その他業種
士業がホームページ集客で失敗する原因は?競合・・・
2021.10.15
TRASPコラム
その他業種
公開日:2023.05.18
税理士として独立したけど、仕事が取れない・・・とお悩みの先生は少なくないでしょう。
税理士は企業や個人事業主になくてはならない仕事ですが、そう頻繁に依頼が発生するわけではないため、安定した顧客を得ることが重要。そのため営業活動にはコミュニケーションスキルが必要となり、営業が苦手な方にとっては集客が課題だといえます。
本記事では、税理士事務所が集客できない原因を分析し、おすすめの集客方法をご紹介。
税理士をはじめ、建設業・美容業界・士業など幅広い知識をもつ集客プロ集団であるTRASPが、参考になる成功事例を挙げながら、営業スキルがなくてもできる集客成功のコツを考えていきます。
目次
税理士事務所の集客できない原因は、主に次の3つだと考えられます。
ホームページが古いままになっていませんか?
ホームページは会社の名刺代わりです。名刺が古かったり、見にくかったりすれば会社の信用性をなくしてしまいますよね。したがって集客には、まずホームページをリニューアルすることから始めましょう。
インターネットに情報があふれる現代で集客するためには、Webの活用が必須です。
顧問税理士を探している企業や相続で困っているお客さまは、企業個人問わずまずはインターネットで検索行動を起こします。たとえば「大阪市 税理士」「空き家 相続」など。こういった検索ワードで自身のホームページがヒットすれば、お問い合わせにつながる可能性があります。
検索流入だけでなく、Web広告やポータルサイトから訪れるユーザーも多いです。チラシや紙面広告を見て、ホームページを探す人も多く、ホームページは税務情報を求めるすべての顧客が最後に行きつく受け皿といえます。
ターゲットが明確化できなければ、集客にはつながりません。
なぜなら方向性が定められないと、自社にとって効果的な施策を見出せないため。マーケティングではターゲットが多すぎたり、明確ではない施策はかならず失敗します。
むやみにWeb広告を打っても、「税理士事務所を探している」「相続の相談をしたい」というニーズのある人に情報が届かなければ、お問い合わせにはつながらないでしょう。したがって市場分析や自社分析をしてターゲットを絞り込み、その人に刺さる内容の施策を行う必要があるのです。
「企業の経営をサポートします!」
「相続に関する問題を解決します!」
といったキャッチコピーを掲げていませんか?
「他の事務所と同じ」では、インターネット上にあふれている情報のなかに埋もれてしまいます。
それぞれの税理士事務所において理念や方向性はあると思いますが、ユーザーにとっては小さな違いではわかりません。
自社が勝負したいエリアのなかで選ばれるためには、そこにいるすべての競合他社と差別化できなければならないのです。これを「ポジショニング戦略」といいます。
ポジショニング戦略の成功例
「ここに相談すれば解決する!」「わが社にとってメリットがありそう」と思ってもらうことで依頼につながります。自身の得意な分野やサービス、他社よりも優れている強みを分析し、それらを集客の軸とすることがおすすめです。
税理士事務所におすすめの集客方法は、次の5つです。
集客するにはホームページが重要だと前述しましたが、アクセス数を増やすにはSEO対策が必須です。
SEO対策とは、例えばGoogleやYahoo!JAPANなどのブラウザで「税理士 大阪市」と検索したときに、自社ホームページを検索結果の上位に表示させること。
現在国内で使われている検索エンジンの大半はGoogleのプラットフォームのため、SEO対策=Googleから評価してもらうことだといえます。
SEO対策にはさまざまな種類があります。
どれか1つだけを対策しても意味がなく、やれることはすべてやるのがSEO対策。
自社ですべて行うにはスキルも工数もかかるため、制作会社に外注するのがおすすめです。
TRASPはSEO対策に強いホームページ制作会社です。
ホームページの新規制作・リニューアルをはじめ、プロのSEOライターが在籍している専属のチームが集客につながりやすいキーワード対策を行います。お問い合わせは無料です。SEOで上位表示をさせたい税理士事務所の方はぜひ一度ご相談ください。
お問い合わせはこちら
MEO対策とは、Googleマップの情報(Googleビジネスプロフィール(旧称:Googleマイビジネス))を充実させる方法。自社の近くで税理士事務所を探しているお客さまに見つけてもらいやすくなるため、地域の企業と顧問契約を結ぶ税理士事務所とは相性が良く、今後問い合わせを増やすには欠かせない施策です。
税理士事務所にMEOが良い理由
