制作会社
ホームページ制作は解約・返金できる?知ってお・・・
2023.07.29
TRASPコラム
制作会社
公開日:2023.07.12
最近ではホームページを保有している企業が増え、一般的なマーケティング施策の一つになりました。さまざまな目的からホームページを制作・リニューアルしたいと検討している企業も多いでしょう。
しかし、ホームページを制作・リニューアルするにあたって、制作会社とのトラブルや失敗に見舞われたというケースも少なくありません。
そこで、建設業や工務店、美容院、サロンなど、さまざまな業種におけるホームページ制作の実績をもつTRASPが、Web制作におけるあるあるトラブル・失敗談をクライアント側・制作会社それぞれの目線からご紹介。また、Web制作時に注意したいポイントやトラブルに遭わないための制作会社の選び方について解説します。
目次
ホームページ制作会社の数は約1万社程度あるといわれており、フリーランスも含めるとWeb制作に携わる人はもっと多いでしょう。そのため、質を担保できないWeb制作会社や個人事業主なども一定数存在している状態なのです。
また、クライアントにおいても、ホームページ制作における知識がまったくなければ制作会社とのあいだにすれ違いが起きてしまい、「モンスタークライアント」が生まれてしまいがちなのだといえるでしょう。
これからホームページ制作・リニューアルを依頼予定の方は、こうしたあるあるに遭遇しないようにリスクの少ない制作会社を選ぶことが大切です。
それでは、まずWeb制作会社が困ってしまう「モンスタークライアントあるある」をご紹介します。
ホームページ制作を依頼後に突然連絡が取れなくなるクライアントのことです。また、音信不通ではないもののなかなか連絡がつかないクライアントもいます。契約しているため、Web制作会社からすると納期に合わせて進行するしかありませんが、「本当に制作しても良いのか?」と不安になってしまいます。
ホームページ制作ではサイトに載せる文章や写真の確認、LINEや地図情報との連携など、クライアントに聞かなければならないことがたくさん発生します。クライアントとコミュニケーションを取ることで、お互いの認識にギャップがなく工程を進行できます。
そのため、なかなか連絡が取れないと「ここから作業が進まない」ということになるのです。
支払い前に音信不通になってしまうと、その時点で制作はいったんストップしますが、その間に発生した作業や打ち合わせ分の人件費用はむだになってしまいます。支払い後に音信不通となれば作業が進まず、スケジュールが狂ってしまうでしょう。
制作会社としては絶対に出会いたくないモンスタークライアントNO.1といえます。
クライアントが「いい感じにして」とすべてを丸投げしてしまうパターンも、意外とよくあります。
ホームページ制作の目的やご希望を把握しきれないと、たとえ制作会社であってもどのようなホームページを制作すべきか困ってしまいます。というのも、ホームページを制作する目的が明確でなければ、ホームページ内に設置する要素やデザインなどの方針を立てられないためです。
ホームページの制作に踏み切ったのであれば、ホームページの制作目的や自社の強み、ホームページに打ち出したい内容、その他のご希望などをご提示いただけると非常に助かります。
制作の方針が決まり、デザインが決まり…と順調に進んでいたにもかかわらず、デザインまで完成後に「やっぱり〇〇のを変更してほしい」とひっくり返すクライアントがたまにいらっしゃいます。
多くの制作会社は、次の工程を進める前にクライアントに了承を得ているはずです。それは、もちろん確認の意味もありますが、「希望と違う」といったクライアントからの無制限の要求を防ぐためでもあるでしょう。
しかし、こうした対策をしても、デザインまで進んだ最後に「やっぱりこの仕様に変更したい」といったすべてをひっくり返されることも…。お客さまの都合で大幅な修正が必要になるケースは、別途費用をいただく場合が多いです。
制作会社から文章、画像、デザインなどの確認をお願いされた際は希望どおりになっているかしっかりチェックし、スムーズに進められるようご協力をお願いします!
