制作会社
ホームページ制作会社を選ぶ時のポイントと制作・・・
2020.05.23
TRASPコラム
制作会社
公開日:2023.07.14
近年、ChatGPTやプログラミングを必要としないツールの登場によって、
「web制作 オワコン」「web制作会社 なくなる」「Web制作会社はやばい」
と言われていますが、実際はどうなのでしょうか?
便利なツールを使って誰もが簡単にホームページを作れるのは良いことですが、しっかりと問い合わせを集められるかは不安なポイントですよね。
そこで本記事では、これからホームページ制作やリニューアルを依頼しようと思っている方向けに、Web制作業界の現状や依頼してはいけない会社についてまとめてみました。
Web制作で多くの企業を支援してきたTRASPが、優秀なWeb制作会社の選び方についてもお教えします。
目次
Web制作会社がなくなると聞くと、これからホームページ制作を依頼したいと考えている人は「大丈夫かな」と不安になってしまいますよね。
そこでまずは、Web制作業界の現状や、Web制作がオワコンと言われている理由について確認していきましょう。
経済産業省が発表した「経済産業省 特定サービス産業動態統計調査」では、年々Web制作に関連する売上高は増加しており、2022年は過去最高となる約1兆2000億円にまで成長しています。
2019年から比較すると約30%の成長率で推移しており、Web制作業界は伸びている市場といえるでしょう。
とくに2019年以降は新型コロナウイルスの影響によって、WebミーティングやWeb集客など、さまざまな面でオンラインへと移行する企業が増加傾向に。
いままでのアナログ的な考えを見直したという方も多いのではないでしょうか。
このようにWeb制作業界だけではなく、Web業界全体が成長し続けている市場といえます。
Web制作がオワコンと言われている背景には、以下の理由が挙げられます。
とくに近年は便利なツールが増えており、知識がなくてもそれなりに見栄えの良いホームページを制作できるようになりました。しかし無料ツールやアプリで作ったホームページは集客導線やデザイン面はあまり考慮されておらず、名刺代わりのホームページと言っても過言ではありません。
またフリーランスの増加や労働環境について、Web制作業界では改善傾向にあるといえます。
例えばフリーランスを中心に完全リモートワークで営業している会社も多く、働き方は多様化しているといえるでしょう。そのため制作会社もプロフェクト単位でフリーランスに依頼するなど、必要最低限の人件費に抑えられ、低価格帯のサービスでも十分に利益を挙げられると考えられます。
結論、市場が拡大し続けているWeb制作業界において、制作会社がなくなる可能性はないといえます。
なぜならWeb制作会社が作成するホームページは「ユーザーの心理や行動」を踏まえたうえで考えられており、集客やプロモーションなど、制作目的に合わせたノウハウが詰まったホームページだからです。
たしかにツールを活用すれば、Webの知識が少ない方でもホームページを簡易的に作成することはできるでしょう。
しかし「ホームページを作れた=お問い合わせが増える」というわけではありません。
集客を目的にするのであれば、GoogleやYahoo! JAPANなど検索エンジンに向けた対策が必要であったり、プロモーションを目的にするのであれば、ユーザーにとって印象に残るデザインや配置が重要になります。
そのため今後も便利なツールが登場してきた場合でも、Web制作会社の知識やノウハウが不要になることはないといえるでしょう。
もしもホームページ制作を依頼していた会社や、運用を任せていた会社が「急に倒産・音信不通になってしまった…」としたら、あなたならどうしますか?
