集客方法

集客できる外壁塗装のホームページ制作方法を徹・・・
2021.07.26
TRASPコラム
集客方法
更新日:2022.05.19
公開日:2022.03.23
工務店を経営するなかで、「成功に必要なノウハウを効率よく知りたい…」と考えている方も多いのではないでしょうか。ノウハウと一口にいってもさまざまですが、売上向上に必要なノウハウは3要素。
本記事では工務店に必要なノウハウについて、経営・集客・営業の3要素から具体的なポイントを解説していきます。
工務店が自社で集客や営業を行えるためのサポートをしているTRASPが、「ステップ営業」や「タイプ別の接客方法」など、工務店に欠かせないノウハウをわかりやすくお教えします。
集客・経営にお悩みの工務店さま、独立・開業を考えている方はぜひ参考にしてください。
目次
工務店の売上向上に必要なノウハウは、以下の3つです。
「集客」と「営業」一緒ととらえている方もいらっしゃいますが、厳密には過程が異なります。
売上を伸ばすためには、まず自社を知らない「潜在顧客」や「見込み顧客」へ認知を広げるのが集客活動。
そして自社への興味を植えつけたり、良いイメージの刷り込みをして最終的な契約へとうなすのが営業活動。
そのためターゲットとの接触~成約の過程では、集客と営業それぞれ違ったアプローチが必要となります。
ただし、なかにはWeb集客のように、集客と営業を一貫しておこなう施策もあります。
そのためいま取り組んでいる施策は集客なのか、営業なのか、「どの段階であるのか」「何を目的としているのか」を考えることが、まず第一歩といえるでしょう。
まずは「集客」のノウハウを解説していきましょう。
集客は、以下のフェーズごとに施策を考えることが重要です。
集客における最初のフェーズは、自社の認知を高める施策です。
どの業界にもいえることですが、無名企業よりも名前を聞いたことがある有名企業のほうが、ユーザーの心理的に選ばれやすくなります。そのため認知度の高い企業は、ビジネスチャンスが生まれやすいといえるでしょう。
そのため、次のような具体的な施策で「自社の認知度」を高めましょう。
また認知度を高めるためには、明確なターゲットへの刷り込みが重要です
なかには「大手のハウスメーカーしか選択肢にない」といった顧客もいるでしょう。
そのためやみくもに認知を広げるのではなく、自社の顧客になる可能性が高い人に向けた情報発信が重要です。
認知拡大に効果的なブログ集客・SNS運用についてまとめた記事もありますので参考にしてください。
認知を広げた後は、ターゲットの行動を促す施策を行っていきます。
行動(アクション)とは、お客さまが自社に興味を持ち、
などをおこなうことです。
住宅展示場であれば、お客さまは実際のモデルハウスを見学することでマイホームへのイメージがわき、最終的な成約につながりやすくなります。またお問い合わせをしてもらうことでお客さまのニーズを聞き、お客さまに合ったプランが提案できます。
そのためまずは行動(アクション)を起こしてもらうようなアプローチを行っていきましょう。
具体的な施策はこちら。
宣伝だけでなく、ターゲットの背中を押すようなアプローチを行うことが重要です。
認知を広げた後は、顧客の行動をうながしましょう。
定期的にイベントを開催するなど、顧客と接点を持つことを心がけてください。
住宅展示場の集客について解説した記事もありますので参考にしてください。
集客における最後のフェーズでは、成約へつながる施策に取り組みましょう。
最終的な住宅購入につなげるためには、顧客が行動を起こしてもらうのを待つ以外にも工務店側からアプローチすることが重要です。ただし注意をしなければいけないことは、ガツガツ購入をうながすのではなく、むしろマイナスイメージをもたれない(減点されない)こと。
成約の前段階まできているターゲットであれば、ニーズに大きな乖離はなく信頼関係もある程度は構築できているでしょう。しかし営業スタッフの態度が悪かったり、サポートの質が低かったり、ちょっとしたマイナス要素で簡単に信頼関係は崩れてしまいます。また、顧客が途中で契約を辞退したり、後悔したりしないためには顧客自身が考えて購入を決定することが重要。