契約する前に、「とりあえずどんな感じのホームページになるかつくってみて」「とりあえずデザインしてみて」という希望を悪気なく伝えてくる方もいらっしゃいます。
Web制作についてあまり詳しくないため「すぐにできるでしょ?」と思ってしまうのかもしれません。自社でどんなホームページにするのかを検討するのが面倒くさいという場合もあるでしょう。
ただし、一旦Web制作するということは「御社の商品・サービスを購入する前に一旦使わせてほしい」ということと同じであると理解していただきたいところです。
制作会社が出した見積もりに対して、ひたすら値引き交渉してくるクライアントです。
予算の範囲に収めたいというクライアントの意を汲んで、一度でも値引きに応対してしまったらそれが最後。ことあるごとに値引きしてもらおうとしてきます。
たとえば、「この依頼を安くしてくれたら、運用も〇〇さんの制作会社に依頼しますよ」といったように、次回の契約をエサにしてくる事例です。
軽い気持ちでやってしまうクライアントもいるかもしれませんが、毎回値引き交渉されると制作会社のモチベーションも下がってしまう可能性があるため注意が必要です。
次に、Web制作会社がやってしまうあるある失敗談5選をご紹介します。
Web制作会社のディレクターは、制作現場とクライアントの希望を調整する必要があります。そのため、クライアントに納期を確認された際につい「なるべく早く対応します」という曖昧な言い方をしてしまいがちです。
しかし、納期は絶対に守らなくてはならない事項の一つです。曖昧にしたまま進行していた結果、ある日突然「〇〇の件、まだできていませんか?」とクライアントから催促の連絡が入ったときには冷や汗ものでしょう。
依頼を多くいただけるのは制作会社にとって非常にありがたいことです。しかし、受注が重なったときにはコーダーやデザイナーなどの制作サイドに大きな負担がかかってしまいます。
できる限りディレクターは納期をずらして計画を組みますが、クライアントとの話し合いがスムーズに進まずに後ろ倒しになってしまうことはあるあるといえるでしょう。
「予備日を設け、余裕をもって進行したい」と思いつつ、実際にはいつも納期カツカツになってしまう…という制作会社も多いです。よほど大手の制作会社や、クオリティよりスピードを重視する制作会社でないかぎり、制作期間が延びることはよくあると覚えておきましょう。
ホームページ制作において難しいところが、曖昧なクライアントの意向を正確に汲み取って具現化すること。ホームページに掲載する要素や動線、デザイン面などを明確に思い描いているクライアントはほとんどいないでしょう。
そのため、制作会社は制作に移る前に、できる限りの情報をクライアントから引き出すことが必要です。
しかし、何らかの原因でヒアリングが不足すると、制作過程でクライアントのイメージと乖離してしまい、修正が多発してしまうのです。修正が重なると、納期が遅れてしまううえ、制作サイドにも負担がかかってしまうでしょう。
エステや化粧品、整体などの医療・健康分野におけるホームページ制作では薬機法などに注意が必要です。
万が一表現方法を誤り、法律に違反していた場合にはクライアントが多大な損害を被る可能性があります。そして、最悪の場合には制作会社が訴えられる可能性もあるのです。
たとえばエステ店のホームページで「アンチエイジング」という言葉は使えません。加齢を止めたり、若返るなんてことは現代の技術ではあり合えないからです。このように専門知識を必要とする分野においては、専門家による表現チェックが欠かせませんが、これを知らない制作会社も多くあるため注意したいところ。
Web制作会社のなかには離職率が高かったり、異動によって前任者の情報がうまく引き継がれていなかったりする場合があるでしょう。
そうした場合、ホームページ制作後に運用を依頼されたときに、情報が残っておらずスムーズに作業できない可能性があります。また、クライアントからしても自社の情報がきちんと管理されていないことに不安を抱き、依頼をキャンセルする可能性さえ考えられます。
情報管理はWeb制作会社にとって非常に重要なものです。担当者が変わる際のマニュアルもきちんと整備しておきたいところといえるでしょう。
ご紹介したようなあるあるトラブルや失敗談にあたり、ホームページ作成を「二度と依頼したくない!」という経験がある企業もいるかもしれません。
実際、制作会社のなかには「受注できれば良い」「質より量が大切」と考えていたり、勉強・経験が不足していたりする制作会社もあるのが実情です。