他人事のように感じられますが、Web制作会社が倒産するケースは珍しくありません。このような場合、主に以下の3パターンにわかれます。
サイトのデータを別のサーバーに移すことで、再びホームページを表示できます
サーバーにログインできれば、データを別のドメインに変更することで、再びホームページを表示できます
(ただしドメイン情報がなくなるため、検索結果の順位などは移行できません)
サーバーにログインできないとサイトのデータを取り込めないため、再度ホームページを制作することになります
サーバーにさえログインできればホームページの復元が可能なため、かならずログイン情報は教えてもらうようにしましょう。
制作会社が倒産した場合の具体的な対処方法・対策についてまとめた記事があります。
ホームページ制作会社は全国に1万社以上あるといわれており、なかにはクオリティの低いホームページを作成されてしまうことや、高額料金を請求されてしまうこともあります。
しかしはじめてホームページを制作する方にとって、Web制作会社を見極めることは簡単ではないですよね。
そこで現役のWeb制作会社スタッフが、依頼してはいけないホームページ制作会社の特徴を4つにまとめたので、ぜひ依頼時の参考にご覧ください。
最も注意しなければいけない特徴は、ほかの制作会社と比べて異常に安い価格の場合です。
ホームページは営業担当、カメラマン、デザイナー、ライター、コーダー、エンジニアなど多くの専門スタッフが関わり、複数の工程を経て1か月~数か月かけて制作されるため、人件費は高くなりやすく、ホームページ制作費用も高額になってしまいます。
もちろんホームページの規模や導入するシステムによって相場は異なりますが、小規模のホームページで40万円〜60万円程度が一般的です。
そのため「初期費用無料」「月額1万円〜」などを強みにしている企業の場合、ふたを開けてみたら次のようなリスクが隠れていた…というケースも。
ホームページ制作を依頼するにあたって、打ち合わせが一切ない場合やテンプレ的な質疑応答だけを行っている場合も注意をしましょう。
このようなホームページは、デザイン・文章・構成など、すべての要素がテンプレートによって成り立っており、ありきたりで他社と同じようなホームページになってしまうため。
ホームページは自社の特徴や個性をうまく出し、競合と差別化できなければ見る人の記憶に残りません。記憶に残らなければ「お問い合わせをしよう」「来店しよう」という気にさせるのは難しいでしょう。
集客できるホームページというのは、制作会社が自社の魅力をうまく引き出してデザインや文章に活かしてくれることで完成します。そのため制作会社との打ち合わせは非常に重要といえます。
もちろん良心的な価格でホームページ制作を提供するために、多くのWeb制作会社ではデザインや構成など、ある程度は既存のテンプレートによって制作する場合もあります。
しかし自社の強みやホームページ制作の目的を一切聞かれず、短期間で完成してしまうような場合、質が高いホームページとはいえないでしょう。
そのため打ち合わせでしっかりとヒアリングをしてくれる会社や、自社目線に立って積極的に提案をしてくれるような会社を選ぶと、自社の魅力がつまったホームページを制作できます。
Web制作会社なのに、ホームページが存在しない場合や、10年以上前の古いデザインであるケースも要注意です。
そもそもWeb制作会社では、主に以下の2種類に分類されます。
「大手企業の下請け会社」の場合、自社で集客する必要がないため、ホームページに力を入れていないケースが多いです。もちろん実力がある制作会社も多いですが、集客力よりも表面的なデザイン力に特化している場合が多いといえるでしょう。
対照的に「自社で集客している会社」の場合、実際に自社で培ってきた集客・マーケティング力があるため、制作するホームページも集客力が高いという特徴を持ちます。
とくに自社のホームページで集客できる理由や根拠をしっかりと説明できる会社であれば、ノウハウを言語化できている証明にもなるため、質の高いホームページを作ってもらえるでしょう。
ホームページ制作を依頼するにあたって、何も実績を提示してくれない場合や、自社の強みが伝わってこない会社も注意が必要です。
例えば打ち合わせの際に、「御社のホームページ制作は何が強みですか?」と聞いて答えられない、答えをはぐらかす担当者がいた場合、安心してホームページ制作を依頼できるでしょうか。
自社の分析をしっかりとできないのに、他社の強みを引き出したうえで、魅力的なホームページを作れるとは考えられないですよね。とくにホームページ制作は完成するまで具体的なイメージを持てないため、「ここなら安心して任せられる!」と思える会社へ依頼することをおすすめします。