そのため営業スタッフが押し売りをするのではなく、顧客自身が魅力を感じるようなアプローチを行いましょう。自社へのマイナス要素をひとつずつなくすことが、最後の意思決定に効果的です。
工務店の営業方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
工務店の営業では「ステップ営業」が効果的な方法となります。
ステップ営業とは、ホームページと営業を組み合わせ段階的に顧客へアプローチする手法のこと。
今回は、集客過程を経た顧客に向けたステップ営業を解説していきます。
まずは集めた顧客のユーザー情報をデータ化しましょう。
以下の情報をデータベース化し、見込み顧客としてリストを作っていきます。
可能であれば、住宅購入の予算や立地の情報も取得しましょう。
情報収集を効率的に行うには、次のような方法がおすすめです。
情報を取得した日時や情報収集の方法をまとめておくと、のちのちターゲットに沿ったアプローチが可能となります。
続いて、リスト化した見込み顧客へアプローチをしていきましょう。
ここでは顧客と接触する段階になります。従来までは訪問営業やテレアポが軸となりましたが、近年では直接的なアプローチを嫌がる顧客も多いため、メールマガジンなどのインターネットを活用した方法がおすすめです。
またメールマガジンでは配信条件を設定できるため、以下のような割り振りでアプローチもできます。
ほかにも性別や年収など、リスト化した情報から配信条件を設定することも効果的です。
顧客の特徴からいくつかのグループ分けを行い、適切な内容のメールマガジンを配信していきましょう。
またLINEなどのSNSは、ユーザーの属性から詳細なターゲティングができる機能があります。こちらもターゲットに合った配信を行いましょう。
LINEの公式アカウントの作り方はこちらの記事で解説しています。
前述のメールマガジンと平行しておこないたいのが、イベントや見学会へ来場をうながすことです。
住宅購入は「人生で最大の買い物」といっても過言ではないほど、多くの人にとって一大イベントといえるでしょう。そのため直接目で見て確認したいと考える顧客も多く、モデルハウスを実際に見てもらうことが効果的となります。
また実際に住宅を見てもらうことで、自社の技術力や住宅の機能性など、写真や文字では伝えきれない魅力を感じてもらえます。そのためイベントや見学会は積極的に開催し、参加を促す施策も合わせて行っていきましょう。
具体的な施策内容はこちら。
前述の見込み顧客へのアプローチを活かし、メールマガジンを引き続き活用する方法も効果的です。
前述ではイベントや見学会の促しについて触れましたが、なかでも購入意欲の高いホットリードには意欲が薄れないよう定期的に訪問していきましょう。
訪問方法は以下の2種類になります。
「アポ型」
「非アポ型」
「非アポ型」では日時の約束を行わずに訪問するため、迷惑にならないよう会話時間は数分程度で切り上げましょう。
あくまで購買意欲を高めるために「きっかけとなる情報を伝えに行く」ことが目的となります。
最後のステップでは、成約に向けたクロージングを行ないます。
購入意思のあるクロージングといっても、顧客は最後まで不安の状態です。
そのため些細なことで信頼関係が崩れることも多く、顧客への対応は細心の注意を払いましょう。
具体的には以下のポイントが重要です。
上記は会話内容における要素ですが、ほかにも仕草や身だしなみも大切なポイントになります。
顧客の尊重を意識し、安心感を与えられる対応を心がけましょう。
顧客はすべて同じ感情や要望をもつことはなく、人によって求める内容は異なります。ただしある程度は性格で分類できるため、営業スタッフは各タイプに合わせた接客を意識しましょう。
ここでは、タイプ別の接客方法について解説していきます。
主導型は自分の効率性を重視する傾向があるため、結論ファーストを意識しストーリー立てた会話が効果的となります。押さえておくべきポイントは以下のとおり。
自分の意見を強くもつ主導型は、基本的に顧客に合わせて営業するようにしましょう。