SEO対策と比べてMEO対策は取り組んでいる企業が少なく、あまり重要視されていない傾向にあります。
そのため早期に取り組むことで競合他社をリードし、強力な集客ツールとして活用できるでしょう。
前述したようにホームページのアクセス数を増やすためには入り口を増やす必要があり、一番手っ取り早い方法がWeb広告です。
税理士事務所におすすめの広告種類
国内のSNS利用者は2022年末時点で8割を超え、ほとんどの人が何らかのSNSを利用しています。
ホームページへの流入を増やすうえでも、SNSの運用は効果的だといえるでしょう。
Twitter、Facebook、YouTube、TikTokとさまざまなSNSがありますが、税理士におすすめなのはInstagram。
税理士事務所にインスタがおすすめの理由
物件情報などはもちろんのこと、「相続の知識」や「節税のコツ」といったノウハウをアップすることで、ユーザーに信頼感を与えられます。「自社に合ったハッシュタグ」を選定し投稿に付けることで、そのタグで検索するユーザーの目に留まりやすくなり、結果的に自社の求めるターゲット(見込み顧客)に見つけてもらいやすくなるでしょう。
こちらの記事で参考になる知識系インスタアカウントを紹介しています。
ブログ集客とは自社ホームページのコラムやオウンドメディアを通じて人を集め、お問い合わせや契約につなげる施策です。
ブログはコンテンツマーケティングと呼ばれ、広告費用をかけずアクセスを集められるため多くの企業が取り組んでいます。
特定のキーワードで記事を書けば、そのキーワードで検索しているユーザーの検索結果にヒットします。
情報はチラシや訪問営業などで一方的に「与えられるもの」ではなくインターネットを活用し「自分で探すもの」という考え方に代わってきている現代では、主流の集客方法となっているのです。
例えば
「大阪市の企業を対象にM&Aの提案始めました!」
「今さら聞けない?インボイス制度とは?企業がやるべきことリスト」
といったブログを書けば、大阪市で税理士事務所を探す企業に見つけてもらえます。
「実家の相続は放棄できる?プロの税理士が教えます」
といった知識を発信することで、相続に悩む個人ユーザーからの信頼を得られ、相談につながるでしょう。
このように自社が求めるターゲットにアプローチでき、成約につながりやすいお客さまを効率的に集められるのです。
ブログが増えれば増えるほどGoogleやYahoo!JAPANなどの検索サイトでヒットする確率が上がり、多くの人に認知してもらえます。ブログの1記事1記事が集客してくれるため自社サイトの流入が増え、SEOの効果も高まるでしょう。ブログは最終的に“集客を自動化できるツール”として活躍していくのです。
不動産会社に勤める「やっちん」さんが、「不動産取引をされる、全ての人のために」というコンセプトのもと、不動産に関する小ネタを発信しているブログです。
このように専門的な知識発信はSEO対策に効果的です。税務相談を考えているお客さまがほしい情報を、税理士というプロの視点で解説すると、自社への信頼獲得につなげられるでしょう。
1年間でアクセス数を約600%増やし、月の問い合わせ数を4件から42件にまでアップさせたオウンドメディアがあります。
行った施策は以下の通り。
すると1,800以上のキーワードでトップ表示を実現しました。
実はこのオウンドメディア、当社TRASPが運営する「TRASPコラム(https://trasp-inc.com/blog/)」。
TRASPが得意とする「工務店」「建設業界」を中心とした、Web制作、マーケティング、SEOに関するキーワードを中心にコンテンツを作成。
「リフォーム ブログ 集客」
「解体業者 ホームページ」
「解体業 集客」
「建設業 SEO」
といった競合が多いキーワードでも、1位を獲得。Web制作会社が多い大阪地域にも関わらず「大阪のエリアキーワード」でも100以上のキーワードでトップ表示しています。
トップ表示が実現できるのは、400 社以上にわたる Web 制作実績と SEO 運用によるデータと知識を蓄積しているから。社内担当者のチェックはもちろん、細かいレギュレーションが決められているので品質が安定しています。
地域でナンバーワンの事務所になりたい!という税理士の先生はお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら
無印良品の家のInstagramアカウントでは、「住まいの実例」として施工事例やモデルルームの紹介をしています。
投稿だけではなく、ストーリーをうまく活用している点に注目。読み物として「窓の家」「木の家」といった自社製品の魅力を発信しています。
