塗装業
外壁塗装業の平均利益率は30%|いますぐ実践・・・
2022.07.20
TRASPコラム
塗装業
更新日:2023.03.26
公開日:2022.07.28
SEOという言葉を聞いたことはあっても、「専門用語でよくわからない、結局なにをするの?」といった外壁塗装業者も多いでしょう。
ホームページはSEO対策をしているかどうかで、検索結果に表示される順位が大幅に変わります。
何も対策しなければ、見込みのあるユーザーに見てもらうことができず、問い合わせ数が0になってしまいます。
そこで本記事ではホームページで集客できない原因を実際の例から分析し、検索順位で1位をとる6つのSEO対策をまとめました。WebマーケティングのプロであるTRASPが、外壁塗装会社のSEO対策を基本から実践的な内容まで丸ごとわかりやすくお教えします。
目次
SEO対策は自社サイトをGoogleやYahoo!JAPANなどの検索結果の上位に表示させ、クリックされやすくすることでアクセス数の増加を図る施策です。
ホームページを持つことがあたり前となった現代では、インターネット上に膨大な数のサイトがあふれているため、SEO対策をしなければ情報の海に埋もれてしまうでしょう。したがってホームページを作って公開したところで、ホームページからの問い合わせを獲得することは不可能に近いといえます。
この項目ではSEO対策の基本から、外壁塗装業でSEOが重要な理由を確認していきます。
SEO(Search Engine Optimization)対策とは「検索エンジン最適化」のことです。
GoogleやYahoo! JAPANなどの検索エンジンでは、検索アルゴリズムが「ユーザーの検索語句」と関連性の高いWebサイトをランキング形式で表示します。
たとえば「外壁塗装」と検索した場合、上記のように検索1位から10位までが1ページ目に掲載されます。
そのため上位に表示されるWebサイトほどユーザーの注目を集めやすく、アクセスにつながりやすい点が特徴。
SEO対策では検索アルゴリズムに沿って自社サイトの最適化を図り、検索結果で上位に表示させることで、ユーザーからのアクセス流入を増やすことが目的になります。
SEO対策を行うべき理由は、インターネット上で競合となる外壁塗装業者が増えたからです。
従来は外壁塗装や建設業において、ホームページを持つ企業は少数でした。そのため「外壁塗装」と検索するだけで自社のホームページがヒットし、問い合わせを獲得することは容易だったといえます。
しかし現在では大半の企業がホームページを所有しており、SEO対策を行わなければ、ほかのSEO対策を行っている競合サイトに負けてしまい、どんどん順位が下がってしまうのです。そのため検索からの流入(アクセス)は増えません。
したがって何も対策していないホームページではユーザーの目に触れることさえできず、認知・問い合わせを獲得できないでしょう。
SEOの基本については、以下の記事もご覧ください。
SEO対策を行うと自社ホームページを検索上位に表示できますが、これによりさまざまなメリットがあります。具体的には元請けとして仕事を受注できることや、費用をかけずに集客効果を得られるのです。
広告予算や会社規模にも左右されないため、どの外壁塗装業者にも平等にチャンスがある施策といえるでしょう。
インターネットは個人・企業問わずに、誰とでもつながれる媒体です。
そのため自社サイトに多くのアクセスを集めることで、一般のユーザーから直接問い合わせを受けられ、元請けとして仕事を獲得できるチャンスが増えるでしょう。
またさまざまなキーワードで検索したときに自社サイトが上位表示されれば、「外壁塗装=自社」といったイメージを広げることも可能。高額な広告と同等の効果を得られるケースも少なくありません。悪徳業者や押し売りセールスなど、業界全体を通して悪い印象を抱かれやすい外壁塗装では、いかに信頼を獲得できるかが非常に重要です。
したがってブランディング効果によって信頼度を高め、最終的に直接仕事を受けられるSEO対策は、外壁塗装業には欠かせない施策といえます。
外壁塗装業の下請け脱却についてはこちらの記事を参考にしてください。
中小企業の外壁塗装業者であれば、「仕事を獲得したいけど、広告費用がなくて集客できない…」という悩みは多いといえるでしょう。その点、SEO対策であればホームページ運用費用のみで広告費をかける必要がないため、コストをかけずに問い合わせを獲得できます。
また検索順位は一度上位に表示されれば維持をしやすく、中長期的にアクセス流入を見込める点がメリット。
対して広告媒体ではどんなに集客効果を得られても、費用を払い続けないと効果は維持できません。
