SEO
SEOに強いブログとは?仕組みと書き方のコツ・・・
2021.08.05
TRASPコラム
SEO
更新日:2023.04.02
公開日:2020.08.13
近年では、どの企業も自社のホームページをもっている時代です。しかし、ほとんどの企業のホームページはうまく活用できていないのではないでしょうか。
ホームページを制作してみたものの「検索上位表示する方法がわからない」という方も多いと思います。
そこで本記事では、集客に強くSEOに有利なホームページの作り方を、Web制作会社であるTRASPが初心者にもわかりやすく解説していきたいと思います。
集客に失敗してしまうホームページの特徴や、SEOを対策しないことのデメリットもお教えしますので、これからホームページを作ろうと思っている方、自社のサイトをうまく活かしきれていないという方は参考にしてください。
目次
そもそもSEOとはなにか、ご存知でしょうか。
「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジン最適化という意味です。
検索エンジン最適化とは、ホームページをGoogleやYahoo!JAPANなどの検索エンジンの検索結果に上位表示させることを目指すための施策のことです。
SEOについてさらに詳しく解説している記事もありますので参考にしてください。
自社のホームページを上位表示させるためには、Googleとの関係性を理解しておく必要があります。
検索エンジンは主にGoogleとYahoo!JAPANの2種類ありますが、Yahoo!JAPANはGoogleの機能(アルゴリズム)を使っているため、SEO対策とはGoogle対策であるといえるでしょう。
検索エンジンのシェアの割合で見ても、Googleは約74%、Yahoo!は約20%。
この2大検索エンジン以外では、わずか6%のシェアしかありません。
したがって、自社のホームページを検索エンジンに最適化させるということは、Googleの検索エンジンに最適化させることであるとおぼえておきましょう。
ホームページは、どのような目的で作られるのか考えてみましょう。
多くの企業・店舗では集客や認知してもらいため、多くのユーザーを集めたいと思っているはずですね。
この目的を達成するためには、おしゃれでハイクオリティなホームページを用意するだけでは不十分です。なぜなら、どんなに良いホームページであっても、ユーザーの目に触れる機会がなければ意味がありません。
ユーザーの目に触れる機会を増やすには、検索数の多いキーワードで自社サイトが検索結果の上位(1ページ目)に表示しなければなりません。
したがって検索上位を目指すためのSEOが必須となるのです。
SEO対策をしていなければ、自社サイトは検索結果で1ページ目に表示される可能性は低く、だれにもアクセスしてもらえないホームページとなってしまうと覚えておきましょう。
よく「SEOに強いホームページを作ってほしい」いう要望を聞きます。
しかしいくら高額な費用をかけて大手の有名な制作会社に依頼したとしても、かならず検索結果に表示されるホームページができあがるとはいえません。
なぜならSEOは、長期的な運用こそが重要だからです。
もちろんSEOに沿った構造にすることは重要ですが、コンテンツを充実させたり被リンクを獲得したりと、徐々にユーザーや検索エンジンからの評価を高めていく必要があります。つまり、どんなに費用をかけて制作しても、まったく運用・更新をしていなければアクセス数はゼロになってしまう可能性があります。逆に格安で作ったホームページでも運用さえできていれば十分に上位表示できるといえます。
SEOは小手先だけのテクニックではなく、「SEO=ユーザーの満足度」であることを覚えておきましょう。
SEOに強いホームページを制作したいのであれば、制作だけでなく、その後の運用も視野に入れましょう。具体的な方法については、のちほど詳しく解説します。
知っておきたい検索エンジンの仕組みについて解説した記事があります。
では、SEOに有利なホームページを制作するメリットをまとめてみました。
一方でデメリットは以下の通りです。
SEOに強いホームページに育てていくためには、ある程度の時間とコストがかかります。
また、自身で行うには勉強をして知識を得る必要も出てきます。
しかし、追加したコンテンツが徐々にアクセス数を集めていくため、コツコツと続けていければ半年後にはお問い合わせ数アップや安定した集客が見込めます。そうなればホームページは、自動で集客してくれるツールとなってくれるでしょう。
そのため、結果が出ない初期の期間にいかに辛抱し、継続した対策を行えるかどうかがSEOを成功させるためのカギと言えるでしょう。
SEO用語を解説した記事もありますので参考にしてください。
SEOに有利なホームページを作る方法は、大きく分けて以下の3つがあります。
質の高いコンテンツを掲載し、内部施策と外部施策を充実させることがSEOにおいての理想形です。
この項目で、詳しく説明していきます。
先ほども触れましたが、SEOでもっとも重要なことは質の高いコンテンツを用意することです。
なぜなら、Googleは理念として“ユーザーファースト”を掲げており、ユーザーの利益になるサイトを評価すると明言しているからです。
コンテンツの質で上位表示を目指すことを、「コンテンツSEO」と呼びます。
昔のような被リンク数で判断するような表面上の評価ではなく、サイトの中身を評価する方式にシフトしてからコンテンツSEOの重要性はますます高まりつつあるので、これからホームページを制作し、集客に役立てようと考えている人は、かならず取り組むべきSEO対策となります。
コンテンツSEOについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
質の高いコンテンツを用意することと同時に進めたいのが、SEOの内部施策。
そのなかでも重要なものに、「タイトル」と「メタディスクリプション」があります。
メタディスクリプションとは、検索画面でタイトルの下に表示されるホームページの概要がわかる文章のことです。タイトルとメタディスクリプションは、ユーザーにとっても、検索エンジンにとっても「このホームページがどのような内容なのか」を判断する非常に重要なものになります。
そのため、一目見ただけで内容が把握でき、検索ユーザーの興味を引くような文章で書く必要があります。なかなか上位表示されないホームページを手直しする場合も、まずはタイトルとメタディスクリプションに問題はないか、と変更しただけで検索順位が上昇した例はいくらでもあります。
あなたが本を買うときに、タイトルを書籍の背表紙、メタディスクリプションを書籍のオビの文章ととらえて考えてみれば、購入に至る意思決定に大きく影響をおよぼすものだとわかるでしょう。
タイトルについて詳しく解説した記事もあります。
最後に、SEOの外部施策として、質の高い外部リンクを取得することも重要です。
質の高い外部リンクとは、検索エンジンから評価されている信頼性の高いホームページからのリンクのことを指します。
質の高い外部リンクを取得できれば、自社のホームページの信頼性を証明することができるので検索エンジンからの評価も上がります。
ただ、外部リンクは狙って取得できるものではありません。
外部リンク「被リンク」とも言い、他社のホームページから自社のコンテンツを評価されて、引用や参照されるときに貼られるものです。したがって、外部リンクはあくまでも他者の働きかけがあって得られるものであり、信頼性や有益性が高いコンテンツを追加していくことでしか得ることができないことをおぼえておきましょう。
以前はリンクの質に関係なく、できるだけ数多くの外部リンクを集めることで検索エンジンから評価されていましたが、現在は自社のホームページに質の低い外部リンクが貼られているとペナルティを受けることがあるので気を付けましょう。
被リンクについてはこちらの記事をご覧ください。
コンテンツを作成するときはキーワード選定が重要になります。
先述のとおり、質のいいホームページとコンテンツを用意しても、ユーザーの目に触れなければ意味がありません。そのため、自社の商品に興味を持ってくれそうなターゲットが検索しそうなキーワードを選んでコンテンツを作成する必要があります。
ここでは、コンテンツで集客するコツについてみていきましょう。
ホームページを訪れたユーザーをお問い合わせや購買につなげるためには、ユーザーの心理状態に合わせたコンテンツを用意する必要があります。ユーザーの心理状態の変化は、次のようにあらわせます。
「認知→興味・関心→比較・検討→成約→リピート・ファン化」
この一連の流れのことを「カスタマージャーニー」と呼びます。
例えば、認知のためのコンテンツで商品を知ってもらい、興味・関心のためのコンテンツでニーズを喚起し、比較・検討のコンテンツで他社の商品より優れた部分をアピールし、成約のためのコンテンツで商品購入のダメ押しをするといったイメージです。
カスタマージャーニーに合わせたキーワードを選定し、コンテンツを作成するためにはカスタマージャーニーマップを作るのが良いでしょう。カスタマージャーニーマップの作成方法は次の記事で詳しく解説しています。
キーワードを選定するには、「ターゲットが検索しそうなキーワード」を考えることが重要です。しかし、ターゲットが検索しそうなキーワードは、同業他社も上位表示を目指していることが多く、競合が多い可能性が高いです。今から大手企業のホームページに対抗しても、なかなか上位表示を得られずにコストばかりかけてしまうため、検索ボリュームが千や万の桁のキーワードはやめておいたほうが良いでしょう。
したがって、ホームページ運営をはじめたばかりのときは、ある程度の検索数が見込めて、強いライバルがいないキーワードを選んで上位表示を目指すことをおすすめします。
また、それぞれのコンテンツにリンクを貼って連動することで、コンテンツ同士が情報を補完し合えるメリットもあります。コンテンツの質と量の充実度が増すほどこの効果は大きくなり、集客から成約までの流れをフォローできるようになります。
キーワード選定についてはこちらの記事をご覧ください。
ホームページを自作することは、難しくありません。
現在はさまざまなツールや無料アプリが提供されており、WordPressなどCMSを使えばSEO対策をほどこしたホームページができるでしょう。すべて自社でまかなえればコストパフォーマンスがいいのは言うまでもありません。
しかし、ホームページ運用となると、それだけではありません。ホームページを制作し、動作環境を用意してサーバーを契約し、コンテンツをコツコツ追加していき、アクセス解析をして結果を確認しリライトしていく…という一連の流れをすべて自社で行うとすれば、膨大な時間と費用と根気が必要になるでしょう。
ホームページを上位表示させるためのSEO対策を実践する場合、初心者には取っつきにくいものが多いです。ノウハウのない初心者が一からSEOに強いホームページを用意し、分析や解析に適切なツールを選定しながら運用していくことは並大抵のことではありません。
先述のとおり、ホームページが上位表示されるようになるまでには手間がかかりますし、ホームページを運営できる人材を確保する必要もあります。しかも、その作業を自社が手がける本業と並行して行う必要があるのです。最初にかかるコストを考えて、ホームページ運営をはじめること自体をためらってしまう企業も少なくありません。
このようなときは、プロに依頼してしまいましょう。
ホームページ制作会社であれば、SEOの知見を豊富に持っているため効果的な施策を施してくれますし、ホームページの立ち上げから定期的なコンテンツの提供まで幅広くフォローしてくれるでしょう。
TRASPはお客さまの業種と業務を理解し、ターゲットとなる人の想定を細かく絞り込んで制作する事により見込み客の獲得につながります。ホームページの制作が完了した後も、定期的なご連絡を差しあげますので状況確認やブログの更新内容、更新の操作説明などをおこなうことでお客さまのホームページの価値を高めていけます。
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SEOに強く、集客ができるホームページ制作について、プロの視点から解説してきました。
ホームページを作ることは誰にでもできますが、集客できるホームページとなると、SEO対策をはじめとした専門知識が必要になります。コンテンツSEOや内部対策、外部対策、アクセス解析などを行うには、プロの支援を受けることをおすすめします。
TRASPはホームページ制作から運用、SNS運用、Web広告まで一貫してお任せいただけます。お客さまに合わせたプランからお選びいただけますので、一度ご相談ください。
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