この投稿をInstagramで見る
当社で実際にコラム運用を実施中の建設会社さまの事例を公開します。
まずは建設会社さまの規模感として
建設業の利益率は20%前後なので、1件獲得することで『30万円』が利益として残る計算になります。
現在、ご契約いただいているプランが月20万円なので1件獲得できればプラマイゼロ。
月に2件獲得できれば20万円の利益、目標の月5件獲得できれば100万円の利益になるので、まずは【月5件のお問合せを目標】に運用を行いました。
結果
施策前と比較して、ホームページの
2ヶ月目でビュー数が約2倍、ユーザー数が約2倍に。
このままコラム運用を継続することで半年後には2〜3倍になり、「ビュー数が700〜900アクセス」「ユーザ数が100〜150人」は確実に見込めるでしょう。
開業したばかりであれば、複数の集客施策を同時進行するのがおすすめ。
ホームページを作ったばかりではまだドメインパワーもなく、コンテンツも少ないでしょう。したがってWeb広告を出稿してアクセス数を増やす、SNSを露出を増やして認知度を高めるといった組み合わせが良いです。もちろんその間にもブログを更新してホームページを充実させていきましょう。
日々の税務に関するタスクを捌くことに必死で、常に人手が足りていないというところも多いでしょう。
自社で新しく広報担当者やWeb担当者を採用するにしてもコストがかかるため、思い切って外注しましょう。
TRASPにホームページ制作、リニューアルを依頼される企業の多くは、集客やWebに詳しくない経営者・社長さまがほとんどです。施策を実行したものの、成果が出ず赤字になってしまうよりはプロに依頼してしまいましょう。
またTRASPでは採用サイトの制作も可能。ホームページ制作で求人ページを作り、集客と同時に優秀な人材を募集するという手もありますよ。
ブログは検索エンジンでヒットすれば一つひとつの記事が集客窓口となってくれます。また集客専門知識を発信して信頼性を高め、お問い合わせにつながりやすくなります。
しかしどのようなブログを書けば良いのか迷ってしまう方もいるでしょう。
そこでブログのテーマの決め方から、ブログが書ける3ステップを伝授します。
1.自身の強み、ターゲットを分析する
たとえヒットするブログを書いたとしても、その内容が自身が得意とする仕事ではなかったら、「依頼はどんどん来るのに、受けられる仕事がない…」といった状況に陥ってしまいます。
したがって集客ブログに書く内容は、
となります。
2.ラッコキーワードでどのような検索キーワードがあるのか調べる
キーワード調査は「ラッコキーワード」を活用します。
例えば「相続」と入れてみると、832ものキーワードがヒットします。
この中から、ブログとして書きたいキーワードを選びましょう。
3.Googleで検索し、上位サイトをチェックする
「相続 空き家」というキーワードを選んだとして、Google検索にかけてみると、
といった記事が上位に出てきます。これらの記事から大きく外れないような内容でブログを書けば良いのです。
ホームページは作って公開しただけでは集客できず、SEO対策や更新作業が必要となります。そのためにはある程度の知識が必要となるため、不安な方は制作会社に運用をおまかせしましょう。
格安ホームページ会社では、作って終わりというところが多いです。
しかし運用していかなければホームページを作った意味がありません。
TRASPではホームページ制作・リニューアル後もアフターサービスが充実しています。
1例として、企業さまに合ったコラムをプロのSEOライターが代筆・代行いたします。貴社専用のお見積りを作成いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら
税理士事務所が集客できない原因は主に3つ。
まずはホームページを充実させることで集客の軸を作り、SEO対策やWeb広告、Instagram運用などで流入を増やしていくのがおすすめです。
またお問い合わせ獲得につなげるためには、ブログ記事を作成して税理士事務所ならではの知識を発信していくことも効果的。役立つ記事で読者と信頼関係を築き、安定的に受注を獲得できる仕組みを作りましょう。ホームページ集客は一度仕組みを作ってしまえば、永久的に営業・集客をしてくれます。
TRASPでは業種に特化したコラム運用サービスを展開中。
経験3年以上のSEO専任ライター、経験豊富な編集者5名と連携し制作を担当。累計400社以上のさまざまな業界から得た豊富な経験と、SEOコンサルティングに長く携わるメンバーが評価されるSEOコンテンツを作成します。お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら