームページ制作会社」といっても音信不通や詐欺になるという明らかにひどい事例以外にも、ホームページの集客効果がまったくない、Googleの検索結果に表示されない…といった事例もあります。
こうした事例を知っておくことで、トラブルに巻き込まれることや失敗につながる事態を避けられる可能性があるため、ぜひ最後までご覧ください。
まず、当社のスタッフも思わず「さすがにやばい…」と思ったホームページ制作会社の事例3選をご紹介します。もし、ご紹介する事例に当てはまる節がある場合には、ただちに契約を見直すことがおすすめです。
絶対に依頼したくないとご紹介したものの、意外と多い事例かもしれません。制作したホームページのドメインの所有権を、ホームページ制作会社が握ってしまう事例です。
ちなみにドメインとは、ホームページを作る際に欠かせない「インターネット上の住所」のことです。ドメインの所有権がホームページ制作会社にあると、どの程度やばいのでしょうか。
ドメインはただの住所ではなく、運用していくなかでドメインパワーという「検索エンジン(Google)からの信頼度」が蓄積されていきます。わかりやすく解説すると、ドメインパワーが高いホームページはSEO上で有利に働きやすいという性質があるのです。
狙ったキーワードで上位表示できる可能性が高まれば集客につながるため、ドメインパワーが高いホームページはそれだけで会社の重要な資産といえます。
しかし、ドメインの所有権がホームページ制作会社にある場合には、別のホームページ制作会社に変更しようとした際などに、ドメインごと手放さなければならなくなるのです。せっかく高められたドメインパワーもまた一から高めなければなりません。
そのため、「ドメインを人質にホームページ制作会社を変更できないようにしている」のです。
対策
契約書類をよく確認しましょう。
のちほど、書類の確認すべき点を解説していますので合わせてご覧ください。
ホームページを制作する際に、やってもいないことを並べて費用を上乗せする事例です。
たとえば、ホームページ制作時にSEO対策を実装しているといわれたものの、集客効果が見られないというリニューアル相談はよくあります。当社で既存のホームページを確認するとSEO対策がきちんとされているホームページはほとんどありません。
クライアントにWeb制作の知識がないことを悪用した事例で、極めて悪質といえます。
SEO対策はタイトルタグやメタディスクリプション、外部対策、コンテンツSEOなど多岐にわたり、一朝一夕にはできません。またSEOには正解がないため、アクセス解析などをしながら常に試行錯誤していく必要があります。ホームページ制作後もブログの更新などが必要となり、SEO対策は長期的にわたるため、アクセス解析の報告やアフターサービスがない会社は十分なSEO効果が出せない可能性が高いです。
SEO対策以外にも、明細書に「〇〇作業一式」など「よくわからない項目」がある場合は、実際に作業していない工程を上乗せして請求しているケースもあります。
対策
見積もりをよく確認しましょう。
成果報酬型のホームページ制作でたまに見られる事例が、不正な行為でホームページのアクセスを増やそうとするパターン。
成果報酬型とは「〇〇というキーワードで検索したときにホームページが10位以内に入ったら、月5万円請求する」といった計算方法になり、制作会社としてはホームページの順位が上がらなければ報酬がもらえません。したがって「がんばって順位を上げてくれるだろう」と思いがちですが、その手段がGoogleのガイドラインに違反する行為であることも。
たとえば被リンクの売買や、競合他社に悪い口コミを投稿して、相対的に自社の評判が上がるようにするなど。不正な手段で上がった順位を「成果」として報酬を請求してくるのです。
こういった行為はGoogleのペナルティ対象となり、インデックスを削除されるおそれがあります。また不正行為で一時的にアクセスが急増したり、順位が上がったりしても、長くは続きません。コツコツと良質なコンテンツを増やすことが近道といえるでしょう。
対策
不正行為を助長するような説明をする業者への依頼は避けましょう。のちほど、失敗しない制作会社を選び方を解説していますので合わせてご覧ください。
ここでは、ひどいホームページ制作会社を選んでしまった場合に発生しがちな失敗談3選をご紹介します。
できあがったホームページが思ったような品質に仕上がっていなかったら、ガッカリしてしまいますよね。
品質のうち、最もわかりやすいのがデザインです。会社に適していないデザインや素人がつくったようなデザインの場合に泣く泣く別の制作会社にリニューアルを依頼されるクライアントも多くいます。
また、そうした場合には動線が悪いサイト設計になっていたり、ヒアリングで希望した内容が反映されなかったりと、デザイン以外においても同様に品質の低さが見受けられることが多くあります。
ホームページは出来上がったものの、想定していたよりも期間がかかったと感じる企業も多くいます。もちろん大幅な修正があった場合には、期限を後ろ倒しにすることはあります。
しかし、設定していた期限が近づくと「問題があって納期を遅らせてほしい」という連絡があり、また次の期限が近づくとまた遅延が発生する…という制作会社があるのです。なかには納期予定日を過ぎても連絡がないというケースも存在します。
こうした期限スケジュール管理ができない制作会社に、質の高いホームページを制作できるとは思えません。いい加減な企業には依頼しないことが大切です。
担当者の対応が悪く、不満が募ってトラブルが発生するケースです。たとえば、返信の遅さやコミュニケーションの不足、修正依頼がホームページに反映されていないといったことがあります。
