設計事務所
設計事務所がやるべきSNS集客とは?活用方法・・・
2022.06.15
TRASPコラム
設計事務所
更新日:2023.03.26
公開日:2022.06.08
設計事務所のホームページを開設したものの、思ったように問い合わせが増えないケースは多いです。問い合わせを増やすには自社サイトを知ってもらう必要があります。
設計事務所には、ブログを活用した集客がおすすめ。
とはいっても、
「ブログなんて見る人いるの?本当に効果あるのかな」
「ブログで何を書けば良いんだろう…」
など、疑問に感じる設計事務所の方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事ではWeb集客で多くの設計事務所を支援してきたTRASPが、ブログ集客のメリットや、集客で成功するために書くべき4つのネタをまとめました。設計事務所がブログ開設から最短で成果を出す戦略についてお教えします。
目次
ホームページで集客するには、ブログコンテンツをとおして顧客を問い合わせにつなげるのが効果的。特にホームページの集客効果が得られていない場合は、まずアクセス数を増やす必要があるため、ブログをとおした検索上位化が重要になります。
ここではブログ集客の概要から、設計事務所におすすめの理由を解説していきます。
ブログ集客とは、ユーザーに役立つコンテンツを投稿し、見込み顧客の獲得から問い合わせまでの促しを一貫して行う集客方法です。
ホームページと混同されやすいですが、以下の違いがあります。
ホームページ
ブログ
どちらもGoogleやYahoo! JAPANなど検索エンジン上での集客施策ですが、発信内容に大きな違いがあることがわかります。ブログを活用することで、最終的には集客の自動化も可能なため、企業にとって費用対効果は大きいといえるでしょう。
一昔前は「ホームページを持っているだけで問い合わせがくる」といった状況もありえましたが、現代ではホームページ単体で集客効果は得られません。なぜなら膨大なインターネットの情報の海の中ではすぐに埋もれてしまい、ホームページを公開しているだけでは検索結果に表示されることが少なく、検索ユーザーに見つけてもらえないためです。
仮にもともと企業の認知度が高く、自社名で検索してダイレクトにホームページへアクセスしてくれるユーザーが多ければ単体でも集客効果を得られるでしょう。しかしそのためには、そもそも認知度を高めるための広告やメディアでのCMなど費用をかける必要があります。
そのためまずはホームページへのアクセス流入を増やすことが重要となり、検索上位化によって流入増加を図るブログ集客が欠かせません。またブログ経由の問い合わせは購買意欲が高く集客につながりやすいため、自社の集客力を高めるうえでも重要な役割をもちます。
TRASPは建設業界のホームページ制作に強いWeb制作会社です。
アフターサポートも充実しており、TRASP専属のブログ更新チームが業種に合わせて定期的なブログ更新を行います。集客のプロにお任せください。
サポートについて
ブログは成功しやすいSEO対策だといえます。こちらの記事で解説していますのでご覧ください。
ブログ集客では見込み顧客を集めることが目的ですが、ほかにも企業イメージの定着やホームページのアクセス数向上など、さまざま効果を得られる点が特徴です。
ここでは、ブログ集客で得られる3つの効果について解説していきます。
ブログでは対策するキーワードを選定することで、購入意欲の高い見込み顧客にターゲットを絞り込めます。
仮に「注文住宅 設計」というキーワードの場合、検索したユーザーは
など住宅購入の意欲が高く、注文住宅や設計事務所を求めていることがわかります。
そのため「注文住宅 設計」のようなキーワードを対策することで、自社のターゲット層と合致するユーザーを集客可能です。
対してチラシや営業では大衆に向けて情報を発信するため、時間や人件費をかける必要があります。
しかしブログでは相手から問い合わせをしてくるインバウンド型となり、業務の効率面でも非常に優れている点が強みです。
ターゲット設定方法については、こちらの記事をご覧ください。
ブログをとおして自社サービスの紹介記事や事例記事を閲覧してもらうことで、企業イメージの定着にもつながります。
特に設計事務所では、文字だけでは伝えられないデザイン性や住宅への想いが顧客に響くポイントです。したがって過去の施工事例から「自社がどのような設計をおこなっているのか」など、魅力をしっかりと伝えていきましょう。
また専門的な情報を発信すれば企業の信頼性・権威性向上にもつながるため、発信内容次第でさまざまブランディングを行える点もブログ集客のメリットです。
ブログ集客では、ブログを経由してホームページを閲覧する顧客もいるため、Webサイト全体のアクセス数向上につながります。Webサイトのアクセス数が増加することでGoogleからの評価も高まり、SEOにも効果があるため、検索結果で上位に表示されやすくなります。
例えば「自社名で検索してもホームページが上位に表示されない」といった場合、自社に興味をもつ見込みユーザーがいても、Webサイトへはアクセスできないことで顧客獲得の機会をみすみす減らしている状態となります。
このような状態にならないためにも、ブログを活用してWebサイト全体のSEOを強化し、よりホームページが閲覧されるようにしましょう。
SEOについては以下の記事をご覧ください。
ブログに取り組む際、コンテンツのネタに悩まれる方も多いでしょう。実際に数記事書いてネタ切れとなってしまうブログも多くあります。
そこで今回は、ブログに書くべきネタについて以下の項目から紹介していきます。
また参考事例についても解説していきますので、ぜひ参考にご覧ください。
検索エンジンでは大半のユーザーが「悩み・疑問」を解決するために活用しているため、顧客が抱える悩みの解決策を発信しましょう。
具体的には以下のような内容です。
このように検索キーワードには、かならずユーザーのニーズが含まれています。