専門的知識の押し売りや強気な営業は逆効果となるため、重要な意思決定などは顧客に任せることをおすすめします。
分析型は予算や性能などを重視する傾向があるため、顧客の求める情報を正確に伝えることが効果的です。
押さえておくべきポイントはこちら。
分析型以外のタイプにも共通しますが、自社にとってマイナスとなる要素も明確に伝えましょう。
また大袈裟な表現を行うよりも、根拠のある具体的な内容を伝えることが分析型には響きます。
社交型は住宅の性能や企業イメージよりも、営業スタッフとの相性やコミュニケーションを重視する傾向があるため、明るく和やかな雰囲気で接することが効果的です。
押さえておくべきポイントはこちら。
良好な人間関係を求める社交型には、営業の話だけでなくプライベートの話が有効な場合も多いです。
また住宅の性能や技術力より、購入後の具体的なイメージがわく会話を心がけましょう。
協調型は契約の直前まで不安を感じやすい傾向があるため、会話や提案プランは営業スタッフが先導しつつ、顧客に寄り添って不安を解消することが効果的です。
押さえておくべきポイントはこちら。
過去の事例やお客さまの声など、第三者の意見は積極的に活用していきましょう。
また購入前の安心感だけではなく、アフターサポートなど購入後のフォローも協調型には意識すべき要素になります。
工務店経営では住宅の良し悪しだけでなく、顧客とのコミュニケーションや要望を組み込む力が重要になります。
多くの競合のなかから選ばれるためには、明確な他社との差別化が必須といえるでしょう。
ここでは、工務店に欠かせない経営ノウハウについて解説していきます。
住宅は実際に建築するまでは完成像がわからないため、提示するプランと顧客イメージを正確にすりあわせることが重要になります。
具体的な対策としては、プラン提示におけるデザインやスケッチをできるだけ立体的に細かく描きましょう。
工務店をはじめとした住宅業界では図面を用いることが多いですが、専門的知識のない顧客には理解ができません。
そのため顧客の要望なども加味し、リアルなスケッチパースを提示することが大切です。
質の高いスケッチパースは企業の丁寧さから信頼獲得にも効果的なため、最終的な成約にもつながりやすくなります。
住宅購入に至る過程では、顧客との接触から成約までが長期間となるため、信頼関係を構築するうえでも積極的なコミュニケーションが重要になります。
どんなに高性能な住宅だとしても、無愛想な営業スタッフやサポートの質が低い企業からは購入しようと考えません。
対して丁寧な対応や熱心なサポートを受けられれば、他社と比較された場合も自社を選択してもらいやすくなるでしょう。そのため専門用語をわかりやすく伝えるといった細かい気配りから意識し、顧客とは良好な関係を構築することが大切です。
経営において欠かせない要素の一つが、競合他社との差別化です。
世の中には中小の工務店から大手のハウスメーカーまで多種多様な企業が存在しますが、顧客目線で考えると明確な違いはわからない方がほとんどでしょう。
ただしこのようななかでも顧客から選んでもらえる工務店の特徴は、「自社独自の強みをもっているか」になります。
仮に何も特徴のない工務店であれば、顧客が他社と比較した場合は印象に残らず、選んでもらえることはありません。
対して少しでも印象的な要素があれば、選択肢として考えられやすいといえるでしょう。
そのため他社とは異なる明確な強みを作り、自社独自の価値提供を意識することが工務店経営では重要になります。
本記事では工務店に必要なノウハウについて、経営・集客・営業の3要素から具体的なポイントを解説してきました。
集客と営業は混同しやすい内容ですが、顧客との接触から成約までの過程ではそれぞれの段階で違ったアプローチが欠かせません。ただしホームページのように集客から営業をまとめて実施できる施策も存在するため、効率化を求める場合にはホームページ集客をおすすめします。
TRASPでは工務店に特化した集客やホームページ制作を行っております。
経営状況から丁寧にヒアリングを行い、お客さまに合わせた提案をしておりますので、まずは無料のオンライン相談までお気軽にお問い合わせください。