担当者とのコミュニケーションは、ホームページの質にも直接かかわってくる部分です。というのも、自社のホームページを制作する目的や自社の価値観、希望する内容などが担当者に伝わっていないと、ホームページにそれらの内容が反映されることはありません。
そのため、「ホームページができるまでの間、我慢してコミュニケーションを取ろう…。」と思っていたのにもかかわらず、完成したホームページを見て自社の希望がまったく反映されておらず愕然とする…ということもあります。
ご紹介したような失敗した事例に当てはまる苦い経験をされた方もいるかもしれません。そのような企業さまは一度TRASPにご相談ください。
TRASPは、これまで建築業や工務店、美容院、サロンなど、さまざまな業種におけるホームページ制作の実績が豊富なWeb制作会社です。業種ごとの特徴に合わせながら、お客さまの求める結果が出るホームページ作成に取り組んできました。もちろん、ご紹介したようなひどい制作会社とは異なり、お客さまに寄り添った丁寧なホームページ制作を心がけています。
相談は無料です。ホームページ制作を検討している担当者さまはお気軽にお問い合わせください。
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ここまでご紹介した失敗事例は、ひどいホームページ制作会社と契約してしまったことにあります。そこで、ここではひどいホームページ制作会社と契約してしまう理由とその対策をご紹介します。
まず、クライアント側のWeb制作における知識不足が原因として挙げられます。
なぜならば、何もわからないと制作会社の言いなりになってしまう可能性があるためです。
「〇〇も必要です」「〇〇も追加してみていかがですか」といった提案を受けた際、もちろんその意味や意図を制作会社に質問することも大切ですが、ひどい制作会社の場合には適当な理由をつけて追加しようとするかもしれません。
そのため、基本的な知識で構いませんので、Web制作の知識を身につけることが対策につながります。たとえば、以下のような知識は最低限理解しておきましょう。
次に契約内容を確認せずに契約を結んでしまうことが原因として挙げられます。
契約を締結してから「そんな内容は聞いていない」といっても、契約書に記載してある場合には自社の希望は叶わないかもしれません。
契約書を結ぶ段階からしっかりとコミュニケーションを取ることも重要ですが、契約書を細部まで確認することで、トラブル防止につながります。
以下に、特にトラブルになりやすい内容をまとめましたので、必ずチェックしましょう。
最後に、自社に適したホームページ制作会社を選べていないことが原因として挙げられます。
というのも、ホームページ制作会社には「格安」「美容系が得意」「ECサイト制作に特化している」などの強みがあります。たとえば、飲食店のホームページ制作に強い制作会社に、工務店のホームページを依頼した結果、「お問い合わせがまったくこない」ということがあります。それはラーメン店と工務店のホームページを同じように作っても、それぞれのターゲットには刺さらないため。
自社に適したホームページ制作会社を選定するには、ホームページ制作の目的を明確にすることが重要です。たとえば、「ブランディング」であれば商品・サービスの魅力を前面に押し出した「デザイン」に強みをもつ制作会社に依頼すると良いでしょう。
それでは最後に、失敗しない制作会社の選び方3選をご紹介します。
必ず複数の業者に見積もりを取り、打ち合わせをしてみましょう。
一社しか候補がないと選択肢は一つしかないため、担当者の説明が正しく聞こえるかもしれませんが、複数社から比較することでさまざまな選択肢が生まれます。
また、複数の業者の見積もりを比較することで、それぞれの工程にかかる費用などの詳細も確認できます。不透明な部分がある企業には、明らかにしてもらうように依頼することで、不透明な追加請求などを防止できます。
ほかの企業よりも低価格な場合には、根拠を提示してもらいましょう。
ホームページ制作はインターネット上で構築されるものですが、目に見えにくいだけで多くの手間や時間がかかっています。そうした人件費をまかなうための価格は必要不可欠です。
そのため、企業努力で低価格な場合には問題ありませんが、何らかの工程やサービスを削減している場合には検討する必要があります。
ホームページを制作・リニューアルする目的があるため、制作完了後の運用が非常に大切になります。その際に、アフターフォローの体制が整っていないと、運用がスムーズに進まなくなる可能性があるのです。
特にはじめてホームページを制作されるという企業は、サポート体制の内容を細かく把握しておいて損はありません。
そのため、以下のような点におけるアフターフォローの有無は確認しておきましょう。無料サポートと有料サポートに分かれている場合には、その対象についてもチェックしてください。
この記事では、クライアントさまから実際に聞いた「ひどい制作会社」の事例を紹介しながら原因と対策を解説。また、失敗しないためのホームページ制作会社の選び方をまとめました。
ホームページを制作するには、信用できる制作会社に依頼することが必要です。そのためにはホームページ制作の目的を明確にし、複数社から自社に適した制作会社を選ぶことを心がけましょう。
TRASPは、建設業界や飲食業、エステ、美容室などさまざまな業種のWebサイトの作成の実績があるWeb制作会社です。お客さまの目的や強みを丁寧にヒアリングし、結果を出せるホームページ制作を心がけています。また、SEO対策やコラム運用までトータルプロデュース可能です。
Webの知識がない方でも一から丁寧にサポートしておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
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