続いて安心して依頼できるホームページ制作会社の選び方を紹介していきます。
まずは自社と同じ業種や似たような規模の会社における制作実績を確認しましょう。
なぜならラーメン店と工務店のホームページを同じように作っても集客効果は出ないため。
ラーメン店のホームページを見るユーザーは「今すぐ食べたい」という人、一方で工務店のホームページを訪れるユーザーは「家を建てるためにじっくり情報収集をしている」人が多いです。
またホームページでは集客目的で制作することもあれば、求人目的で制作することもあり、依頼する人によって使用用途・目的はさまざま。仮に集客目的でホームページを持ちたいと考えているのに、求人に特化した実績ばかりを提示されても意味がないですよね。
そのため「何のためにホームページを制作するのか」を明確化しておき、しっかりと目的に合う実績を提示してもらったうえで、制作会社の良し悪しを判断するようにしましょう。可能であれば「ホームページを制作するにあたって何を重視したのか」「制作後の反響や集客効果」についても確認できると、より安心して依頼できます。
質の高いホームページを作ってくれる制作会社は、基本的に打ち合わせから丁寧な対応・積極的な提案をしてもらえるケースが多いです。
ただし注意すべき点は、うますぎる営業トークは信じないようにすること。
例えば「かならず集客効果を得られます。」「このような機能をすべて備えたほうが良いです。」など、過度な表現を使っている場合は注意をしましょう。
もちろんECサイトであれば決済システムが必要など、業種業態によって不可欠な機能もありますが、すべての機能を備えなければいけないなんてことはありません。
むしろ自社の目的や課題を考えたうえで必要な要素を取捨選択してくれるような会社であれば、お客さま目線を大事にしていると考えられます。
ホームページ制作会社を選ぶ際は、制作後のアフターフォローについても確認しましょう。
ホームページを運用していると、「更新方法がわからない」「うまく表示されなくなった」など、何かしらのトラブルはつきものです。
しかしフォロー体制が整っていない制作会社の場合、電話しても「担当者がいないのでわからない」となかなか繋いでもらえなかったり、別途料金を請求されたり、最悪の場合は対応してもらえずほかの会社と再契約するといった事態におちいってしまいます。
追加費用が発生するだけではなく、時間さえも無駄にしてしまうため、できることなら担当者にいつでも相談できるようなサポート体制が整っている会社へ依頼するようにしましょう。
ホームページ運用代行会社の選び方についてまとめた記事があります。
集客目的でホームページを制作する場合、かならずWeb集客の知識・ノウハウが豊富な会社へ依頼するようにしましょう。
なぜならインターネット上には数多くのホームページが存在し、新規のホームページをただ公開するだけでは、ユーザーからのアクセスを集められないからです。
ホームページで集客するには、GoogleやYahoo! JAPANなど検索エンジンに向けた最適化を行う「SEO対策」が必須となり、専門的な知識や経験が必要になります。
そのためホームページの制作実績だけではなく、SEOにおける支援実績や制作後の集客効果などを確認し、しっかりと集客につながるホームページであることを見極めるようにしましょう。
TRASPではSEO支援でも豊富な実績があります。過去には施策開始から半年間で、自然検索の流入数が100倍に増加した事例もあるため、集客につながるホームページ制作はお任せください。
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本記事では、これからホームページ制作やリニューアルを依頼しようと思っている方向けに、Web制作業界の現状や依頼してはいけない「やばいWeb制作会社」について紹介してきました。
「Web制作業界はやばい」「web制作会社はなくなる」と言われることもあり、実績やスキルの伴わない制作会社は淘汰される傾向があるものの、制作会社自体がなくなることはないといえるでしょう。
ただしなかには怪しい制作会社も一定数存在するため、ぜひ本記事を会社選びのマニュアルとしてお使いください。
TRASPでは、多くの企業をWeb制作で支援してきた経験から、集客に強いホームページ施策を得意としています。お客さまの目的やご要望についてヒアリングしたうえで最適なプランをご提案していますので、まずはお気軽にご相談ください。
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