TRASPは、これまで建築業や工務店、美容院、サロンなど、さまざまな業種におけるホームページ制作の実績が豊富なWeb制作会社です。業種ごとの特徴に合わせながら、お客さまの求める結果が出るホームページ作成に取り組んできました。広告ガイドラインを遵守した専門スタッフによるチェック体制も完備しております。
相談は無料です。ホームページ制作を検討している担当者さまはお気軽にお問い合わせください。
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こうしたあるあるトラブルや失敗談があるなかで、Web制作を依頼する際にはどのような点に注意すべきなのでしょうか。ここでは、注意したいポイントをご紹介します。
ホームページ制作はクライアントと制作会社がコミュニケーションを取り、イメージをすり合わせながら行っていくものです。そのためには、事前にクライアント側で情報をまとめておくと、スムーズな進行が期待できます。
たとえば、以下のような内容を整理しておくことがおすすめです。
ミーティングの場を設けた際にも、制作会社の方針を積極的に確認しましょう。制作会社と二人三脚で制作するイメージで進行することが大切です。
ホームページは制作して終わりではありません。
きちんと運用していくことで、消費者や取引先、求職者などのステークホルダーがホームページを訪れた際に、「存在している会社」「経営活動をしている会社」だと理解してもらえ、信頼獲得や目的の達成につながります。
そのため、制作時から運営をどうしていきたいのかを決めておきましょう。新着情報の更新などがあった際に自社である程度変更可能にしたいのか、制作会社に委託したいのかによって、ホームページの構築が変わる可能性もあります。
運営についても自社の希望をしっかり伝えるようにしておくと安心です。
最後に、失敗しないWeb制作会社の見分け方をご紹介します。
欠かせないのが、制作会社の実績です。最近ではほとんどの制作会社が自社のコーポレートサイトに実績を掲載しているため、依頼を検討している制作会社のホームページは必ず確認しましょう。
特に、業種によって掲載すべき内容が異なるため、自社と同じ業種の実績の有無かは確認したいところです。希望するスタイルが実績にある場合には、その事例を伝えることで制作イメージをスムーズに共有できるでしょう。
制作会社とは長期的な付き合いになることがほとんどです。そのため、コミュニケーションの取りやすさは欠かせない要素といえるでしょう。
コミュニケーションの取りやすさというのは、おもに以下の要素があります。
担当者が「YESマン」の場合、コミュニケーションは取りやすいかもしれませんが、ホームページ制作の目的を達成するための適切なアドバイスを得られない可能性があります。しっかりと制作会社の立場から対応してくれる担当者の方がおすすめです。
きちんとした制作会社であれば、基本的に依頼したら納品してくれるでしょう。しかし、フリーランスや個人事業主、悪徳な制作会社である場合にはトラブルに発展する可能性があります。
もちろん、フリーランスや個人事業主であっても実績や経験が豊富であったり、成果物が納品される確証があったりする場合には問題ありません。依頼したのに音信不通になってしまうというケースもありえるため、確実に納品してもらえるかどうかを見極めることが重要です。
この記事では、Web制作におけるあるあるトラブル・失敗談をクライアント側・制作会社それぞれの目線からご紹介。また、Web制作時に注意したいポイントやトラブルに遭わないための制作会社の選び方について解説しました。
以前に比べ、ホームページ制作は容易になったとはいえ、自社の希望を満たしつつ結果の出るホームページを制作するには、信用できる制作会社に依頼することが必要です。
TRASPは、建設業界や飲食業、エステ、美容室などさまざまな業種のWebサイトの作成の実績があるWeb制作会社です。お客さまの目的や強みを丁寧にヒアリングし、結果を出せるホームページ制作を心がけています。また、SEO対策やコラム運用までトータルプロデュース可能です。
Webの知識がない方でも一から丁寧にサポートしておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
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