そのため細かいニーズまで具体的に考え、ユーザーが満足する記事内容を考えましょう。
また顧客に聞かれることをメモしておくとブログのネタ収集に役立つため、普段から会話内容に注目しておくことが重要です。
ブログでは注文住宅について調べている人がアクセスしてくることもあり、すべての人が設計事務所を知っているとは限りません。
どれだけアクセス数を集められても、顧客の選択肢に入らなければ問い合わせにつながることはないでしょう。したがって「設計事務所」や「設計士」の認知も高めていくことが重要です。
具体的には以下の内容から設計事務所への理解を深めることで、顧客に新しい選択肢として自社を提案できます。
また仕事の様子を動画として掲載するといった方法も、一般的な消費者には新鮮さを与えられ、興味をもってもらうきっかけになります。
ブログ集客ではユーザーに役立つ情報がメインとなるものの、問い合わせにつなげるためには、自社の強みをしっかりと伝えることが重要です。
例えば「おすすめの設計事務所10選!」という記事内容の場合、10社分の特徴や強みを記載することになります。このような場合であれば10社の一つとして自社を紹介することで、自然な流れでアピール可能です。
ほかにも記事のまとめで「自社について簡易的に紹介し問い合わせへ誘導する」なども、問い合わせにつながる効果的な対策となります。
このようにセールスポイントは多々ありますが、対策する・しないだけで問い合わせ数は大きく変化するでしょう。何もアピールしなければ顧客の興味は引けないため、自社の魅力は積極的に掲載することが大切な要素です。
顧客が企業の良し悪しを判断するうえでは施工事例が重要となるため、実際に撮影した写真や動画を積極的に掲載していきましょう。
特に住宅購入のように高単価なサービスの場合、顧客は慎重に企業を選びます。
仮に作業内容が不透明な企業であれば、「しっかりと設計・施工してくれるのかな…」と不安要素になるでしょう。
そのため作業過程を含めながら事例を解説すると、より依頼時のイメージをもたせられ、信頼獲得に効果的です。
また作業過程では「このように設計すべき理由」など、具体的なポイントがあると顧客からの共感を得られます。建築関係では専門的な用語も多いため、事例とともに解説記事を作成することもおすすめです。
上記は長野県安曇野市にある「ココチエ建築設計株式会社」のブログです。
「お家づくりコラム」というカテゴリで、以下のようなコンテンツからユーザーに役立つ情報を発信しています。
住宅建築を考えているユーザーを明確にターゲティングしており、専門的な内容もわかりやすく解説している点がポイント。集客導線も無料相談会へつなげる流れとなるため、ユーザーもアクションを起こしやすいといえるでしょう。
またコンテンツ内容はもちろんのこと、サイドバーに固定で表示された「無料相談会実施中」などのサイトデザインも非常に参考になる事例です。
ここでは集客力を高めるブログ戦略について、以下の3点から解説していきます。
最初に取り組むべきことは、ニーズが明確なキーワード選びです。
ブログ集客を行うにあたってコンテンツ制作ごとにキーワードを選ぶ方もいらっしゃいますが、キーワード選定は最初にまとめて行ないましょう。なぜならコンテンツの内容が被ってしまえば、Webサイトの評価を下げる原因になるからです。
またキーワード選定では、まず自社のコンセプトとなるキーワードを決め、その後サジェストワードや関連語からキーワードを絞っていきます。
具体的な例を挙げると、「注文住宅」という大きなくくりではなく、
といった、具体的なキーワードを選ぶようにしましょう。
ニーズが明確なキーワードをもとにすることで、検索ユーザーから共感を得られるコンテンツ制作ができます。
キーワードについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
ブログでは集客から問い合わせまでを一貫して実施できる点が強みですが、より多くのアクセスを集めるには集客導線を増やすことが効果的です。
特にブログの立ち上げ当初はアクセスが集まりにくく、コンテンツのSEO評価が高まるまでに時間がかかります。そのため、
など、さまざまな施策を組み合わせると短期的にも効果を見込めます。
設計事務所の集客方法について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
ブログからの問い合わせを増やす際に押さえておくべきことは、問い合わせページの設置です。
一般的には電話番号の記載や問い合わせへの文言をとおして、閲覧ユーザーを問い合わせに誘導します。しかしこのような対策だけではユーザーの行動を促しきれないため、訴求力は弱いといえるでしょう。
しかし問い合わせページがあれば、顧客も具体的なアクションを起こしやすくなります。
また問い合わせ時に顧客情報・相談内容を記載させることでその後の商談もスムーズにアプローチでき、結果的に受注率の向上にもつながります。
このように問い合わせページの有無によって問い合わせ数や受注率は大きく変化するため、ブログ集客の際は合わせて活用していきましょう。
本記事ではブログ集客の基礎知識から、集客で成功するために書くべき4つのネタ・書き方を解説してきました。ブログでは「ユーザーに役立つ情報発信」が軸となり、顧客が注文住宅時に考える悩みや疑問を解決することが重要です。
また施工事例や自社のこだわりを発信することで認知度の向上にもつながるため、企業イメージの定着やホームページのアクセス数増加が見込めます。ただし集客導線やキーワード選定をしっかりと考え、顧客がアクションを起こしたくなるブログを作っていきましょう。
TRASPはお客さまのターゲットや特徴をヒアリングし、集客効果の見込めるホームページ制作・運用が強みです。
またブログではコンテンツの企画からサポートしており、お客さまには安心してご依頼いただいております。オンライン無料相談会も実施しているため、まずはお気軽にお問い合わせください。