このようにSEO対策は費用対効果の高い集客方法となり、広告予算に関係なく集客効果を得られる点が最大の強みです。したがって外壁塗装業にとってSEO対策はやらない理由はないといえるでしょう。
運用費についてはこちらの記事を参考にしてください。
SEOは対策内容の幅が広く、すべてを網羅するには長期の取り組みが不可欠です。
そのためこの項目では、特に重要なSEO対策である「キーワード選定」と「コンテンツ制作」に絞って解説していきます。この二つさえできれば、ホームページのアクセス数・コンバージョンともに大きな改善が期待できるでしょう。
まずは「キーワード」についてですが、これはユーザーが実際に検索窓に入力する語句のこと。
「外壁塗装 大阪市」や「リフォーム 外壁 費用」などが挙げられます。SEO対策では、自社サイトがどのようなキーワードで検索されたときに上位表示したいか、を考えながらキーワードを選定していきます。
このとき、キーワードを間違えてしまうとまったく効果が出ないため、選定は時間をかけて行いましょう。
検索キーワードからはユーザーのさまざまなニーズが考えられ、たとえば「外壁塗装 大阪市」であれば大阪市で外壁塗装会社を探している人が当てはまるでしょう。また「リフォーム 外壁 費用」であれば、そろそろ外壁のリフォームを検討し始めた人、というユーザー像が浮かび上がってきます。
キーワード選定で重要なことは、「お問い合わせにつながるキーワード」にすること。
お問い合わせにつながるキーワードは以下のものが効果的です。
1つ目は、購買意欲の高いキーワードの選定です。
見込み顧客の購買意欲について、4つの段階に分類できます。
このなかでお問い合わせや資料請求、成約に結びつきそうなユーザーは1そして2だといえるでしょう。
まだまだ客が全体の80%に対して、今すぐ客は全体の1%ほどといわれております。
そのため、いかにこの層へアプローチできるかが、問い合わせ数を増やせるかのポイントです。
具体的な検索キーワードにあてはめた例はこちら。
したがって、いくら「外壁塗装 業界」のキーワード対策にコストと時間をかけても、ホームページのアクセス数は増えるがお問い合わせにはつながらない、ということになります。購買意欲の高いターゲットが検索しそうなキーワードを選んで、対策しましょう。
2つ目は、「外壁塗装+地名」など自社の商圏エリアを絞ったキーワードの選定です。
外壁塗装業では地域名で検索されることが多く、エリアを絞ったキーワードを対策することで、効率良く見込み客へアプローチできます。とくに会社のある近隣地域で外壁塗装会社を探しているユーザーは成約率が高く、自社の利益につながるでしょう。
また「外壁塗装」以外にも、屋根塗装や防水工事など、提供サービスごとにエリア対策することが効果的です。地域のキーワードは競合が少なく、比較的上位表示されやすいため、忘れずに対策しましょう。
3つ目は、ロングテールキーワードの選定です。
検索キーワードは月間の検索ボリュームごとに、3つに分類できます。
ロングテールキーワードは「外壁塗装 業者 費用」など、複数の語句から成り立つことが特徴です。検索数が少ないことからアクセス数の大幅な増加に期待はできないものの、競合が少なく検索上位に表示されやすい点が強み。
そのため最初は複数のロングテールキーワードで着実に上位表示を増やし、徐々に検索ボリュームのあるキーワードを対策していくようにしましょう。
SEOキーワードについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
キーワードを決めたら、選定したキーワードをもとにコンテンツを作っていきましょう。
SEOは「ユーザーに役立つコンテンツ」を評価するため、コンテンツ制作ではユーザーのニーズを把握したうえで内容を考えることが重要です。
なかでもニーズの強い内容は以下になります。
工事費用に関する内容は、ユーザーが最も興味を示す情報となります。そのため自社サービスの価格や業界の相場感など、幅広い情報を網羅することが重要です。
制作すべきコンテンツ例
「見積もり解説」や「安くする方法」はユーザーに好まれやすく、非常に役立つ情報といえるでしょう。
また企業目線で工事費用や利益率を解説することで、サービス価格への不信感を払拭でき、自社への信頼性を高められます。
TRASPのSEOライターが書いた「費用」に関する記事も参考にしてください。
外壁塗装といった専門的な業種の場合、大半の顧客は工事に関する知識がありません。
そのため塗装工事の流れや仕組みを解説することで自社の専門性をアピールでき、顧客は安心した状態で問い合わせにつながるでしょう。
制作すべきコンテンツ例
「外壁塗装を行うべきタイミング」については実物写真などを用いて解説すると、質の高いコンテンツとなりSEO評価を高めやすくなります。
TRASPのSEOライターが書いたこちらの記事も参考にしてください。
業者について検索しているユーザーは外壁塗装の必要性を感じており、工事に対する意欲が高い状態です。
そのため具体的な情報に加えて自社アピールを含めると、問い合わせにつながりやすくなります。
制作すべきコンテンツ例
ただし自社ばかりを紹介していると宣伝色が強くなり、ユーザーはコンテンツから離脱してしまいます。
あくまでユーザーに役立つ情報を軸にし、プラスαの要素として自社情報を発信しましょう。
SEO対策にはブログがおすすめです。キーワード対策ができ、コンテンツを充実させることによってGoogleの高評価、ユーザーからの信頼性どちらも獲得できます。
TRASPは外壁塗装業をはじめ建設業のSEO対策に強いホームページ制作会社です。
ホームページの新規制作・リニューアルをはじめ、プロのSEOライターが在籍している専属のチームが集客につながりやすいキーワード対策を行います。お問い合わせは無料です。SEOで上位表示をさせたい外壁塗装会社の方はぜひ一度ご相談ください。
お問い合わせはこちら
外壁塗装業のSEO対策では、効果を高めるうえで重要なポイントが4つあります。
対策前に意識すべき要素もあるため、この項目で確認してから実践に移していきましょう。
SEO効果を高めるにはブログが効果的だと前述しましたが、コンテンツを作成する際には1ページ1キーワードずつ対策し、各コンテンツの質を重視するようにしましょう。なぜなら1ページに複数の要素をつめ込みすぎた場合、SEO評価が分散するため検索上位に表示されづらくなるためです。
また選定したキーワードは「タイトル」と「ディスクリプション」に含めることで、検索エンジンに向けて効果的にアピールできます。
たとえば「外壁塗装 費用」というキーワードに決めた場合は、「外壁塗装の費用相場とは?見積もり内容を徹底解説!」のように設定。「外壁塗装 業者」で対策したい場合は、新たに別コンテンツを制作するようにしましょう。
キーワードについては、こちらも参考にしてください。
SEO対策を行う際は、競合サイトの対策キーワードを調査しましょう。
なぜなら競合の対策キーワードを調査することで、どのようなキーワードから流入につながっているのかがわかり、効率良くキーワードを絞り込めるためです。
仮に自社がサイトを開設したばかりの場合、競合と対策キーワードが被ってしまうと勝ち目はありません。
しかし競合が少ないキーワードであれば、開設初期でも十分に成果が見込めます。
このように対策キーワード次第でSEO評価は変化するため、以下のツールを活用しながら競合調査を行うことが重要です。
競合分析についてはこちらの記事を参考にしてください。
外壁塗装のSEO対策では、かならず事例ページを作成するようにしましょう。
直接SEOに関係あるわけではないものの、施工事例・過去事例は顧客が求める内容のため、事例ページを用意することで満足度の高いWebサイトになります。お客さまは実績のある会社に依頼したいと考えるためです。
また地域別・工事別など、ジャンルを分けながら事例ページを用意すると、よりニーズに直結した訴求を行えるでしょう。
ただし内容の重複したコンテンツはSEOに悪影響となるため、コンテンツ内容が似すぎないように注意をしながら制作することが重要です。
重複コンテンツについてはこちらの記事を参考にしてください。
SEO効果を高めるには、MEO対策を行うことも効果的な手段の一つです。
MEO対策は「マップエンジン最適化」の略となり、Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)を対策することで、ユーザーからのアクセスを増やす施策になります。
検索結果ではSEO枠よりもMEO枠のほうが上部に表示されるため、ユーザーの注目を集めやすい点が特徴。
また地域性の高いビジネスモデルではMEOの集客効果を高めやすく、SEOよりも短期間で成果を出しやすいといえるでしょう。
詳しくはこちらの記事で解説していますので、参考にご覧ください。
本記事ではホームページで集客できない理由を挙げ、外壁塗装業者が検索順位で1位をとる6つのSEO対策を解説してきました。
SEOは年々競合が増えているものの正しい知識と方法で取り組めば、問い合わせの獲得は難しくありません。
ただし継続的な対策は必須となるため、競合分析やキーワード選定など戦略的な思考が重要です。
そのためまずは本記事に沿って実践していくことをおすすめします。
TRASPは多くの企業をWebで支援してきた経験から、市場や競合を加味した戦略設計を得意としています。
特にSEOではWebサイトに合わせた設計が重要なため、集客につなげる施策はプロにお任せください。